学習のポイントと感想
参加者の講義発表
●全体像の講義発表を通して
今月は、参加者による講義発表の最終回となりました。5名の方が、2つの全体像の講義発表を行いました。今回発表された方自身の感想から、講義練習を通してずいぶんいろいろな気づきがあったことがうかがえました。練習してきた成果が表れ、今までとはまったく違う一面が表に出てきたようで、参加者自身にとって今回の発表は、大きな霊的意味があったと思います。全体像の講義をビデオ通りに必死になって練習するということは、想像以上に一人一人の魂に大きな変化をもたらすのだと、改めて感じることができました。
スピリチュアリズムは、これまで地上に存在したことのない、“真の宗教”です。霊界ですべての霊界人が信仰している唯一の宗教と同じものです。シルバーバーチによってもたらされた、シンプルだけれども奥の深い霊的真理の素晴らしさに触れ、多くの人たちが感動し、魂を鼓舞されてきました。しかし、それを「信仰」として捉える人間は、これまでほとんどいませんでした。
幸いにも、読書会に参加している人たちは、『シルバーバーチの霊訓』はイエスが地球人類を救うために地上にもたらした救いの書であることを確信することができました。イエスの示す霊的救いを得るには、これまで地上に存在しなかった「真の宗教」を打ち立て、その真理に沿って生きていくことが必要になります。それこそが今、私たちが学び、実践しているスピリチュアリズムなのです。
スピリチュアリズムは地上人を救いへと導く“信仰”です。これまで私たちが知らなかった世界へと踏み出していくことです。地上世界のさまざまな思想や慣習、行動様式といったものに染まってしまった私たちにとって、スピリチュアリズムの示す世界は未知のものです。神によってつくられた真理に基づくものですから、私たちの理性に反するものではありません。しかし、肉体を持って長年生活してきた私たちには、すんなりと「はいそうですか」と身につけられるものでもないのです。
摂理からずれてきた分だけ、苦痛や困難が伴います。それは講義をすることでも同じです。これまで会社やサークルなどで行ってきたプレゼンテーションや、ミーティングなどでの話とは全く違う話をするのです。「今まで自分はこうした話し方で皆の心を引き付けてきた」という思いを持つ人がいるかもしれません。そうした事実があっても、いったんそれを横において、全体像のビデオ通りに講義の練習をする――こうした姿勢・取り組み方によって、今まで自分の中になかった世界へ一歩踏み出すことができるようになります。参加者の皆さんは、苦労しながらこうしたプロセスを踏んできました。その過程で、思いもよらなかった発見・気づき、心情の変化を体験することになったのです。
全体像の講義練習のプロセスは、スピリチュアリズムという真の宗教の信仰プロセスの重要な一歩です。語る人一人一人の心の内に、うまく話すことよりももっと大切なものが確実に芽生えていきます。そして、これまでとは違った視野で周りの人々や世界を見ることが、少しずつできるようになっていくのです。
参考:
救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像 ↗
宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像 ↗
参加者の感想
本日の皆さんの講義発表によって、スピリチュアリズムの全体像を何度も復習することができました。全体像を学ぶたびに、スピリチュアリズムにしか地球人類を救うことができないことの確信が強くなります。ですが、完璧な形で地上人を救うために計画してくださった青写真を見ると、必ず人類は真の幸福を手にできる、神の下に手を取り合い、全員が一つになることができる、と希望がわいてきます。イエスや高級霊の強力な働きかけによって、真理に目覚める人がこの先続々と現れてきます私たちはそうした時期の喜多方を一人も取りこぼさず正しい真理の下へいざなっていかなければなりません。地上の宗教が地上人の救いに全く無力であることがはっきりと致しました。イエスが今、地上で最も頼りにしているのは私たちスピリチュアリストです。その期待と信頼に応え続ける人生を歩んで、その計画が成就するまで頑張ります。(40代女性)
今日も皆さんの講義発表を聞かせていただきました。救済と宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像は、イエスが起こしたスピリチュアリズムの本質ともいえる重要な真理であると改めて実感しました。スピリチュアリズムの本質を知り、イエスの教えであるシルバーバーチの霊訓を理解している人は、ごくわずかしかいません。シルバーバーチの霊訓が降ろされたイギリスでさえも、心霊現象・交霊会止まりです。私はシルバーバーチの霊訓と、参考書であるスピリチュアリズムの思想体系に出会えて、本当に救われました。霊界の思いを知ることができ、しかも数え切れないほどの多くの援助や導きをいただいている。それを実感できたのは、霊的真理を理解できたからです。霊界の思いを知り、愛をいただいたものとして、多くの人たちにも同じ体験を実感していただきたいです。霊界の道具として、真理普及のためにすべてをかけて働いていく覚悟です。(40代男性)
