学習のポイントと感想

名古屋シルバーバーチ読書会

学習のポイントと感想

自宅学習の課題と感想

この春、世界中をパンデミックの恐怖に陥れた新型コロナウィルスの感染の影響は、読書会にも及びました。4月はマスクをして手指の消毒をこまめにし、人と人との間隔をとることで、何とか開催できました。しかし、5月には全国的に「緊急事態宣言」が発令され、どこの会場も利用ができなくなりました。日本中が自粛生活を強いられる中で、自分一人で霊的真理と向き合い、スピリチュアリストとしての在り方を再確認された方も多かったと思います。

今月は参加者の皆さんにこんな課題を出してみました。

「スピリチュアリズム・ニューズレター30号」
  良きスピリチュアリストになるためには、まず何から始めたらよいのか ↗

を読んでください。

「ハローフレンド」健康フレンドスタッフだより
  NO.153 「“新型コロナウィルス”について思うこと」 ↗

 を読んでください。

③自分自身で霊的に引き上げるにはどうしたらいいか?
 具体的に自分一人で自分を霊的に引きあげる方法を考えてください。

これらの課題に取り組み、多くの方が感想を寄せてくださいました。また、内省的な時間を持つ中で、霊的真理と出会えたことへの感謝をつづってきてくださった方もあります。数名の方の感想をご紹介したいと思います。

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今回のコロナ騒動で思い出したのは、ニューズレター/No.42の中にあった「パンデミックと世界経済の破綻」についての内容でした。私は「とうとう来たか」と思い、この出来事から発生する苦しみや困難に、相当な覚悟を持って臨まなければなと思いました。それと同時に、今回の出来事で霊的な方向へ意識が向いて、実際に一歩踏み出す人が一人でも多く出てきてくれたらいいなと思いました。今までの生き方を変えるというのは、本当に大変なことです。私は15年ほど前の病気をきっかけに、生き方を大きく変えることになりました。苦しくて、辛くて、元々ひねくれていた性格がさらにひねくれて、自分の人生なんてもうどうでもいいやと諦めていました。でもそんな人生どん底の時にスピリチュアリズムに出会って、病気は自分が引き起こしたものだと心から納得できるようになりました。「病気は医者が治すもの」「病気が改善しないのは、医者の側に責任がある」と考えていたことが、どれだけ傲慢だったかを思い知らされました。そこから今までの生き方を変える努力を始めました。

それから15年程が経ちました。今思うのは、あの時生き方を変えようと決意して、一歩踏み出して本当に良かったと言う思いです。摂理に沿った生き方がもたらしてくれる、物的な・精神的な・霊的な喜びや恵みというのは本当に素晴らしいです。今までの物質中心だった生き方を変えてしまったら、どんなにかつまらない人生になってしまうのではないか?
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際は全くそんな事はなくて、生き方を変えた後では、今までとは比べ物にならないほど素晴らしいものが手に入ります。
今までの生き方を変えるといのは、本当に大変なことです。でも強く決意したならば、それに見合った援助の力が必ず届けられ、時間はかかっても困難を乗り越えていけます。
今回のコロナ騒動をきっかけに、一人でも多くの方がスピリチュアリズムに出会い、今までの生き方を変え、素晴らしい恵みを手に入れられたらいいなと思っています。(40代女性)

現在世界中で猛威を奮っているコロナウィルスも、元をただせば霊的無知からくる過ちに対する人類へのカルマの贖罪だと感じました。このコロナの影響が収まっても、今までのように利己主義や物質中心主義が変わらなければ、また違った形で同じようなことが起こると思いました。それを変えていくには、霊的無知を無くしていかなければいけないのですが、その役目は、霊的真理を知ったスピリチュアリストである私達が高級霊の道具として伝道していかなければいけないと思いました。しかし、高級霊の道具となるには、ただ闇雲に霊的真理を伝えていけば良いわけではなく、それにふさわしい器を用意しないといけないということをニューズレターを読んで改めて痛感しました。
そのためには、自分の霊性を高めていかなければいけないのですが、自分の場合は「面倒臭い」とすぐ思ってしまう怠惰な心が一番の障害になっていると思います。それを克服するためには、常に霊主肉従を心掛けていかなくてはいけないのですが、自分が必要だと感じることは、運動を習慣づけて肉体の健康を保ち、肉体をコントロールする事、毎日シルバーバチの本を少しでもいいから読み、祈りを捧げ、心をリフレッシュすると共に、霊主肉従を心掛けていく事だと思います。その中で、辛いことや、苦しい事があっても霊的真理を拠り所として、常に守護霊や背後霊の方々が見守ってくれていることを忘れず、霊的真理に沿った行いが出来るようになっていけるようになりたいです。その先に、霊的真理を伝えていけるチャンスを高級霊の方々から頂けるようになると思っています。今はまだまだですが、一日を大事に過ごしていければと思います。(40代男性)

