学習のポイントと感想
スピリチュアリズムの思想体系2「霊的世界観」の復習〈地上人との関係〉
参加者発表
今月は、沖縄で読書会を開いている方と、関西の読書会に参加されている方2名、合わせて3名のスピリチュアリズムの同志を迎えての読書会になりました。ふだんは離れた地で真理普及のために頑張っている仲間とともに学べることは、本当に嬉しいことです。霊界ならば、時間や空間の制約がないので、いつでもともに学べますが、地上はそうはいきません。しかし、遠く離れた地にあっても、同じ志を持ったスピリチュアリストが頑張っているんだと思うだけで、力が湧いてきます。彼らのほかにも日本中に同じ思いで真理を学び、人々への奉仕に励む同志がいるはずです。それぞれの地で、霊界の人々とともに、スピリチュアリズム運動を少しでも進めていけるよう、ともに頑張りたいと思います。
4月から始まった「霊的世界観」の学習も今回で最後です。半年以上かけてじっくりと霊界について学んできました。他の宗教では到底知り得ない内容ばかりです。周りの人々がどれだけ「死後の世界なんてあるわけない」「死んだらすべて終わりだ」と叫ぼうと、死後の世界はあるし、死んでも人間は生き続けます。以前は地上で生きていた人たちが霊界の様子を知らせてきてくれるのです。その内容は、ニセ霊能者が人々をだますような、特定の人にだけ都合のいいような内容ではありません。すべての人が例外なく当てはまる内容です。それを信じられないといくら言っても事実は事実です。死ねばわかることです。
そうした霊界通信によってもたらされた霊的な知識の中でも、私たちには誰にでも必ず一人の「守護霊」がついているということは、とても大切な内容です。誰からも見向きもされず、自分は孤独だと膝を抱え悲しむ人がいますが、実際に一人ぼっちの人間などいないのです。生まれた時から今までずっとそばにいてくれて、私たちを慰め、励まし、応援し、時にはともに喜び、成長のための厳しい試練の道も用意してくれます。そうして片時も離れることなく導き愛し続けてくれるのが「守護霊」です。今この時も、私たちのそばにいて肉親よりも深い愛で愛し見守ってくれているのです。それはこれから先もずっと続きます。私たちが地上を離れるその時まで、寄り添い導き続けてくれます。
地上生活は霊的成長度が違う人間の集まりです。そして皆肉体を持って生活をしています。そのため、日常生活の中ではさまざまな人間関係が生じてきます。自分の思い通りにならないことばかりで、気持ちはへこみ、力が出なくて、ストレスはたまる一方……こんな体験を多くの人がしています。「自分の気持ちを分かってくれる人なんて誰もいない」と思うこともあるでしょう。そんなときにこそ、目をつむり守護霊の存在を思い起こしてみましょう。
今自分のすぐそばに守護霊がいてくれる
世の中の人は誰も自分を理解してくれないけど、守護霊は自分のすべてをわかってくれる
どんな時でも自分を見捨てず、親以上の愛で愛してくれる
一番身近な存在である守護霊を思いだすことができれば、一気に心が落ち着き穏やかになってきます。そしてもっと守護霊に近づこうとするならば、守護霊からももっと近づいてきてくれます。私たちが喜ぶだけでなく、守護霊も喜んでくれるのです。
そして、心が落ち着いたら、「自分のことで悩むのは止めよう」「他人の幸せを願い、人のために働こう」と心を正していきましょう。守護霊はさらに喜び、もっと多くの愛と導きを与えてくれるはずです。
守護霊は、私たちが地上に再生してくる前に一緒に生活していた誰よりも近しい存在です。今は誰なのか分からなくても、死ねば誰かはすぐわかります。守護霊の身元を知りたがる必要は全くありません。誰よりも自分のことをよくわかってくれている存在であり、誰よりも深く愛してくれて、どんな時でも味方でいてくれる、教師であり、兄であり、姉である存在……それが「守護霊」です。
参加者の感想
