参加者の感想
読書会に参加された方の感想を載せました。その日に学んだ内容についての感想や、日常生活の中で感じたことなどを霊的真理に照らし合わせながら語ってくださった言葉です。真理を学ぶ皆さんの参考にしてください。
2014.2.16
今月は「スピリチュアリズム」について学びました。霊的無知が地上のすべての悲劇の原因であるということから、自分たちの置かれている立場や状況を考え、何ができるか思い巡らせた方が多かったようです。
2月の感想――3章地球浄化の大事業
P53の「今度こそは唯物主義と利己主義の勢力がはびこらないという確信が持てるよう努力しています」というところを読んで、今度もダメだったのではないか、まだまだ早かったのではないかという思いが頭をよぎりました。私は日本の一都市のそのまた一部分で生活して、周りを見ているだけですから、世の中がよいほうに変わっているということがある部分ではそう思えるし、よいほうにはいっていないとも思える、今いる人たちの世代交代が進めば変化もあるだろうとも思います。とても狭い見識内ですが、その変化が霊的に進化していくことなのかそうでないのかもはっきりとわかりません。でもP44の10行目から書いてある「決して希望を失うことなく……きっとその闇を駆逐してくれるとの信念に燃えてください」とあります。「それは宇宙で最強の力だから」と言っています。だから信念をもって信じて生きていきたい、そして自分もその手助け(道具)になれたらと思います。(40代 女性)
長年キリスト教にとらわれていた自分としては、霊的真理に気づけたことに感謝しておりますが、この地上人生はあまりにも誤った考え方、宗教、経済活動がはびこっていて、利己主義があふれているといった気がします。しかし、そんな世の中であっても、よい方向へ進めるように気づいた者たちが少しずつでも実践していくより仕方がないようです。機会があれば自分の関わった周りの人たちから伝えたいと思っていますが、そういった機会は残念ながらまだまだ少ないようです。引き続き勉強を続けながら、最後まで続けていきたいと思います。大切なのは「素直・感謝・求める心」でしょうか。(50代 男性)
(スピリチュアリズムに対する)反対者、馬鹿にする者等、多くの障害に合いますが、それはもしかして自分に確信を持たせるためや、強い思いを持たせるための霊的な恵み(ご指導)ではないかと感じることがあります。たたかれ、悩むことで、真実が見えてきます。そう思うと反対者にも感謝の思いがわいてきます。(50代 男性)
地球人類の救済計画という深い内容でした。要は自分が摂理に合った思いを持ち、行ないをすればいいのですが、私はまだまだ勝手なところがあり、霊の心と自我との葛藤の中で、進化したいという気持ちはありますが、難しいです。今日の読書会もよく心に響きました。(40代 男性)
大変な数の霊が奉仕の精神から地上人類を救済するために物質の世界へ戻ってきて働いていることに感謝したいと思います。自分としては、利己心を根こそぎ取り除くことができればよいのですが、なかなかそれはできません。日常生活において霊的真理を意識して生活できるよう努力したいと思います。(40代 男性)
“霊的牢獄化”身に沁みる言葉です。本当に大変なことです。自分の中でしっかりと整理されないと、それを外に向けていくのはなかなか大変です。霊団の働きかけにこたえていけるようにするためにも、もっと学ぶ時間を多くとり、知識としてだけではなく、しっかりと自分の中で整理していくこと(咀嚼し、体系化する)が、まずもっての課題であろうかと思っています。(60代 女性)
個人の救いから世界(人類)の救いまで、霊的真理(自分は霊であること)をよく理解して、物質中心主義、利己主義をまず自分の肉体レベルで、動物的本能を理性がコントロールしていくことが、一つ一つの人類の救いに続くことだと感じました。(60代 男性)
物質中心主義をなくしていくことがとても難しい今日です。その中にいて、受け入れる準備ができるまで霊的真理をなかなか受け入れてもらえないことがあります。高級霊たちの何度にわたる働きかけにも今まで気づかないのは、物質中心で生きている人々にはしかたのないことだったかもと思いました。一人一人が霊中心主義になってくれればと思い、自分も真理のために働きたいと思いました。(50代 男性)
あまりにも霊的摂理に無知で、本当の自分(霊魂)を知らずに毎日を過ごしている人が多い。同じ困難・苦労をしても、本当の自分に気づく人とそうでない人がいるのはとても不思議だと思います。時期が来た人とそうでない人は、過去世の影響大であると思いますが、我々には知る由もないことで、我々にできることといえば、自分の霊的成長と霊界に代わって霊界の道具として背後霊の代弁者になることだと思います。物質界の人間にしかできないことは何だろうか?我々の行動、言葉を通して霊的摂理、真理を霊界の人々に代わって伝えることとシルバーバーチは言っていると思います。(60代 男性)
私は「道具意識」というものを実感として理解することがどうしてもできずにいました。私は地上での「道具」であるはずなのに、「自分がやらなくては」と行動するのがなぜいけないことなのかわかりませんでした。また、世の中がこんなに悲劇で問題を抱えているのに、「大船に乗ったように、ゆったりと進んでいけばいい」とする生き方も理解できずにいました。私を救うよりもほかに救わなければいけない事柄がいくつもあるだろうに……と思っていました。でも、私自身の内側が変化したことで外側も変化していくという体験を何度かするうちに、言葉にするのは難しいですが、「あ、こういうことでいいんだ」と思えるようになりました。私が真理を配り歩かなくても、自分自身の存在を“真理”とすることで何かがもたらされることがあるのかなと思えるようになりました。少なくとも私が霊的に健康でいることは地球のヘルスにとってはいいことだろうと思って、今は自らを霊的新生させることに最大限の努力をしています。(30代 女性)
昨年末、父親が急逝しました。曹洞宗に則って通夜、告別式、四十九日を済ませました。大きな葬式で、読経、父の好きなものを供え、四十九日までは霊は屋根の上にいるということで身近なものとして扱い、四十九日で仏様になるということでした。生前に何度か仏壇・葬式・延命措置のことで話をしようとしましたが、何も伝えられずの別れとなりました。霊的真理を知っていることは、自分には救いですが、霊の存在を知っているために別の責任も出てきます。亡くなった父がこちらに残った人間の思いを知ることができるという意味は大きく、地上にいる私たちの責任も大きいものと思います。死んだ人に対する思いも変化していくと思います。(50代 女性)
スピリチュアリズムの定義「霊界主導の地球人類救済計画」を改めて認識することができました。霊中心主義・利他主義の教えはとてもシンプルでわかりやすく、ただ実践するには常に自分を省みることが必要と感じます。スピリチュアリズムの教えの理路整然とした印象は、宗教の教義の難解さと比べて対照的だと思います。「まず自分を救い」という一言が印象的でした。(40代 男性)