学習のポイントと感想
全体像を語る練習
先月に引き続き、「全体像を語る練習」をしました。自らが真理を語るという経験を通して、「自分も霊的真理普及のために役に立つんだ」「他の人の救いに貢献できるんだ」という思いが強くなっていったことと思います。
初めは、伝えたい思いはたくさんあっても、いざ言葉に出してみると、思うように伝えられないもどかしさを感じます。そんなとき「自分はだめだな」とか「情けないな」と思いがちですが、そんなことはありません。自分以外の人に「真理を伝えたい」「救われてほしい」という思いをもって「真理を語ろう」と思ったこと自体が大きな利他愛の実践の第一歩です。あとは少しずつ練習を重ね、聞く人が分かりやすいように、感動をもって聞いてくれるように、レベルアップしていくだけです。
どれだけ話が上手であっても、そこに聞く人に対する愛情や、伝えたいという情熱がなければ、人は感動しません。たとえ話し方があまり上手でなくても、自分のために語ってくれるんだ、大切なことを話してくれるんだということが分かれば、人は感動するものです。
私たち人間にとって一番大切な「霊的真理」を伝える、「真の救いへ至る道」を伝える――今練習しているのは、そういうことなのです。イエスが2000年前に地上でなせなかったことを、21世紀の今、イエスに代わって語っていきましょう。そして、たとえ失敗を繰り返しても、足りなくても、精いっぱい努力して「手本」を示していきましょう。半世紀前にシルバーバーチがイギリスで伝えようとした真実を、日本中に伝えていきましょう。そして日本が「スピリチュアリズム大国」になるよう霊的真理を定着させていきましょう。
目指すゴールは何百年も先にあります。しかし、今の一歩が一番大事な一歩です。霊界がこぞって応援していてくれることを信じて、小さくても大切な一歩をさらに進めていきましょう。皆さんが一言語れば、霊界の何万何十万という霊たちが感動し、喜んでくれるはずです。これからも積極的に「真理を語る」練習を重ねていきましょう。
参加者の感想
「語る」練習の時間を読書会に組み込んでくださり、ありがとうございました。二人組での練習も、気づかされたり、教えられたりで、貴重な時間でした。また発表も新鮮でした。いつも受ける(インプット)一方ですが、語る(アウトプット)ことも、欠くことのできない実践であることを今さらながらに深く気づかされています。霊的真理の学びに、実践に、向き合うことのできる時間に感謝いたします。ありがとうございました。(60代女性)
語る練習をすると、いろいろと資料を調べたり、シルバーバーチの霊訓を読んだりして、また新しい発見があり、新生する思いです。今日の2人の語る内容で、また新たな発見があり、理解が深まり、大変良かったです。これからも1つ1つの章、~観について語る練習をすることで、1つ1つが自分のもの(内容)になってゆくと感じました。(60代男性)
今日お話しされた方々は、霊的な話をすることで、その時は霊優位の状態になっておられて、霊的エネルギーに満ち溢れていて、愛情があって、内容がよく伝わってきました。いろんな苦しみがありますが、苦しい時こそ霊的真理を(学ぶのもよいですが)語る練習をしてみるというのも「有りかな」と思いました。(40代女性)
お二人の方の発表をお聞きし、お二人が霊的真理、スピリチュアリズムの目的について深く勉強されていることに感激し、刺激を受けました。やはり基本的なところをしっかり押さえていないと、いろいろふらつく原因になるのかなと思いました(日常生活のあり方についても)。月に1度の読書会に参加することが、原点に立ち返ることや新たな刺激を受けることに繋がり、感謝しております。(60代男性)
語りの練習をしていると、どこかで伝道に繋がる実践に繋がると感じます。1週間前に、この読書会の参加者の方と2人で、全体像を語る練習をしました。この学習の後、2人ともに楽しく充実した時間であったとの意見でした。真理を知ったらそれを正しく普及する、それが責任であり、役目です。この学習の後、今までになくウキウキとした幸せな気分になりました。その責任を果たすために、また語りの練習をしていきたいです。(50代女性)
語る練習の2回目でした。真理の理解や実践のところ、語ってくださった方ご自身の想いや日々の苦労を経ての気持ちがこもっている語りに、知識としてだけでなく心にしみ込んでいくように聞かせていただきました。自分自身が語るということは、やはりそれ(真理)を学習し、理解するということだけでなく、その真理を毎日苦労しながら(肉の想いと闘いながら)実践していかなければ、本当に語ることにはならないのだなあと思いました。毎日の実践をまずしっかりやらなくては……と思い、反省しています。(50代女性)
本日も同じ真理に心(霊)を動かされる同志と共にこの読書会に参加させていただけましたことに感謝いたします。語る練習会を通して、皆さんも「人の為に、誰かの為に真理を伝え、一人でも多くのもの(動物等の生物も含む)を救いたい!」という思いなのだと実感し、感動しております。そしてとてもとても強い励みになる感覚をいただきました。明日からも皆さんの存在を励みに加え、頑張らせていただきます。私も皆さんのように説明ができるよう、理解と実践を積んでいきたいと思います。(40代女性)
本日は先日に引き続き真理を語る練習をしました。参加者の皆さんは先月よりも熱心に語っていらっしゃいました。こうした機会は大変貴重だと思います。また、今回のように語る機会を作っていただけると嬉しいです。「Fukushima50」という映画を見て、‟霊界の道具”として生きるということはどういうことかを考えさせられました。今まで‟霊界の道具”になりたいと簡単に口にしていましたが、道具として生きるためには、相当の覚悟が必要だし、今の私にはその覚悟が足りていないことが分かりました。真理を伝えることに迷うようでは、道具としては使ってもらえません。「どんなことが起こったとしても、真理を伝えていくんだ」と覚悟を決めていきたいと思います。(40代女性)
今月も先月同様、人に伝え話す練習をしました。今回は先回の失敗を繰り返さないよう家でノートに書いてきましたが、話をしているうちにまたゴチャゴチャになってしまいました。改めて成長がないなあと自分自身にがっかりしました。発表してくれた3人の方のように真理を自分の言葉に変換できるよう努力していきたいと思います。なかなか成長できないので、もどかしい思いがあります。(50代女性)
今回、「霊的真理から救いに至る自力救済のプロセス(Ⅱ)」の発表をさせていただきました。発表時、相手の人に分かりやすく説明できているだろうか、言葉が早口になっていないだろうか、などドキドキしていました。しかし、この経験ができたおかげで、自分の課題が分かるようになり、次の機会にはもっといい発表ができるように頑張りたいと思います。また、他の発表者の方々の話を聞き、自分ももっと相手に伝えるための努力、練習が必要だと実感しました。良い経験ができました。ありがとうございます。(40代男性)
今日はスピリチュアリズムを人に伝える実践をしていくために、語る練習をしました。今回は発表された方々がどれほど準備され、語る練習をしたのかということが伝わってきて、とても感動しました。学んだことを人にいかに伝えていくか、どうすれば人に分かりやすく伝えられるか、どうすれば人に理解してもらえるように伝えていけるのか、ということを念頭において準備・工夫をすることの大切さがよく分かりました。自分がスピリチュアリズムのことを勉強する時に、どう人に伝えていけるかを意識しながら学んでいきたいと思いましたし、この大切な学びを自分一人のものにしないで他者と分かち合いたいという思いを、より深くできたように感じました。(50代女性)