学習のポイントと感想
参加者の講義発表
2月・3月の読書会では、参加者の皆さんが講義を発表しました。毎月の読書会は、霊的真理に関する講義を聞いたり、ビデオを見たりして真理の理解を深めるというインプットの学習が中心となります。霊的真理の学習は奥が深く、繰り返し学ぶことで新たな気づきが得られるものです。しかし、自分が真理を受け取るだけでは、スピリチュアリストとしては「片手落ち」になってしまいます。手にした真理は自分のものだけにしてよし、ということではないからです。霊界からもたらされた「シルバーバーチの霊訓」という素晴らしい教えを、自分のものだけにするのではなく、他の人にも伝えていくことが大切です。
●神についての真実を語る
今回、発表した参加者の中には、「神観」についての内容を発表した人が何人かおりました。シルバーバーチによってもたらされた神観は、これまで地上には存在しなかった“真実の神”の姿を明らかにしています。シルバーバーチによって明らかにされた神の姿は、5つの神の定義として表されます。一つ一つの定義が、これまでの宗教では決して示すことのできなかった画期的な神観です。
今回は、5つの神観の中から「創造主としての神」「大霊としての神」「愛なる神(愛の始原としての神)」のそれぞれについて、発表がありました。私たちが霊の親である神について語る時、改めて自分たちをこの地上に誕生させてくださった神への感謝の思いが溢れてきます。そうした思いが講義発表にも表れてきます。
神が一人一人の人間を個別の独立した存在として誕生させてくださったこと。ご自分の一部を分け与えて私たちを霊的存在としてくださったこと。私たちの内側にも外側にも、目にみえるところ、目に見えないところすべてに遍在してすべてを包み込んでおられること。私たち人間一人一人を愛の対象として親の愛でいつも愛してくださっていること。神から与えていただいた愛で人間同士が愛の関係を築いていくことで、人類は霊的な大家族となっていくことができること。
神の真実の姿を知れば知るほど、神への感謝の思いは膨らみ、親なる神への思慕の念が募っていきます。そうした思いを込めて講義をすることは、その人の神に対する思いがストレートに言葉に表れていきます。それが聞く者に感動を与えるのです。
これまで神のことを全く知らなかった、存在すら認めようとしてこなかった人であっても、皆、神の子どもです。さまざまな体験を積んで霊的真理を受け入れられる時期に至った人がそうした神についての真理を聞いた時、初めて神の存在を自分の内に確認するようになります。神についての真実を語るということは、そうした伝道の道なのです。私たちスピリチュアリストは、思いを込めて、力を込めて、神についての真実を語っていきたいと思います。
参考:
スピリチュアリズムとは>スピリチュアリズムの思想[Ⅱ]>1.神について>
(7)スピリチュアリズムが明らかにした神観のポイント ↗
YouTubeスピリチュアリズム普及会 公式チャンネル> スピリチュアリズムの思想体系Ⅱー神観 ↗
参加者の感想
講義発表は、回を重ねるごとに皆さんの心に普及にかける思いが高まっていること、そして伝えるスキルも上がっていることがとてもよくわかり、仕事等でお忙しい中時間を作る努力を重ねていらっしゃる様子が伝わってきて、私も頑張ろうと力をいただきました。私自身の課題として「思いをのせる」と言うことを伝えていただきました。実は私もそのことが気になっていました。大きな声で話そうとすると、どうしても機械的な声のトーンになってしまうなと感じていました。そしてこれは技術の問題ではなく、情熱とかの内面的な問題だと自分では思っています。もう一段高みへ行けるようにがんばります。(40代女性)
皆さん方の講義発表とても良かったです。感情がこもっており成長されていることがわかりました。私はまだまだですが、落ち着いてできるだけ感情を込めて話すようにしました。自分が緊張すると言うことは、相手の気持ちになっていない利己的だと思いました。今までずっと緊張していましたが、相手の方にわかりやすいように、特に初心者の方にわかりやすいように感情込めて話すことが大事だなと思いました。丸暗記をしてそれを話すだけじゃだめだ、感情込めてわかりやすく、ただ言葉を並べるだけではダメだと思います。簡単でもいいから、相手にわかりやすく話せるように、これからも家で練習していきたいと思います。3月の発表に向けて明日から勉強や練習をします。講義発表も進歩していくよう努力していきます。(50代男性)
