学習のポイントと感想

名古屋シルバーバーチ読書会

学習のポイントと感想

スピリチュアリズム・インフォメーションNo.40
「イエスの幽界降臨」と、クリスチャンの地縛霊の救済

今月は、先月の学習をもう一度振り返りました。イエスの幽界降臨によって、幽界でどれほど大きな変化が起こっているかを確認しました。復習とはいえ、やはり大きな刺激のある内容で、イエスの幽界への降臨がどれだけ大変なことであるのか、それを真っ先に知ることになった自分たちがどれだけ特別な立場にいるのか、を皆さん実感したことと思います。

今回は、インフォメーションNo.40の中から、ピウス10世の証言を読んでいきました。

●霊界下層での宗教の大革命

インフォメーションNo.39とNo.40では、多くの聖職者が証言してくれています。今回は、先回確認したベネディクト15世とカンタベリー大主教だったマイケル・ラムジーの証言のほかに、20世紀初めのベネディクト15世の前の教皇、ピウス1 0世の証言も見ていきました。

ピウス10世は、他の教皇たちが次々に改宗していくのを見て、自分の間違いを確信しました。

他の教皇たちが改宗するのを見て、(私も)続くことにした。情けないかぎりだ。おかしい、間違っているかもしれないと思いつつも、ここまで来てしまった自分が情けない。

このように言っています。「キリスト教の教義を信じれば救われる」と多くの信者に対して説いてきた教皇たちが、自分の説いてきた教えが間違っていたと悟ることは大変なことです。うすうす間違いに気づいていても、これまで何百年と続いてきたキリスト教の教義を否定し捨てることはできませんでした。しかし、イエスの姿を目の当たりにして、何が真実であるか、自分がどうすべきかをはっきりと自覚したのです。そして次のように言っています。

これからは真理を学び、身を賭して信者だった者のために尽くす所存だ。

これまでの信仰を捨て、スピリチュアリズムに改宗し、霊的真理を学んでいこうとしているのはピウス10世だけではありません。他の教皇も皆同じようにキリスト教の教義の間違いに気づき、スピリチュアリズムへと改宗していきました。そうした教皇たちが集まり、これからどうしていくべきかを話し合っているとピウス10世は言います。

教皇たちと今、それを審議し、話し合っている。これほど希望に満ちた発展的な話し合い、審議会はない!

これほど発展的で、希望に満ちた話し合いはないと、喜びに満ちて語っています。幽界では、かつてのキリスト教の教皇たちが一致団結して、組織だった中でスピリチュアリズムによる宗教の大革命が進んでいるのです。

かつての地上の間違った宗教が崩壊していっているのは、カトリックだけではありません。プロテスタントや他宗教にもその動きは広がっていっています。イスラム教やヒンズー教の指導者たちも改宗しています。そして、やがて地上の宗教へもその影響は波及していくことになります。

●地縛霊の手本となる地上のスピリチュアリスト

ピウス10世は、さらにこのようなことを言っています。

我々はあなた方を手本とせねばならん! 教皇の立場など、あまりにも陳腐(ちんぷ)だった。馬鹿げていたのだ。皆は本当にすごい! イエスの本物の教えを実践しているとは! あり得なかったことだ。これから少しでも見倣っていく。手本としていく。まず自ら(実践)だ。これは教皇たちの一致した意見である。イエスもそれを望んでおられるはずだ。

私たちのように、イエスの本物の教えであるスピリチュアリズムを実践していることを、ピウス10世はすごいことだと言っています。手本にするとまで言っています。そして、教皇たちすべてが、「自らが真理を実践する」と言っているのです。それがイエスの願いだからです。そして、イエスのために働くには「まず、自ら教えを学び、実践して救われることが先決だ」と言われたと述べています。これは私たち地上のスピリチュアリストも同じです。

イエスの願いの実現のため、全人類の救済のために働くには、まず自分が救われていなければなりません。そのために必要なのは正しい霊的真理の理解と、真理を実践することです。私たちは真っ先にシルバーバーチの霊訓を手にして、それを実践してきました。これから多くの人たち(地縛霊も含め)が、同じような歩みをしていくことになります。かつての教皇たちが私たちを手本にするというのと同じように、これから地上のスピリチュアリストたちも私たちを手本にして、イエスの良き道具となっていくのです。