今日も講義発表を聞かせていただきました。皆さんパネルを工夫して練習を重ねてきたことがうかがえ、この真理を普及したいという思いが伝わってきました。同じ部分でも、ひとりひとりの個性が出ていて、その方の人生の中でこれまでご苦労されてされたことなどなんだろう……と思いながら聞きました。これから先、伝道して行く中でも、きっとその方に引き寄せられてくる人がいるということを感じました。講義の言葉や文章の裏には、イエスの思い、霊界の方々の思いが込められていて、講義を何度も聞いていく中で、また自分自身が語る練習を繰り返す中で、様々な気づきを得ることができるのだと思いました。霊界の方々の思いに少しでも近づき、少しでも神を実感することができるように、頭だけでなく心(魂)で聞く、心で語れるようになりたいと思いました。(50代女性)
今日は2月から続いた講義発表の最終日でした。今日の発表者の方々は、個性豊かというか、皆さんが同じところをされている方が多かったのですが、それぞれ観点が違っていて、楽しく聴かせていただきました。皆さん声がよく通って聞きやすかったです。自分も負けてられないと思いました。いただいた資料インフォメーションNo.43のシルバーバーチの言葉とイエスからの通信の言葉には、地上人を必ず救うという強い思いが込められていて、この読書会に私たちを導いてくれた霊界方々の思いを、必ず伝道という形で伝えていかなければならないという強い責任を担ったということ、私たちはイエスの再臨の事実を広め、霊的真理による救いを願い、それを成就できるよう私たちも努力し精進していくことを誓います。今日もこの読書会に導いてくれた守護霊は守護霊はじめ、霊界の方々への感謝の気持ちでいっぱいです。(50代女性)
皆さんの発表を聞き、一生懸命に学ばれていることを実感しました。自分が学んだことを正確に伝えることも、スピリチュアリズム運動では大切であり、今後も学び、アップデートしていきます。また、一人では続かないことも、読書会があればこそ継続できることもある。感謝です。(60代男性)
今月も、スピリチュアリズムの学びの時を与えていただいたことに深く感謝いたします。2月、3月、4月と講義練習の場を与えていただき、その実践を通してひとりひとりがスピリチュアリストとして鍛えられていることを実感しながら、霊界の人々の、イエスの代弁者として、霊的真理を語れるものになりたいと強く思いました。インフォメーション、ニューズレターを通して、また本日の講義を通し、置かれた立場に驚愕することが多いのですが、それ以上に恵まれた立場(愛されていることにあること)に感謝し、イエス様の願いに応えていけるよう努めたいと思います。(60代女性)
本日の読書会では、(1)スピリチュアリズム運動とは……霊界主導の地球人類救済計画と(2)スピリチュアリズムによる地球人類救済計画の全体像の一部について発表させていただきました。発表を終えた後の感想は、自分でも思っていた以上の声の大きさが出ていたなとびっくりしました。今回発表するにあたり、練習を重ねましたが、スピリチュアリストにとっての必要かつ十分条件がなんであるかを充分に理解できたことかなと思いました。ただYouTubeのビデオを眺めているだけでは、何度見ても深い理解は得られなかったと思います。自分で声を出しながら、レジュメとつきあわせ、何度もビデオを見ながら、一言一句同じような発声をして繰り返すと、より深い理解が得られたと思いました。スピリチュアリズム運動の目的、本質、全体像の理解をさらに深め、レジメを見なくても発表できるようになり、真に人に伝えることができるレベルに到達したいと思います。(70代男性)
今日は皆さんの発表を聞くことができ、大変勉強になりました。また、発表を準備するプロセスは、自分自身の能力のなさを感じつつも、様々な発見や気づきを体験する良い機会となりました。前回の読書会で配られた「講義練習をするということは……」のプリントの中に「こちらの示した内容を、忠実に……。なぜならスピリチュアリズムは信仰だからです」という一節がありますが、そこにある意味を大切に、これからも学んでいきたいと思います。(70代女性)
本日もありがとうございました。5名の方の講義発表を受けさせていただきましたが、本当に有意義な時間であると心の底から感じておりました。今朝は、イランによるイスラエルへの報復攻撃のニュースがあり、悲しい気持ちを抑えることができませんでした。霊的真理は地上にあるのです(すでに)。ですが霊的無知の状態は本当に少しずつしか改善されないのか?私にできることは何か?私は今のままでいいのか?考えてしまいます。(50代男性)
いつもはリモートでほぼ音声のみを聞くだけの参加でしたが、本日は一つの部屋にみなさんがいらっしゃって、同じ空気の中で一緒に歌を歌い、心を一つにして真理普及のための学習をできたことは、とても大きな経験であり、貴重な時間でした。それから講義発表は、皆さん各自、それぞれの個性がでていて、近い将来自分がやらなければならない時に備えるための良いお手本となりました。大きな声、トーン、メリハリ、間の取り方、重要ポイントでの図の指し方などなど、参考になることが多くありました。そして何より読書会メンバーの方々と直接お会いしてお話できたことは、最大の収穫でした。これからもどうぞよろしくお願いします。(50代男性)
今回の皆さんの発表を聞いて、どの方も真理を正しく理解し、正しい形で講義されているのだと改めて思いました。そうした基本を踏まえた皆さんの発表の中から、それぞれの個性と真理普及への強い思いが伝わったように感じました。皆さんの発表での間の取り方、声の出し方、身振り手振り、表情や眼差しなどから色々と学び感じることもできました。目に見える講義の手法やテクニックなどもありますが、そうしたものが霊的手段となり、霊界の方々と一体となっているのだと、これが霊界の道具・イエスの兵士の姿なのだと思いました。私も皆さんとともに頑張ってまいります。(40代男性)