本日は「霊的世界観」の霊界との関係についての復習をしました。地上人のよい働きかけとして守護霊と背後霊について学びました。守護霊や背後霊が私たちにもたらしてくれる愛と導きを学び、日常生活でその愛と導きを瞬間的に感じることを重ねていく中で、守護霊や背後霊の愛がいかに深く、いかに純粋であるかということを、少しずつ感じられるようになってきました。私が今まで愛だと思っていたものがいかに自分勝手なものであったか分かるようになってきました。そしてそれを他人に期待し、求めることの無意味さも分かるようになってきました。同時に今まで「利他愛」「利他愛」と簡単に口にしていましたが、他人に対する純粋な利他愛を持ち、与え続けることがいかに大変なことかも、改めて思い知ることになりました。そうした深くて純粋な利他愛の持ち主に一歩でも近づけるように、頑張っていきたいと心を新たにしました。(40代女性)
本日は霊界との関係の全体像を学べ、すっきりと整理できました。その中でも、改めて自分の霊性を高める導きをしてくださる守護霊・背後霊の存在を強く意識でき、感謝の気持ちでいっぱいになりました。低級霊からの悪なる働きかけを受けないように、少しでも利己的な思いをなくし、常に利他愛を心がけていきたいと痛感しました。そして、私たち地上人の心の中は、霊界人はすべてお見通しであるので、ウソ偽りのない本当に清らかな心で利他愛を実践し、守護霊・背後霊の導き、本物の愛を受け取っていきたいです。(50代男性)
守護霊や背後霊の導きが得られるように、できるだけ悪感情を持たないようにしたいです。現実にはすぐに腹を立ててしまって後悔することが実に多いですが……。シルバーバーチが言うように、欲張らず、独りよがりにならない生活を心がけたいです。本日もありがとうございました。(50代男性)
今日の講義を通し、私たち人間はこんなにも手厚く護られていることを再確認しました。しかし、そうしたことをどれほど自覚できていたか。また、守護霊や背後霊の方々の思いに感謝していたかを考えると、本当に恥ずかしく、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。そしてさらに、そうした働きの真の目的スピリチュアリズム運動の推進という霊界の意志であることを知ると、ありがたさとともに身の引き締まる思いです。祈りを通し、日々霊界の意志に恥じぬよう暮らしていきたいと思います。(60代女性)
本日は別の読書会の方々の参加もあり、楽しい時を持たせていただきました。霊界との関係、スピリチュアリズム運動の基本的な本質部分などは、毎回何度聞いても素晴らしい内容です。基本の背後霊、守護霊の働きかけ、そして背後からの働きかけは、善と悪なる働きかけの者の存在があるなど、もう一度自身を振り返り、利他性と利己性のはざまで揺れるこの地上人として、スピリチュアリストとして、善なる働きかけに応じられる道具になってゆけるよう精進の日々です。善なる道具に徹底していけるよう前向きに霊的真理の道、そして霊的成長を大切に神の御心の中で平安を祈っていきたいです。(40代女性)
今回の読書会では、霊界の本質の①について発表させていただくことになりました。発表の資料を作成している時に感じたことは、シルバーバーチの膨大な資料の中で、普及会の人たちが学びまとめてくださったからこそ、自分たちでもスムーズに必要な知識をピックアップできていることが改めてよくわかりました。シルバーバーチの霊媒であるモーリス・バーバネルから始まり、多くの編集者の人たちを経て日本へ渡り、翻訳の近藤千雄さんから普及会の人たちに渡り、先輩たちの努力のおかげで私たちは素晴らしい知識を分かりやすく学ぶことができていると思います。自分も先輩方の後を継げるよう努力していきたいと感じました。貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。(40代男性)
今回は霊界から人間に対するさまざまな働きかけを学びました。よい働きかけは守護霊や背後霊、悪い働きかけは低級霊や邪悪霊ですが、どちらの影響を受けるかは本人の心一つだと改めて理解できました。善なる思い・利他愛の思いを大きくし、完全は不可能でも利己的な思いを最大限少なくすることが大切だと思います。日常の生活が霊に囲まれていること、そこには小さな悪意の方々と大きな善霊がいて、その全てを包む摂理があり、その背後には神がいるのだと思うと、本当にありがたい思いです。神と霊界の存在と導き、これが全てだと思いました。(40代男性)
