参加者の感想

名古屋シルバーバーチ読書会

参加者の感想

読書会に参加された方の感想を載せました。その日に学んだ内容についての感想や、日常生活の中で感じたことなどを霊的真理に照らし合わせながら語ってくださった言葉です。真理を学ぶ皆さんの参考にしてください。

2013.9.15

今回は、先日NHKスペシャルで放映された 「亡き人との“再会”~被災地三度目の夏に~」についてと、これからしばらく学んでいく予定の『シルバーバーチは語る』についてのアウトラインと通信霊シルバーバーチと交霊会について学びました。

9月の感想――NHKスペシャル「亡き人との“再会”~被災地三度目の夏に~」

NHKスペシャルの内容は、もっとセンセーショナルな内容を期待していました。放映された内容はすべて当然のことと思います。話の中に出てきた4人の方は霊能があったためにこうした現象を受け止めることができ、他の多くの人はそうした能力がないために受け止めることができなかったと考えると、自分たちのように霊能のない者は『シルバーバーチの霊訓』を正しいと納得し、理性で判断し受け入れていくという道をたどることになるのだと思いました。

人と相対したとき、どう伝えたらいいのかわからないことがよくありますが、こうした場で皆さんの話を聞いていると、自分がうまく表現できなかった言葉を皆さんの言葉で補ってもらえるようなことがよくあります。こうした場にいるとそういうことが感じられて、ありがたいと思います。

大震災の後、津波で亡くなった人たちが霊界の人の助けを借りていくべきところへ行けるようにと祈ってきましたが、3年たってもこの程度かと思うとショックでした。自分の家でも、先祖の霊に向かって霊界の皆さんの導きに合わせて向上進化の道を歩んでくださいといつも祈っているのですが、中にはそうした思いを受け止めて感謝の言葉を言ってくれる霊もいてくれるように思います。

最近のnHKと大新聞にはあまり期待を抱くことができないと思うことが多かったのですが、この番組を見てnHKにもまだ良心があったのだと思いました。自分は日常生活の中でぶつかった壁を乗り越える模索を続ける中で、スピリチュアリズム普及会のサイトに行きつきました。そしてこの読書会へたどり着いたわけですが、こうしたことにも霊界の導きがあるということを感じています。日常生活の中で霊的人生を送るのはなかなか思うようにいかずもどかしいですが、霊界の導きにこたえられるように努力していきたいと思います。

nHKスペシャルで、霊的な事実を知った人が前向きに生きていけるようになるということが心に残りました。自分の身の周りにも、交通事故で身内の人を亡くした知り合いがいますが、時がたってもなかなか立ち直れずにいます。そうした愛する人に先立たれた人たちにどう伝えていったらいいのか、何とか伝えていってあげたいと考えました。よく遺族の悲しみを癒すグリーフケアの会というのがありますが、そうした会などでこの事実を伝えていけば、前向きに生きていける人も出てくるのではないかと思います。自分たちの中からそうした動きを作っていくのも必要なことかもしれないと思います。自分たちだけが受身で真理を学んでいるだけではいけないように思います。

自分が初めて読書会に参加した時、『シルバーバーチは語る』を学んでいたのですが、すでに後半の章に入っていて、はじめのほうは自分一人で読んで学ぶということしかしていませんでした。あらためて初めから学ぶことができるということをうれしく思います。

亡くなった人たちは残った人たちに伝えたいことがある、残った人たちを安心させたいと思っています。たとえ死んでもここで終わってしまうのではない、死んで終わりではないということを少しでも知っていれば、地上の悲劇も少しずつ解消していくということを考えました。

自分は心霊現象にかかわる霊的な能力はないのでこうした体験はできませんが、死後の世界のことがイメージでき、意識することができてよかったと思います。そしてそれを真理に結び付けることができてよかったと思います。

悲しみに暮れる人が、亡くなった人が生きているという事実を知って、明るく前向きになっていく姿は感動的でした。それと同時に、亡くなった後も自分の死を受け入れられずに地縛霊となって苦しんでいる人もたくさんいるだろうことを考えると、こうした人たちも救うことを考えなければと思いました。

こうした番組をたくさんの人が見て、「シルバーバーチ」のような考え方をする人が増え、シルバーバーチの本がもっと普及していくといいと思いました。

自分の課題は現実の世界とスピリチュアリズムのギャップをどう埋めていくかということです。自分の携わっている仕事は利己主義の塊のような嫌な世界ですが、そう思ってしまっているだけでは何の解決にもなりません。忙しければ忙しいほど霊的真理にしがみつかなければいけないということを再確認しました。自分はシルバーバーチを読んで理解していたつもりでいましたが、まだまだ理解ができていないということを改めて感じています。『シルバーバーチは語る』の初めから新たに再スタートしたいと思います。

事実を知ることで前向きに生きていけるということをこの番組は見せてくれました。霊的な事実を知るということは間違いなく人を前向きに生きていけるようにするのだということです。

亡くなった方があの世で生きている、どうやって生きているのか?『500に及ぶあの世からの現地報告』でよくわかりました。アメリカに住んでいる友人がいるのですが、遠くにいて会えないけれど元気でやっているかなと思いをはせることはできます。死んでゆく人にもそうした感覚と同じように「霊界へいったのか、向こうで元気にやっているんだろうな、のびのびと自由にやっているんだろうな」と思えれば、気持ちよく送り出してあげられます。それが事実なのだと知らせていくことが救いにつながると思います。

今年も終戦記念日が終わりましたが、いまだに地球上のどこかで多くの戦争が行われています。真理を知る前は、平和集会に参加したり行進したり歌を歌ったりしていれば、いずれそれが神様に届き平和がもたらされるように思っていました。しかし、真理を知ってそうではないとわかって、与えられることを待つだけの人生ではなく、自分たちの手で、愛とか力で創りあげていくことが必要なんだと感じています。


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