シルバーバーチの霊訓抜粋集

名古屋シルバーバーチ読書会

シルバーバーチ霊訓抜粋集

シルバーバーチの霊訓の心に残る言葉をのせてみました

望すべき要素はどこにも見当りません。もっとも、強まる一方の物量第一主義の風潮を見ていると絶望したくもなるでしょう。が、他方には霊的真理の光が物的利己主義のモヤを突き抜けていくにつれて、希望もまた強まりつつあります。知識が広がり続けるかぎり、勝利はきっと真理の上に輝きます。

『スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ』
8章 絶望してはなりません ↗

暗闇に閉ざされた人々に光を、何も知らずに生きている人々に霊的知識を授けてあげたいのです。人類の意識を高め、魂と精神と身体の足枷を解いてあげたいのです。あらゆる形での利己主義――文明を蝕(むしば)み、代わって混乱と破滅と戦争と破壊をもたらす地上の毒を取り除きたいのです。

『スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ』
1章 死ぬことは悲劇ではありませ ↗

こうした教えが地上に行きわたれば、人間界のすべての分裂が無くなります。国家間の障壁が無くなります。人種・階級・肌の色による差別、(英国教会系の)教会(チャーチ)、(非国教会系の)教会堂(チャペル)、(キリスト教以外の)聖堂(テンプル)、(イスラム教系の)寺院(モスク)、(ユダヤ教系の)礼拝堂(シナゴーグ)といった区別が無くなります。それぞれが大霊の真理の一部を宿しており、他の宗教が真髄としているものは自分の宗教が真髄としているものと少しも矛盾しないことが少しずつ解ってくるからです。

『スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ』 11章 霊的真理は不変です ↗

そこでわたしたちは霊的真理の宗教的意義を解き明かすことに努力します。地上世界にその霊的意義の理解が行きわたれば、戦争や流血による革命よりはるかに強大な革命が生まれます。

それは魂の革命となるでしょう。そして世界中の人間が霊的存在としての当然の権利、すなわち霊としての自由を満喫する権利を主張するようになることでしょう。それまで足枷となっていた無用の制約が取り払われることでしょう。

『スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ』 5章 あなたが大霊なのです ↗

「皆さんは今、霊界での審議会で用意された叡智がこの私を通して届けられるのをお聞きになっていらっしゃるのです。それを広めることによって叡智と理解力とが増すにつれて、人類は大霊の摂理にそって生きることができるようになります。大霊の摂理に忠実な生き方ができるようになるのです。」

A Voice in the Wilderness

残念ながら地上世界は、今なお物質万能主義の悪弊から脱け切れずにいます。すべてを金銭的感覚で捉えようとします。財産の多い人ほど偉い人と見なします。人間性ではなく財産と地位と肩書きと家柄によってランクづけします。実際にはまったく永続性のないものばかりです。虚飾にすぎません。実在ではないのです。
本当の価値の尺度は霊的成長度です。それは、その人の生活、日常の行為・言動によって、みずから成就していくもので、それがすべてであり、それしかないのです。お金で徳は買えません。お金で霊的成長は買えません。お金で霊格は高められません。そうしたものは各自が各自の努力で獲得しなければなりません。粗末な家で生まれたか、御殿のような家で生まれたかは、霊的成長には何の関係もありません。

『シルバーバーチの霊訓―地上人類への最高の福音』9章
霊の優位性の自覚にもとづく修養的生活――これが最高の生き方です ↗

大霊の子供たちが霊的なことからあまりにもかけ離れてしまったことにより、大霊の摂理を教えるためにラップなどの物理的心霊現象を用いなければならなかったことを残念に思います。

『シルバーバーチの教え』(上)より

嘆かわしいほど無知な人々――自分が霊的存在であることを知らず、したがって“死”の彼方にも生活があることを知らずにいる人々に、そうした基本的な知識を広めるために、われわれがしなければならないことが山ほどあります。
せっかくのこの地上生活を、霊的実在について聞く耳も、語る口も、見る目も持ち合わせないまま終えてしまう、数え切れないほど多くの人たちのことを思うと、何たる悲劇! と叫ばずにはおれません。これは大悲劇です。われわれの努力はそういう人たちに向けられねばならないのです。人生の本当の意義を全うするためには、真実の自分に目覚めないといけないからです。

『シルバーバーチの霊訓―地上人類への最高の福音>』
6章ー人類は苦しみつつも、一歩一歩、光明へ向けて進化しております ↗


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