今日の学習は思想体系2の「霊的世界観」の霊界との関係を復習しました。霊界の働きかけの中で、一番大きな働きかけがスピリチュアリズム運動の展開であるというところが特に印象に残りました。私たちスピリチュアリストは、70億を超える地上人類に先駆けて、「霊的真理」という最高の宝を手にすることができました。戦争・飢餓・貧困などの様々な悲劇をなくしていくためには、霊的真理を広めていくしかない、一人でも多くの人に真理を伝えていきたいという気持ちを強くしました。本日もためになる講義をありがとうございました。(50代男性)
地上で生きる私たちは、壮大な霊界からの働きかけの中で育成させていただいていることに感謝します。スピリチュアリズム運動が精密な計画に基づいた想像も及ばないほどの協調体制で行われ、組織的で、管理・監督が行き届いている中で、守護霊の導きや背後霊の支援を受けられている自分が存在していることを考えると、神の道具となれるように少しでも利己的意識を乗り越えて、利他愛と真理普及を推し進めてゆけるように努力することで、益々の霊的働きかけが拡大していくように頑張りたいと思います。(50代女性)
今日は霊界サイドからの大々的な働きかけについて学ぶことができました。5つの観点の中のよい働きかけでは守護霊・背後霊が、悪い働きかけでは低級霊・邪悪霊が、そして人間にはその心、思いの両面の善と悪が備わっていて、どちらも選べると学びました。いつでも心を清らかにして、利他愛の思いでいっぱいにしようと思いました。(40代女性)
霊的真理を知っても、物質的なことで悩んだりすることがよくあり、自分が嫌になってきます。今日の学びで利己的な思いは地上にいる以上はなくならないというのを聞き、正直少し安心しました。神は人間に善悪両面の心を入れ、どうするかそれを決めるのは人間自身であり、善に向けば霊的成長できるというのは、よくできた仕組みだと思いました。(50代女性)
霊界から私たち人間にどのような働きかけがあるのか、人間と霊界との関係について学ばせていただきました。私たちはこれまでいろいろ学ばせていただいているので、霊界があること、守護霊がいること、背後霊が助けてくれることについて理解していますが、改めて霊界挙げてのスピリチュアリズム運動を展開してくれている事実を再確認して、その事実を知った者として、利他愛を心に持つことの大切さについて自分の中にしっかりと意識していけるようになりたいと思いました。いつでもお役に立てるように心を利他愛で満たしていきたいと思います。(50代女性)
今日は霊界サイドからの働きかけについて学習しました。その中で、よい働きかけとして、守護霊は生まれた時から片時も離れず、ずっと付き添ってくれているということがありました。目をつぶって守護霊に思いを伝える、守護霊を感じると、背中のところが温かくなったような感じがしました。感謝の気持ちを忘れずに毎日の生活を行いたいと思いました。また、悪い働きかけの中で、地上人の心が霊主肉従になっておらず、肉主霊従になっていると悪なる霊の働きかけを受けやすくなると学びました。自分自身の毎日の心がけの大切さを感じました。(50代女性)
霊的世界観の中の霊界との関係を学びました。今、この時もイエスを中心とする高級霊の皆様が大々的な働きかけをしてくださっていて、その計画は綿密、完璧であること。こうした最も大きく、重要な働きかけがあるということを真っ先に私たちは知り、道具として働ける立場にあるということを再認識いたしました。地上人を何としても救いたい、苦しみの中で息絶えている地上人のために、神の摂理にそって純粋な愛で多くの霊たちが働きかけ、守護霊も休むことなく働きかけてくださっている事実を知るたびに、そうした霊たちの愛に少しでも報いたいとの思いが強くなりました。道具として使いたいと思ってくださっているにも関わらず、心の姿勢が暗くなってしまうことや、守護霊ののぞむ道へ行っていなかったのでは……と反省することもあります。苦労ばかりかけているので、日常の心の姿勢を高め、霊界の人々とともに神と霊的兄弟姉妹たちのために働ける喜びと死生を見習い前に進みたいと決意を新たにしました。(40代女性)