参加者の感想

幾億万の高級霊と一体となって霊的真理普及のために働けることに幸せを感じます。もっともっと霊的に自分を高めていかなければ、霊界の良き道具となれません。これほどの霊的真理を知ったことに感謝をし、また責任を感じています。イエスがすでに地上近くまで降臨されたことは大変な驚きです。身が引き締まる思いです。この時代に私が生まれたことにも感謝したいです。本日も貴重なお話をありがといございました。(50代男性)

本日もインフォメーションの内容について学びました。教皇だった人たちが改宗することで、その時代の地縛霊にとても大きな影響が及び、多くの人たちが救われていく様子が伝わってくるようです。地上人生すべてをキリスト教に捧げてきた教皇たちだからこそ、スピリチュアリズムを知った後の学びはとてつもなく早く、大きなものとなるのが想像できるようです。(50代女性)

今日はナザレのイエスの地縛霊の救済と降臨について学びました。イエスは1800年もの長い年月をかけて、救済と伝道のための準備をなさってきました。地縛霊と地上の人類の救いのために降臨されたのは、これまで苦しみ続けてきていたたまれなかったでしょうが、人々に救われて幸福になってほしいのと、伝道に邁進しようという決意までの魂の思いを持たれたのは素晴らしいと思いました。ナザレのイエスに「伝道をがんばって」と言われたような気がしました。気のせいかもしれませんが・・・・・・。(40代女性)

幽界にいる地縛霊が救われていると聞いて、私もびっくりしました。今、その努力が実りつつあることを、私もこの上なくうれしく思います。いつも指導霊が期待してくれていることに感謝しています。インフォメーションを読んで、もっと自分も努力していきたいとおもいました。(20代女性)

久しぶりに参加しました。参加できない間は『教え』を読んでいました。個人で『教え』「インフォメーション」等を熟読することも大切に考えますが、読書会で疑問を解き、また正確に理解することの大切さも再認識しました。自分の知識、理解度では限界があるので、今後も読書会にお世話になります。(50代男性)

今回もインフォメーションNo.40について再学習させていただきました。何度読んでも、教皇の人たちの懺悔の念や、スピリチュアリズムを学び、実践し、多くの人々を今度こそ救っていくんだという熱い思いには、涙が溢れそうになります。自分もスピリチュアリズムを幸運にも教えていただいた一人として、多くの霊界の人たちとともに、真の霊的同胞世界の実現に向けて頑張っていきたいと改めて思いました。そのためにも、霊界の良き道具となれるように、霊的知識の理解を深め、その土台に実践を積み重ね、大霊様とその摂理へのゆるぎない信仰と、目に見えなくとも霊界から守護霊様や背後霊の皆様、イエス様をはじめとする高級霊団の方たちが、愛し、見守っていてくれているんだという信じる心を強め、霊的成長の道を、恐れず、不安にならず、強い意志と信念をもって日々実践していきたいと思いました。(40代男性)

今日は一段と深い話をしてくださり、ありがとうございました。インフォメーションを自分で読んだ時には、十分理解できていませんでしたが、今日改めて深く内容を教えていただいて、キリスト教の聖職者の多くの方々が審議をして一致団結して立ち上がっていること、決意していることが理解できました。何と心強いことでしょう。スピリチュアリズムを学び、人類救済のためにすべてをかけてくれるとのことです。多くの幽界の地縛霊たちが救われて、幽界に明るい光がさしていることをとてもうれしく思いました。イエスや霊界の方々がそれだけ働きかけてくれることを実感して勇気をもらいました。私たちも地上にいながらそのことを知り、霊界の方々とともに人類救済のために働くことができるなんて、本当に信じられないほどありがたいことです。私たちは地上にいるので地上人ならではの働きができます。霊界の人からの期待も大きいともいます。期待に応えられるように頑張りたいと思います。(50代女性)