今日は皆さんと講義発表をしました。一人一人が思いを込めて語っていたと思いました。私はどうしても原稿が手放せなくて、何も見なくて話せる人に「すごい」と思ってしまいました。一人ひとりに伝える若山さんの感想は、どれも自分に当てはまるようでとても勉強になりました。発表することで自分の思いを人に伝える大変さを痛感し、これからも練習あるのみだと思いました。日々の生活が発表に出ると言われ、生活態度ももう一度見直したいです。できるだけ祈りの時間を増やし、霊界と一体となれるよう、そしてイエスの道具として使っていただけるよう精進したいと思います。3月も講義発表があります。今日帰ってからまた次の所の練習をします。(50代女性)
今回、名古屋読書会でも発表の機会をいただきました。先週、大阪読書会に参加させていただき、スピリチュアリズムの最前線で戦っている皆さんの発表を聞かせていただきました。その時に感じたことは、霊界の皆様の思いを乗せて発表していることを感じました。それを聞いて、自分の発表は、なんと思いの乗らない自分勝手な発表であるかと痛感しました。これは日々の生活の中で、自分を捨てて、霊界の人たちと共に歩んでいないとできないことです。いついかなる時も、霊的、活力で心を満たし霊主肉従の状態を維持しないとできないことです。自分は頭ではわかっていましたが、実践が中途半端でした。自分を甘やかしていました。自分も普及会の皆さんや、大阪の皆さんのように真のスピリチュアリストになりたいです。それから、名古屋読書会での発表に向けて、少しでの霊界の人たちの思いを伝えられるように努めましたが、うまくいきませんでした。霊的成長はすぐにはできないゆっくりとしか歩めないと思いました。(40代男性)
本日は皆さんの講義発表が行われました。皆さんが今日に向けて資料を作り、たくさん練習を重ねてこられたことがよく伝わってくる講義でした。講義をする、練習をすることは、霊界の方々の応援をいただきながら、霊界の方々とともに発表していくことなんだと本当に実感しました。講義練習をしていて、相手に伝えるためにどう強弱をつけていくかとか、説明が分かりにくくなってないかとか、いろいろ工夫していくうちに少しずつ伝えたい講義の内容がまとまってきます。後はその内容を何度も繰り返すうちに少しずつ声も出るようになってきます。もちろん、緊張して声も引きつり、頭の中も真っ白になりますが、それでも霊界の方々はよくがんばったと次に向けてたくさんエネルギーを与えてくれている気がします。霊界の方々と共にこれからも頑張りたいと思います。
今日は読書会メンバーの皆さんによる講義発表でした。オンラインでの参加ですが、モニター越しでも皆さんとの霊的絆が強くなっているのを感じました。現在はイエスの影響力がこれまでにないくらい強くなっています。それは、神の霊力が人類の歴史上、最高度に降り注いでいることを示しています。読書会に参加される皆様を通して、私自身の心境の変化を通して、また、私の周りにおられる方々を通してもイエスの影響力を感じています。今回の発表でも、それぞれにイエスの思いを受けて前に進まれているのだと感じました。私もメンバーの皆様も霊的真理による人類救済の最前線に立つ者です。それぞれが果たせる霊的役割を与えられています。私たちは暗黒の地上世界から霊的無知を無くし、悲劇と悲しみを一掃するために霊界から放たれたイエスの使徒です。皆様がイエスの兵士であることを自覚され、それぞれに何倍も踏み込んだ霊的真理の学び・実践・普及へと歩みだされている姿が伝わりました。私も共にイエスに人生を捧げ、与えられた使命を果たすべく努力いたします。