ニューズレター30号を読んで―― 日々の生活の中でいつも大切にしていきたい、霊中心の生活ですが、読書会に参加したり、本を読んだりした時だけ、新しい気持ちになったように思い、また、日常にすぐ戻ってしまうことがとても多いです。今回、このニューズレターを読んで、もう一度、自分自身の生活を見直してみます。まず、第一に祈りの大切さが書いてありますが、この時間がしっかりとれていません。言葉にする時と心の中でだけの時もあります。一日10分、必ずとれるよう時間を決めます。真理の学習の時間も同様です。一日の生活、自分で意識しないと、時間が過ぎていくことをずっと焦りつつ過ごしていました。 そして基本的な心がまえですが、導かれたことへの感謝、守護霊への信頼、スピリチュアリズム人生への堅い決意は、毎日の祈りの中で深めていきたいと思います。霊主肉従の努力は日常の中で常に気にしていかなくてはできないことだと思います。こうしてもう一度、日々の生活を変えていきたいと思いました。
また、スピリチュアリズム運動の本質が霊界主導による地球人類救済計画であることをいつも心に忘れず、霊界の高級霊の方たちが働きかけてくださっていることを思い努力していこうと改めて思いました。誰かに頼るのではなく、自分自身が努力しなければ、道具として使ってもらうこともできないのだと、強く感じています。スピリチュアリズムのこの思想が自力救済であること、他の宗教を全てまとめて一番上にある宗教であることを改めて感じました。最近まで自分は何をしたらいいのかをいつも考えていて、まずは霊主肉従の努力のほかに、報酬を求めないボランティアをしなくてはと考えていました。しかし、そのようなことよりももっと大切なことは、自分自身を霊的に新生させることだということが分かりました。そうして日々努力することで、霊界の道具となれるようになりたいと思います。(しかし、本当に相当な努力が要ると思います。でもなんとか頑張りたいです。)(50代女性)

今の私は、まだまだ未熟ですが、やっと人のために何かをしようというスタートラインに立てたと思います。人のために何かをすることで人を信じられなくなる出来事があって、それまで築いてきた自分がすべて打ち砕かれる衝撃を感じました。それ以降、自分を無くして、周りの人がどう思うかが大事になり、人のために何かするのは怖くて、ずっとその気持ちを無視して避けようとしていました。
でも、どれだけ避けようとしていても、人のために何かしたい気持ちは心の底にあって、苦しい気持ちから逃れられませんでした。どんなに避けていても、いつの間にか人の心と関わる道を選んでいると思います。長い間、自分を守ることばかり考えて、自分中心に生きてきたので、まっすぐに素直に生きてきた人とは違う生き方をしてきました。それも今は、きっと無駄ではなかったと自分を認めていける気持ちになれました。少なくとも、辛い思いしている人の気持ちは、辛い経験がなかったら分からなかったかもしれないと思います。ありがたいと思います。
シルバーバーチの霊的真理に出会っていなかったら、ずっと自己中心に生きていったと思います。普及会の方々のホームページに出会わなかったら、深い意味は分からずに通り過ぎていったかもしれません。スピリチュアルヒーリングの場に参加させて頂き、今は、読書会でさらに深く霊的真理を学ばせて頂いていることが、振り返ってみると偶然ではなかったということが分かります。今は、霊的導きの存在を実感できるようになりました。神様と守護霊様に改めて感謝したいと思います。(50代女性)

自分自身を霊的に引き上げるには、地上に生まれた以上、人の人生は目の前の石ころのように幾多の困難、試練、苦難、障害が横たわっているのに霊的に引き上げ続けるのは至難の業だと思いますが、大きく5つ?の事をあげると… 祈りと瞑想の努力、霊主肉従、守護霊さまとの信頼関係を築く(ベストの道が開かれている)と思う。霊的真理の書籍を読んで霊的エネルギーを補給する。心の中の雑念を無くし地上の出来事に翻弄されず穏やか、清らかな思いで過ごす、自分を忘れ利他愛の実践を日常生活で活かしていく。もっともっとたくさんあるかもしれませんが、これらの事を実践し、自分の人生の終盤に来て振り返る時、苦しかった出来事がかけがえのないもの、逃げずに引き受けた事が本当によかったと思う日が必ず来ると思います。(50代女性)

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今回の社会全体の自粛生活の中で、自分のスピリチュアリストとしての在り方を改めて見直したという方も多くありました。こうしたことをきっかけに、さらに霊的な生活を送れるよう努力を重ねていきたいという思いが持てたということがよく伝わってきました。

この地上人生を霊的真理普及のために使える私たちは本当に幸せです。世界のあちこちでロックアウトが続く中でも、霊界とともに歩む決意を固めなおし、更なる奉仕の人生を歩んでいきたいと思える幸せを神と霊界に感謝したいと思います。


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