これから地上世界は霊的大変革期に入っていく――イエスという人類救済の指導者であり、人類最高の霊性の優れた方、神に一番近いお方の悲願が達成されていく――何と素晴らしく感動的なことでしょうか。私たちスピリチュアリストは、幽界の教皇たちにとっても手本であり、本当に恵まれた幸せな立場にいます。肉体を持った地上人として、スピリチュアリズムを学び実践して、救われていなければなりません。自らが身を修め救われる、人々の手本となるためには、本当に厳しい道のりではありますが、イエスや高級霊の方々とともに、そして幽界の教皇たちとともに、霊界と地上界が一致団結して、この日本をスピリチュアリズム大国へと押し上げ、世界中に霊的光をはなっていく、その軍団の一員として、最後の最後まで戦い抜きます。地上生活の最後の最後まで、この身を神とイエスと高級霊の方々に捧げ、スピリチュアリズム普及のためだけに生きていきます。(50代女性)

かつて地上でクリスチャンであった人たち、特に教皇(POPE)にまでのぼりつめた人たちがすべて改宗して、信仰してきたキリスト教を捨てて、ほんとうのイエスの教えであるスピリチュアリズムを学び実践していこうと決意する場面にはほんとうに圧倒され深い感銘を受けました。幽界に降臨した時の光り輝いていたというイエスの姿は、どれほどのものだったのか。想像してみても想像しきれません。この上は、イエスのために、そして、イエスが望まれるように、大霊のために大霊の子らのために、自己犠牲を厭わず利他愛の実践をしていくことを、あらためて誓い、日々迷うことなく道を外れることなく精進を重ねてゆくだけです。これからもずっと、永遠の霊性進化の道を、霊的成長の階梯を、一歩一歩進んでいきたいと思います。(60代男性)

今回の感想は文字に表すことが難しいです。イエスの人類救済への思いから始まり、人間として地上に生まれ、始まったスピリチュアリズ運動がついにここまで来たのだと感じました。2021年になって地上と霊界の条件が満たされたとありましたが、そこまで2千年以上のイエスの努力があるのだと思うと、言葉では表現できない思いになります。
イエスの努力があり、普及会の皆さんが地上人類の先頭になり努力したことで、ここまで霊的条件が整ったのだと思いますし、これまでのイエスの苦労が報われたのだと思うと嬉しい思いになりました。でも、事実として、人類の救いへの道はまだまだ道半ばなので、これからも霊界の方々と共に、私も頑張ろうと思いを新たにしています。また、教皇の皆様がキリスト教の束縛から解放され、地上人生を捧げても成しえなかった人類の救いへの道を見いだし、希望の光の中で一致団結している様子を伺い、自分のことのようにうれしく思いました。私も地に足をつけ、コツコツと頑張ろうと思います。(50代男性)

イエスがこれほど身近な存在になってきたということが、驚きであると同時に、あまりに身近過ぎて半信半疑と言っては申し訳ないですが、まだまだ消化不良状態です。これからの展開に期待するとともに、私自身の霊性の向上に磨きをかけていく覚悟です。(60代男性)

今日の講義で印象に残ったことは、人間の信じる力の強さと、真実を知ることの重要性です。霊界でのカトリックの教皇の霊と霊媒との対話からも、それが読み取れます。現在、地上社会では、価値の多様化が叫ばれ、様々な視点、考え方が存在しています。しかし、本当に真実なものとは、大霊の意思、利他愛と宇宙の摂理の峻厳さの自覚であると思いました。(60代女性)

本日はイエスの降臨について前回に引き続き学びました。前回は衝撃的でしたが、今回は落ち着いて学ぶことができてよかったです。今後スピリチュアリズムに対して真摯に向かい合い、しっかり学んで自身の霊的成長を実践していき、普及していこうという気持ちになりました。(40代男性)

インフォメーションNo.39・40をもう一度学び、教皇が改宗するところを読むと、苦しい中で決心していく様子に感動します。後悔の念の中で、その方が教えていた信者の人たちのことを思い、また苦しまれることを感じました。今日はスピリチュアリズムが、イエスが計画してそして実際に行ってくださった人類救済計画だと実感する内容でした。(50代女性)

イエスの幽界降臨によるキリスト教の教皇、その他多くの指導者たちが真実のイエスの教えに目覚めさせられ、幽界で地縛状態から解放され改心していく驚くべき事実を勉強させていただきました。今日の話を聞き、少したるんでいましたが、もっともっと霊的真理を学び、道具となって実践させていただこうとあらためて強く思いました。(80代男性)


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