学習のポイントと感想

名古屋シルバーバーチ読書会

学習のポイントと感想

今回は、再生観の最終回でした。この世における再生の問題として「前世ブームのウソ」を取り上げました。また後半では、図を用いて類魂の補足説明をしました。そのうえで、潮文社の『シルバーバーチの霊訓』10巻と4巻の再生に関するところの解説をしました。

2018.4.15

救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像

「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」は、スピリチュアリズムの本質を理解するためには、必ず知っておきたい内容です。なぜシルバーバーチが地上に通信を送ってきたのでしょうか、何のために霊界での生活を犠牲にしてまで地上に降りてきたのでしょうか。こうした内容をぜひ皆さんに知っていただきたいと思います。

●スピリチュアリズム運動とは……霊界主導の地球人類救済計画(定義)

・スピリチュアリズム運動の主役   ……霊界の人々(高級霊団・中心はイエス)

・スピリチュアリズム運動の目的   ……地球人類の救済

・スピリチュアリズム運動が起きた理由……
                  地球人類が悲劇の中で苦しみ、不幸でいるから

・スピリチュアリズム運動の計画   ……霊的真理による救済計画

地球上には、現在72億という人が生活しています。その一人ひとりが皆幸せであったならば、スピリチュアリズム運動は起きませんでした。地球人の誰もが皆、日々の食に困ることなく、毎日眠れる暖かな寝床があり、「生きている」ということを喜びの中で実感することができたなら、霊界の人たちはスピリチュアリズム運動をおこす必要はなかったのです。

現在の地上世界は、食べるものにも事欠き、寝るところさえなく、生きている実感さえ持てない人が大勢います。天国へ行くか地獄へ行くかの選択を迫る教義に縛られ、霊的に窒息状態の人たちが大勢います。本来人間は、そのような状態の中で生きていくはずではありませんでした。なぜこのような「悲劇」ともいうべきものが地球上にはびこってしまったのか――それは、人間の「霊的無知」のためでした。

私たち人間は霊的存在であり霊的成長するために生きている、人類は皆神を共通の親とする霊的兄弟姉妹である、そして人間の本来の生活の場は霊界である――こうした事実を知らないことが様々な悲劇を生み出す最大の原因だったのです。それを解決するために、霊界の人たちが起こしたのがスピリチュアル運動でした。霊的真理の普及による根本解決です。

参加者の感想

沢山の方々の参加を得ての今日の読書会は、感動も新たでした。普及会の方を通しての霊界の動きを垣間見た光景でもありました。(どんなにか喜ばしい状況だったのでしょうか。)始めからの学びという感覚もあり、新鮮な気持ちで臨めたような気がします。全体像をしっかり心に刻み、霊界の道具として勤しむことができるよう努めたいと願っています。(60代女性)

スピリチュアリズム計画の全体像を今回おさらいさせてもらい、また初心にかえり、新鮮な感覚で霊界の人類救済計画を受け止めることができました。今日、『シルバーバーチの教え』の文章を読むと、すっきり内容が分かり、心に響きました。また再読して新たな気づきを得て、自分なりにもっと理解を深めていきたいと思いました。救済計画の全体像マップは、この世で起きてくる種々のできごとに対して、自分の取るべき言動の非常に大切な指針になるものだと認識しました。(50代男性)

「何故スピリチュアリズム運動が起きたのだろう」という疑問を持っていました。不条理な世界の存在を解決していく運動であることは漠然と感じてはいましたが、今日の講義からその理由・運動の基礎が分かりました。こうした働きが霊界からなされているということ、又、思いを共有できる読書会の方々と出会えることは、生きていく希望であり、何より安心でもあります。が、私の知識・成長はまだまだでありますが……。現実の社会を観ると、講義で紹介されたように、私を含む多くの人は物質中心主義と利己主義の堅牢な縛りの中にあります。そしてその中で傷つき、疲れてしまいます。しかし、それを自ら省みる機会、シルバーバーチをより知る機会にしたいと思います。(60代女性)

