シルバーバーチの霊訓抜粋集

名古屋シルバーバーチ読書会

シルバーバーチ霊訓抜粋集

シルバーバーチの霊訓の心に残る言葉をのせてみました

進歩は容易には得られません。もともと容易に得られるようになっていないのです。われわれはお互いに生命の道の巡礼者であり、手にした霊的知識という杖が、困難に際して支えになってくれます。その杖にすがることです。霊的知識という杖です。それを失っては進化の旅は続けられません。

『シルバーバーチの霊訓―霊的新時代の到来』 P130 ↗

―地上で愛し合いながら社会的因習などで一緒になれなかった者も、死後は一緒になれますか。
愛し合う者たちから愛を取り上げることはできません。

―すでに他界している肉親や親戚の者とも会えますか。
彼らとの間に愛があれば会えます。愛がなければ会えません。

『シルバーバーチの教え』(上)P195

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人間は霊的な存在であり、神の分霊であり、永遠に神と繋がっているー神とのつながりは絶対に切れることはありません。時には強められ時には弱められたりすることはあっても、決して断絶してしまうことはありません。人間は向上もすれば堕落もします。神のごとき人間にもなることもできれば、動物的人間になることもできます。自由意志を破壊的な事に使用することもできますし建設的な事に使用することもできます。しかし、何をしようと人間は永遠に神の分霊であり、神は永遠に人間に宿っております。

『シルバーバーチのスピリチュアルメッセージ』P41/6~14

「身体障害のために、肉体が霊的自我の欲求とは正反対の行動をとることがありますか。はい、あります。精神障害者の場合がそうです。しかし、この場合は魂の進化に影響を及ぼすことはありません。物質界での表現が阻害されるだけです。魂の進化と、地上的制約の中での魂の表現は別であることを考慮しないといけません

『シルバーバーチの教え』(下) 23章 さまざまな質問に答える P211/2~6

和平へ向けていろいろと努力が為されながら、ことごとく失敗しています。が、唯一試みられていないのは「霊的真理」の適用という方法です。
それが為されないかぎり戦争と流血が終わることはなく、ついには人類が誇りに持っている物質文明も破たんをきたすことになるでしょう。

『シルバーバーチの教え』(下) 18章 霊界側から見た戦争  P68

私は時おり、霊界の高級霊たちが目に涙を浮かべている姿を見かけることがあります。地上の人間が同胞を引き上げる大きなチャンスを捨て去っている姿を見て、いつかその愚かしさに気づいてほしいと願い、じっと眺めているのです。そうかと思うと、嬉しさに顔をほころばせているのを見かけることもあります。
名もない人間が善行を施し、それが暗い地上世界に新しい希望を灯してくれたからです。

『シルバーバーチの教え』(上)3章 霊界を挙げての大計画 P56より

私たちは常に霊的真理の宗教的意義を示そうと努めています。なぜなら地上人類がその霊的な重要性を認識すれば、戦争や流血による革命よりも、はるかに大きな革命が生じるからです。それは"魂の革命"とも呼ぶべきものです。地上のすべての人間が霊的存在としての本来の権利――霊の自由を享受する権利を手にすることになります。そのときには何世紀にもわたって人々の魂の足枷となってきたものが、すべて取り払われることでしょう。

シルバーバーチの教え』(上)3章 霊界を挙げての大計画 P40 より

キリスト教神学はまさしく物質界にとって「呪い」です。人類にとって大きな手枷・足枷となります。魂を牢に閉じこめてしまいます。それから逃れる道は、霊的啓示を学ぶことによって人工的教義と信条の愚かさに目覚めることです。有限の人間的精神が無限なる大霊の啓示をしのぐことは絶対にありません。

『シルバーバーチは語る』10章人工的教義と霊的真理 ↗

上界ではリーダーが重んじられてきました。それは決して悪いことではないのですが、問題はその偉大さが過大評価されて、そのリーダーが全能視されるようになってから面倒が生じはじめました。そのリーダーの教説が絶対視されるようになり、それが科学者を、思想家を、そして精神だけは自由でありたい、理性が反発するものは受け入れたくないと思っている真っ正直な人々に窮屈な思いをさせることになりました。
そこで私たちは大霊の摂理の存在を強調するのです。その摂理の正しい理解こそが全知識を調和させるからです。科学者や哲学者、自由思想家、その他いかなる分野の人でも反発を覚えさせることはありません。永遠に不変で謬ることのない、大霊の働きを土台としているからです。

『シルバーバーチは語る』9章キリスト教のどこが間違っているのか ↗

「私たち霊団の者は皆さんにいかなる教義も儀式も作法も要求しません。ただひたすら大霊の愛の実在を説くだけです。それが、大霊の子等を通して発現すべく、その機会を求めているからです。そのためには、いかなる書物にもいかなるドグマにも縛られてはいけません。いかなるリーダーにもいかなる権威にも、またいかなる巻物にもいかなる教義にも縛られてはなりません。
いかなる聖遺物を崇めてもいけません。ただひたすら大霊の摂理に従うように心がけるベきです。摂理こそが宇宙で最も大切なものだからです。宇宙の最高の権威は大霊の摂理です。

『シルバーバーチは語る』9章キリスト教のどこが間違っているのか ↗


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