新しい年が始まってのはじめての読書会でした。一人ひとりの講義発表のための時間を設けていただきましたことを心から感謝いたします。そしてまた、的確なアドバイスをいただき、いっそう基本的なことの講義の練習(実践)に励んでいきたいと思いました。霊力を届ける。霊界との絆をしっかりと持っていくことの大切さを感じました。この時を、よりしっかりと認識して、ふさわしい歩みをしていきたいと思います。本当にありがとうございました。(60代女性)
今月の読書会は私を含めて6名が発表しました。私は準備不足で、やはりそれなりの発表しかできませんでした。ある方は、神観の中から「愛の資源としての神、愛なる神」を発表されましたが、まさしく魂に響き渡るような説明で、神の究極の利他愛、完全無欠の愛を説明され、大変よく理解できました。声の大きさ、調子も大変優れていて感銘を受けました。まさに、魂のメッセージとでもいうべき発表だったと思いました。私も少しでもその領域に近づきたいものです。(70代男性)
今回は皆さんの発表を拝聴しました。各人、それぞれに、いろいろな思いの中で講義をしてくださいました。ありがとうございます。最後の方のは、講義の内容と同時に、スピリチュアリストとしての姿を見せていただきました。勇気づけられました。そして、私自身の至らなさを反省しました。ありがとうございました。(70代女性)
今日も皆さんの発表を聞かせて頂きました。真理を伝えたい、霊界の人たちが思いを伝えたいという思いを声に乗せて講義をされている姿に迫力を感じ、感動しました。霊界の方々が一緒に聞いてくださっていたと思います。今日は、救済の観点からの全体像のところの発表の方が多くいらっしゃり、このイエスが計画してくださった青写真をもう一度心に入れることができました。講義してくださった方一人ひとりの個性が、神様が人類の一人一人をイメージしたという神観の中の内容と重なりました。また、自分自身を振り返った時、霊中心主義と利他主義を自分のものとするという全体像の内容の重さ、難しさも感じました。やはり今日のイエスの言葉にあったように、毎日の生活そのものをスピリチュアリストとして正し、努力していくことが、大変でもへこたれずやっていくということが大切だと思いました。(4つの実践と祈り) (50代女性)
本日は土曜日に引き続き、講義発表させていただきました。講義発表では、土曜日にアドバイスいただいたことを心がけて行いました。一つ一つ言葉を丁寧に語れるように心がけました。そして霊界の人たちの思いを伝えていけるように、心こめて発表しました。すぐにはうまく発表できませんが、この頂いた機会を糧に、より一層の精進に励み、霊界の人たちの思いを届けられるようにがんばります。本当に自分はスピリチュアリズムに出会えて幸せです。この大霊様からいただいた愛を多くの人たちに届けられるように精進します。(40代男性)
今日は、スピリチュアリズムの全体像など霊的真理の講義発表でした。5名の方が発表されました。頭では理解したように思っていても、それを実際に語ってみようとすると、思うように話せないで苦労をするものですが、練習を繰り返すことによってそれを克服でき、真理の理解がさらに深まっていくように思いました。普及会のスピリチュアリズム・インフォメーションNo.47「地上再臨に向けた、イエスの二千年にわたる準備のプロセス」の中で、地上再臨を果たしたイエスは、「シルバーバーチの霊訓」と「スピリチュアリズムの思想体系」のセットにして、真のスピリチュアリスト・サークルを足場として、地上伝道を行っていくということです。講義練習は、イエスとともに霊的真理の普及という人類に対する最高の利他愛の実践を行っていくための、大事な練習であることを理解しました。人前で話すことに臆することなく、練習を積み重ねていこうと思います。(60代男性)
皆さんとても勉強され、努力され、頑張っている姿勢に感動しました。とても素晴らしかったです。私は大阪の発表を聞いて、少し弱気になっていました。家で少しずつ頑張っているのですが、うまくいかなくて、できない理由あれこれ考えている自分がいて、とても反省しました。また一度も発表の経験がないので、皆さんに追いつけるか不安ですが、イエス様と共に歩みたくて、霊界の道具として使っていただきたいので、頑張るしかないと思っています。皆さんの良い点を参考にし、日々努力して行きます。ありがとうございました。(50代女性)