学習のポイントと感想

名古屋シルバーバーチ読書会

学習のポイントと感想

救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像(まとめ)

先月は読書会を開催できなかったため、参加者の中には今年初めての読書会という人も何人かいました。久しぶりにみんな集まって読書会を開けたことに皆さん、喜んでいました。本当に読書会が特別な場だと感じていたようです。お休みになっていた間に自分が低く落ち込んでしまい、「自分なんかが役に立てるのだろうか」という思いをもった方も何人かみえました。しかし、読書会が終わるころには、霊界の願いにこたえたい、自分も少しずつでも貢献できるようになりたいという気持ちになり、晴れ晴れと帰っていくことができたようです。

●ハイレベル・スピリチュアリズムの確立を

地上人の「霊的無知」が原因となり、多くの悲劇が地上に蔓延してしまいました。何世紀にわたっても地上人自身では解決できなかった悲劇をなくすために、霊界の高級霊がスピリチュアリズム運動をおこしてくれました。「霊的真理」を地上にもたらし、地上人に真の救いをもたらそうとしました。

霊的真理を手にした地上人は、それまでの物質中心の考え方から霊中心の考え方へと変わっていきます。そして手にした真理を実践し、一人一人が霊的成長し、真の救いを手にしていくことになります。こうした人間が一人また一人と増え、地球上に拡大していくことによってスピリチュアリズムの目的である霊的同胞世界ができるようになります。

霊界は長い時間をかけて段階を追って地上に霊的真理をもたらしてくれました。あとは最高の霊的真理を手にした人間が真理を実践して、自らを救っていくことになります。しかし、地上で霊的真理を手にしたとしても、それを正しく受け止めていなければ意味がありません。

霊界からもたらされた最高の霊的真理に出会った私たちはまず、霊的真理の内容を正しく理解しなければなりません。そしてその真理を実践して初めて霊的成長することができるようになります。しかし、『シルバーバーチの霊訓』を手にして感動するものの、そこから先に進まず、スピリチュアリズムを思想・哲学に留めてしまっている知識・思想レベルのスピリチュアリストが大勢います。また、海外のスピリチュアリストチャーチやスピリチュアリズムの団体を見ると、未だ霊媒にメッセージを語ってもらう交霊会が中心の現象レベルのスピリチュアリズムに止まっています。これでは霊界が多くの苦労と犠牲を払って霊的真理を地上に降ろした意味がなくなってしまいます。

霊的真理を手にした地上人は、真理を正しく理解し、正しく実践することが必要です。そして、うまくいかない時、迷った時には「摂理に沿った歩みをしている限り、決して悪いようにはならない」「神がよきように導いてくださる」という神と摂理に対する絶対信頼を持って乗り越えていくことが大事なのです。

こうした実践、神と摂理に対する信仰を中心としたハイレベル・スピリチュアリズムに至って初めて真の救いが得られるのです。地球上のすみずみにまで、ハイレベル・スピリチュアリズムが広まり、浸透していくことによって霊的同胞世界ができ上がるのです。

※参考:スピリチュアリズムとは>スピリチュアリズムの思想[Ⅲ]> 1.霊的人生とは ↗

参加者の感想

地球人類救済計画というとてつもなく大きな計画の全体像を学ぶたびに、霊界の道具として私にいったい何ができるのだろうかと途方に暮れるような思いを抱いていました。でも5月の課題のニューズレター30号にも会ったように、他人に働きかける前に自分を霊的新生させることの大切さを強く感じています。「伝道、伝道」と肩に力が入ってしまい、霊的真理が頭の中になかなか入ってこないことにイライラして、些細なことで他人に怒りの気持ちを持ってしまう自分になっていたことに気づいて、何のための信仰だろう、何のためのスピリチュアリズムだろうと、自分のことが情けなくなりました。伝道というのは、実践・信仰の後にあるものなのだと感じました。もう一度初心にかえって、実践をきちんと重ねていきたいと思います。(40代女性)

普段の私は知識・思想レベルのスピリチュアリズムにとどまっていることが分かりました。まだまだ霊主肉従になっていないし、実践まで至っておりません。恥ずかしくなりました。この私がハイレベル・スピリチュアリズムになるのは容易ではないことは十分承知しておりますが、焦らず少しずつ霊的向上へ心を持って行き、霊的成長します。久しぶりの読書会で感動しましたし、心がさわやかになりました。ありがとうございました。(50代男性)

久しぶりの読書会で、家で本を読むのとは違い、思いを新たにできる時間でした。実践・信仰レベルのスピリチュアリズムでしか霊的成長がないので、知識を吸収するのは大事なことですが、それ以上に実践が大切なのだと切に実感しました。今の世の中は、本当に自己中心の人ばかりですが、それでも人のためにと思っている人も増えていると思います。私も半歩でもいいので、人のためになることを実践し、成長したいと思います。そしていつの日か伝道できる日が来ることを待ちたいと思っています。(50代女性)

