参加者の感想

名古屋シルバーバーチ読書会

参加者の感想

読書会に参加された方の感想を載せました。その日に学んだ内容についての感想や、日常生活の中で感じたことなどを霊的真理に照らし合わせながら語ってくださった言葉です。真理を学ぶ皆さんの参考にしてください。

2011.7.17

今回学んだのは、『スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ』2章神はときには荒れ狂う嵐のごとく……」です。動物愛護の運動をしている英国の下院議員がゲストに招かれ、シルバーバーチと対話しているという箇所です。霊的洞察力、直観力という話からはじまり、霊界との関わり、苦しみ・悲哀の体験の必要性などさまざまな内容を学び、一人ひとり感じたことを述べてもらいました。疑問に思っていたことや日常生活の中で意識していることなどを話してくださる方もいらっしゃいました。

7月の感想――神はときには荒れ狂う嵐のごとく……

2章のゲストは動物愛護の運動をしている人物でしたが、今回の東日本大震災でも置き去りにされたペットや家畜を助けようというボランティアの人たちがいました。こうした動物の悲劇や狂牛病、鳥インフルエンザなどで何十万という動物が殺された、これは何なんだろうと考えました。一般の人は殺される動物を見てかわいそうだと言いながらも肉を食べています。肉を食べるということは動物虐待と一緒です。しかし今回のこうした状況をテレビで見た人は、何らかの形で心に響くものがあったのではないかと思います。こうした災害や病気なども人間の成長のためであったり、将来的には動物を食べない世界にもっていくという過程としてあるような気がしました。日本人は霊的にレベルの高い民族だと思います。もともと日本人の食習慣には肉を食べるということはあまりなかった。だからここで日本がレベルを上げることによって世界が変わっていくような気がします。

日常生活の中で(霊的に)下がってしまっている時、どうやって高みにもどしていくかということを考えます。SBを読んでああそうだったと思ったり、霊界からの働きかけが受けやすいと感じられる音楽を自分で決めておいてそれを聴いたりするなど、こういう状況に自分を置けば自分がもどせるという方法をいくつか用意しておきます。霊的に下がっているなと思った時には、そうした状況に自分を置き、自分の内なる声、良心に問いかけるようにしています。

家庭の中にいると、人に会う機会がなく人のため利他的行為をなす機会がなかなか持てません。身近な人間に対しても限界がありますので、動物愛護の運動などには関心を持っているので、そうした社会的なことにも意識を向けてみたいと思います。肉を食べるということをどうにかしてやめられないかなと思い、家族にも話しているのですがなかなか伝わりませんが。それでも、なんとかこうしたことを伝えられないかなと思っています。

スピリチュアリズムを知ったからには、スピリチュアル霊能力をつけていく歩みをしなければならないと思います。読書会に参加するようになってそういうことが深くわかるようになりました。SBの本に出会えてなかったら、本能的な方向ばかりにいっていたろうと思います。霊的真理に出会えて霊という認識ができて、自分の探していた人生の指針・拠り所ができて良かったと思っています。

サイキック能力をむやみに高めようと思わないよう自重しています。スピリチュアリズムをもっと勉強することで霊的進化を生きているうちにしなければならないと思うからです。サイキック霊能力にむやみに関心を持ち発達させると、低い霊に付きまとわれてしまいそうだからです。

今日一番印象的だったのは「直観力」ということです。今までおぼろげながらこういうものかなと思っていたのですが、霊的世界の真相が証拠なしにわかるということだということが分かりました。そしてそういうことが分かるようなスピリチュアル霊能力を身につけていきたいと思いました。自分がスピリチュアリズムにたどりつけたのは、自分の苦しみがあったためにいろいろな経験をしてきて、シルバーバーチに導かれたのだと思います。

苦労には「なくもがなの苦労」と「自ら進んで受ける成長のための苦労」があるということがわかってよかったです。日常生活の中で、こんな苦労がはたして霊的成長に関わっている苦労なのだろうか修行なんだろうかと思うことがありましたが、必ずしもそうとばかりは言えないということが分かりすっきりしました。本当に霊的修行となることを捜し求め、実践していかなくてはならないなと思いました。

この人たちなら分かってくれると思って真理を伝えたのに、嘲笑われて反対のことを言われてしまったということがありました。しかし、こうして反対されても真理を根気よく伝えていくことが必要なんだと思います。シルバーバーチの霊訓を読んで感じるのは、神様は道具として私たちを使おうと思って困難や試練を体験させられるけれども、その時の神の本当の深い思いは、人に対しての思いやりと慈悲の心を養うためにこうした体験をさせられるのだということだと思います。

いろいろと心に染みましたが、シルバーバーチが何度も言っている因果律というものからなにもかも来ているなと感じました。

*読書会の最後には、皆さんに一言ずつお祈りをしてもらっています。ご自分の素直な思いを神に語りかけてくださいました。

「霊界の道具として使われる人間になりたい」「今日学んだことをこれからの生活に生かしていけるようになりたい」「人のためにできるようになりたい」「まだまだ未熟なのでさらに学んでいきたい」「迷うところもあったが、やはりこうして参加してよかったと思う」「知識を深めて霊格をあげて生きたいと思う」「今日こられてよかった」

こうした内容を自分の言葉でお祈りしてくださいました。一人ひとりの誠実な思いが感じられ、神も霊界も喜んでくれていると思います。


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