スピリチュアリズム運動を霊界主導の地球人類救済計画として、具体的に地上におろしてくださったことに感謝いたします。霊的無知に陥った人類を相当の時間をかけて霊的知識と真理を理解できるように、自分自身も霊的覚醒できるように環境を与えてくださっているのを感じます。日常生活の中で、気がつくと物質に主管されていたりしますが、唯物主義と利己主義に敗けないように、日常で発生するいろいろな問題に霊的真理を活用することによって、人類のあってはならない悲劇を少しでも解決できる力になれたらすごいことだと思います。神を中心とする霊的大家族となれるように、これからも努力してまいりたいと思います。(50代女性)

数年前、スピリチュアリズム計画の全体像を学習した時は、まさに「私なんか……」と思っていました。しかし、さまざまな体験を積むことで、考え方が変わっていき、今は、「私は能力も体力も人より低い、それは事実。だけども霊界の方はそんなこと私以上に理解している。使いにくい道具だと思っているのは私だけかもしれない。こんな私でも上手に使ってくれる霊界の人は必ずいる。だから私はそんなこと心配せずに、とにかくよき道具となることにエネルギーを使っていこう」と思っています。(40代女性)

スピリチュアリズムの人類救済計画の全体像の図は、本当にわかりやすく、頭に入ってきます。いかに今の地球が利己主義に凝り固まっていて、悲劇が起こっているのかは、ニュースやテレビで毎日見たり聞いたりしますが、本当にこのままではいけない、「霊中心主義」の生き方に変換しなければ……傍観者にならないように自分のできることをコツコツしなければと強く思いました。それには、定期的な勉強会も、心を強くするために必要だと思いました。(60代女性)

スピリチュアリズム運動の基本を再認識することで、不明点も明確になりました。また、何度読んでも新たな気づきがあり、真理を学ぶことは容易なことではないと思いました。しかし、その分、真の幸せを得られると考えます。4月から基本に戻り、学び直します。きっと多くの気づきが待っているでしょう。ワクワクします。(50代男性

真理を人にお話しするにもなかなか受け入れていただけなく、また、今日シリアで起こっていることを考えると、どのように霊的真理が地球上へ行き渡るのか戸惑うばかりでした。が、今日の読書会のお話から、魂の革命、いずれ強大な霊力が物質界へと流入するという、シルバーバーチの言う「目的を成就する」を知り、私たちは霊界から注目されているということを聞いて、改めて先に真理を知った者として、伝えていかなければならないと思いました。(40代女性

スピリチュアリズム計画の全体像からスピリチュアリズム運動のことなど、今回はまた、『シルバーバーチの教え』を朗読し、シルバーバーチが霊界から降ろした霊的真理の素晴らしさを再確認させていただけました。また、大霊の摂理において、自分が摂理についての知識が至らないことを実感させられました。今回、初心に帰って、霊界の方の地球人類救済計画への想い・信念を、私も霊的成長とともに一緒に歩んでいきたいと、心新たにさせられました。本日も素晴らしいご教示ありがとうございました。(40代女性)

スピリチュアリズ計画の全体像の概要を勉強しました。霊的知識を知った者と無知との中で社会生活を生きていくことは、いろいろ大変なことが出てくることがあり、そのことで自分も成長していければ、霊界の道具として人生を送るとして生まれてきた意義があったと思います。見えない世界(霊界)からの霊力を感じとれる自分になりたいです。(50代男性)

書店でスピリチュアリズムの本を見ると、自分の幸せ、金運、その他(人生を)成功することを目的としたことが多く、このように地球人類救済計画であることは理解していないことが残念でなりません。せめて自分は、このことを知った者として、努力して(霊主肉従・利他愛の実践・苦しみの甘受)行きたいと思います。(60代男性)


TOP↑