今回もたくさんのことを教えていただき、スピリチュアリズムへの理解が深まり、実践への勇気と希望が与えられたような気持ちでいっぱいです。地上を覆う6つの悲劇、これはとても悲しいことながらどうにもならないことだと思い込んでいた時期がありました。神様なんていないし、いてもきっと何もしてくれない神様と、悲観的・絶望的に考えていたことがあります。しかし、これらは私の間違いであることが分かりました。霊界主導で地球人類を救う計画が立てられて設計図を基にして、イエスを中心とした霊界が主導で全力で働きかけてくださっていることが分かりました。これらのことを私の理解できるように教えてくださったことに本当に感謝しています。すごく勇気をいただきました。自分にできることを精いっぱい行っている限り、霊界の人々の導きにより、地球人類を救うために少しでも役立てることはとてもうれしいことです。少しずつでもスピリチュアリズムをハイレベルな形で実践していく人が増えて、やがて人々が成長をし、動物も地球も全て救われていくと思うと、小さなことでも自分が実践することに意味があるのだと感じられます。先ずは、自分が霊的真理を伝えていけるようになりたいと思います。霊主肉従を語ることができるような深い知識の理解を目指したいと思います。(50代女性)

今日は、スピリチュアリズムの全体像について学ばせていただきました。現在、地球上では、霊的無知からくるさまざまな悲劇が起きており、弱い者や生き物が虐げられ、間違った教えにより心を歪められ、心が堕落していく中で、地球人類やそこに生きる動物たちを救いたいと願う思いで、悲劇の根源である霊的無知をなくそうと、高級霊たちが計画をたて、実行し、徐々に進行していることを、わかりやすく教えていただき、本当に勉強になりました。その中で、霊的知識・真理を得た一人として、責任と共に、真のスピリチュアリストになれるように、日々の自己中心で肉主霊従になろうとする心から少しでも霊主肉従で利他の心が勝るように頑張っていきたいと思います。本当に常に霊と肉体とのせめぎあいがあり、楽な方へ楽な方へ傾いてしまう弱い心を少しでもなくしていけるようになりたいです。(40代男性)

救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像を学びました。繰り返し学ぶ中で、少しずつではありますが、理解も深まっていると感じております。自分の中で整理され、確認されていくことは、嬉しいことでもありますが、ふと自分の歩みを見つめてみると、さまざまな思いに揺らぎがちになる時もありますが、地道に足場を固めるべく実践に励み、信仰を積み重ね、役割を果たしていきたいと思いました。(60代女性)

今回は地上人の救済から見たプロセスについて学びました。私は真理の理解に奮闘していますが、忘れっぽくてなかなかお祈りの言葉が覚えられません。いつの日かハイレベルなスピリチュアリストになりたいのですが(厳しく難しいのですが)、未だ知識レベルのため、もっと深く知識を理解し、実践し、守護霊様を信頼して歩んでいこうと思いました。(40代女性)

ハイレベル・スピリチュアリズムは私も難しいと感じていました。ですが、今回のお話しを聞いて、希望を持てました。少しずつですが努力していこうと思います。高級霊のようになるために必要なことを勉強しました。(20代女性)

霊的成長のために人の役に立つこと、ボランティア等は一般の人でもできますが、霊的真理の伝道は真理を知ったスピリチュアリストにしかできない利他愛の実践です。今回の地上生活を終えるまでに、霊界から貴重な存在と思われるように役割を果たしたいと思います。(50代女性)

本日は読書会に参加できて本当によかったと心底思います。やはり月1度の読書会は必要だとつくづく思いました。ここしばらく霧の中に居るような感じで、道を外れた日常生活を送っていたと思います。今日、それに気づいたのが大きな収穫です。今まで、祈りというものに熱心でなく、あまり実践していませんでしたが、祈りの時間を日常生活に取り入れていきます。霊主肉従の生活を心がけ、霊的覚醒、魂の新生に発展させ、真理の伝道を実践できるレベルに向上したいと思いました。(60代男性)

救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像のまとめを学習しました。今日のお話しは、5月に出していただいた課題と重なり、自分の生活を考えながら聞きました。高級霊の方々が苦労しながらこの地上に真理をおろしてくださったこと、そしてそれを知ることができたことに感謝し、地上の苦しみ、悲劇の中にいる人々のことを常に思い、毎日の実践を努力して、自分自身が霊的成長することにより、高級霊の方々の道具として働けるように……と思いました。(50代女性)

本日は参加させていただき、ありがとうございました。惜しみなく私たちに愛を与えてくださっている大霊の愛、そして物質に価値を置かず程度をあげていくことが大事、そういうことを人に伝えるのはとても大変だと痛感しています。自分の意見ではなく、できる限り可能な限り大霊の愛を忠実に伝えなければと思っていても、まだまだ未熟です。とはいえ、「シルバーバーチの霊訓を読んでみて」と伝えても読まない方も多くいます。ですが、可能な限り大霊の思いを伝えていくうちに耳を傾けてくださる方も出てきました。それは全てを信じるわけではないのですが、その方の理解への心の素直さ、そして私自身の未熟さゆえ(それがこの世界であるがゆえ)神の道具としての精度をあげるよう精進し、伝え方を学んでいかなければと思っております。小さい大きいにかかわらず、大霊の愛は皆の傍らにある、誰一人置き去りにされている者(物)はない、それも伝えていきたいです。(40代女性)


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