学習のポイントと感想

名古屋シルバーバーチ読書会

学習のポイントと感想

「シルバーバーチの霊訓」は、これまで地上に伝えられた霊界通信の中で、最も優れたものです。「シルバーバーチの霊訓」によってもたらされた霊的真理は、質・量ともに他の霊界通信を圧倒しています。私たちの読書会では、「シルバーバーチの霊訓」をただ読むだけでなく、ポイントを絞ってシルバーバーチの示してくれた霊的真理の理解を深めていきたいと思っています。私たちが日常生活の中で、特に意識し努力しなければならないことを中心に、大霊や高級霊の思い、スピリチュアリズムの大原則などを、毎回何ヶ所か取り上げています。ここではその内容を簡単に紹介します。

2016.2.21

宗教の観点からみたスピリチュアリズムの全体像

昨年は、「救済の観点からみたスピリチュアリズムの全体像」を学習しました。今回からは「宗教の観点からみたスピリチュアリズムの全体像」を学習します。
スピリチュアリズムの全体像を学ぶことは、シルバーバーチをはじめとする高級霊が地上に霊的真理をもたらして私たち人類を救おうとしてくれているスピリチュアリズム運動の大枠を知るということです。スピリチュアリズムは地球規模の運動(実際は霊界も含めたもっと大規模な運動といった方がいいかもしれません)であるのに、『シルバーバーチの霊訓』の自分の好みのところだけを読んで良しとしていては、スピリチュアリズムを本当に理解しているとは言えません。何のために、どのようにして起こされてきたのか、そして私たちは具体的にどうしていったらいいのか、そうしたことを知らなければなりません。そのためには、まずスピリチュアリズム運動の大枠、全体像をつかむことが大切です。

●救済の観点からのスピリチュアリズムの全体像

スピリチュアリズムとは、霊界主導の地球人類救済計画(定義)

霊的真理による人類の救済

●宗教の観点からのスピリチュアリズムの全体像

スピリチュアリズムとは、霊界主導の人類史上最大の宗教革命(定義)

霊的真理による地球上最大の宗教革命



●スピリチュアリズムの宗教革命とは――

霊的真理の普及によって、地球上のすべての宗教を、霊界の宗教に置き換えようとする宗教の大変革のこと

●地球上のすべての宗教を霊界の宗教に換えていく

地球上の宗教は、霊的に見るとすべて失格です。地球上には無数の宗教がありますが、お互いに対立し、時には戦争まで引き起こしています。自分たちの宗教組織の版図を広げるために、多くの信者を洗脳し、布教活動の道具としています。宗教による洗脳は、人々の魂を霊的牢獄に閉じ込め、霊的成長できない状態に追い込んでいます。こうした宗教は、人間にとって有害であり、人々を不幸に追い込む元凶となっているのです。
スピリチュアリズム運動は、このような人間を不幸にする地上の宗教をすべてなくして、霊界の宗教に置き換えていく宗教の大変革です。では、霊界の宗教とはどんなものでしょうか。
霊界の宗教はたった一つです。霊界の人すべてが信仰する共通の宗教があるのみです。そして、宗教といっても、地上の宗教のような宗教形式は何一つありません。信仰対象は「大霊(神)」と「神の摂理」です。摂理に一致した生き方、日常生活がそのまま宗教になっています。地上の宗教組織とすべての点で正反対、それが霊界の宗教です。
スピリチュアリズムは、霊界主導の人類史上最大の宗教革命です。スピリチュアリズムの霊的真理の普及に伴い、これまでの地上の間違った宗教は徐々に地上世界から消滅していきます。それに伴い、スピリチュアリズムという"霊界の唯一の宗教"が地上世界に確立されていくことになります。しかし、それには何百年~千年の長い期間がかかります。そして、革命達成までには、悲劇・不幸・苦しみがまだまだ続きます。その期間を短縮できるかどうかは、私たちスピリチュアリストにかかっているのです。

参加者の感想

「宗教の観点からのスピリチュアリズムの全体像」を学びました。よく整理してくださっているので、自分の頭の中でよく整理でき、非常によく理解できて嬉しく思っています。自分の中でよく整理され、理解されていることは、人に手渡すために大切なことであり、必要なことと思うからです。ありがとうございました。「霊界の宗教」こそ、多くの人が求めているのではないでしょうか。本当にすごいことです。(60代女性)

霊的真理の普及に伴い、地上の間違った教え(宗教に限らず)は、徐々に地上世界から消滅していくことがよく理解できました。真実は、いつかは証明されるものですね‼(60代男性)

宗教の観点からみたスピリチュアリズムの全体像、とてもよく理解することができました。自力による霊的成長の大切さ、霊的成長のために霊的真理の実践に努力します。(50代男性)

久しぶりに読書会にきました。霊界に導かれたかのように自然に足が向きました。今日のテーマであるスピリチュアリズムの宗教革命を学んで、今、改めて自分が神の子であり、霊界の人々に守られ導かれ、霊的成長を温かく促されているんだなと感じました。その中でも、霊界の宗教が自力救済的生き方という摂理にそった日常生活での実践そのものであることが、強く心に響きました。日常生活ではなかなか苦しみの甘受ができないでいますが、霊的成長のための大事な実践として今一度、霊界からの愛を感じて乗り越えていこうと思います。(50代男性)

間違った宗教が蔓延して、エゴや争いが起こることが分かりました。他者を変えることはできないので、自分が日々意識向上、霊的成長の努力を目指した生活をするようにしたいです。自己救済とはこういうことなのかなと思いました。(50代男性)

宗教組織や宗教形式は不要だなということは、いろいろな宗教団体を見てきて、そうは思っていました。なにもかも霊的な成長につながるものには思えませんでした。今の若い人たちも、そう思う人が多くなっているようです。だんだん人々の考え方が変わってきているのではないかと強く感じます。(50代女性)

地球上最大の宗教革命という認識は新たな気づきとなりました。古からの宗教は、政治・権力者等とのつながりを持ち、組織化され、大霊が望む活動でなくなっていました。しかし、現存の宗教が淘汰されるには、多くの課題を解決する必要があります。スピリチュアリズムを実践する者として、しっかり見据え、対応していきます。(50代男性)

今日は宗教について学ぶことができました。真の宗教とは、シンプルでありながら難しく厳しいものであるように思いますが、何に照らし合わせてみても理解できることばかりなので、少しでも早く地上天国となるように、微力でも自ら実践して行きたいと思います。(30代女性)


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