学習のポイントと感想
参加者の全体像の講義発表
今月と来月の2か月は、「全体像を語る」という学習です。半年ほど前から「全体像を語る練習をしましょう」ということで、参加者の皆さんに練習してもらうようにしてきました。日々の忙しいスケジュールの合間をぬって、全体像の講義練習を重ねてきました。読書会では講義を聞くことはあっても、自分が講義するということはほとんどありません。しかし、自分が講義を聞き説明を受けるだけの「受身の学習」だけをしていては、真理の理解はなかなか深まりません。霊的真理を深く理解するには、自分が伝える側に立つことです。自らが真理を語るという発信する立場に立つと、これまでとは違う深い真理の理解ができるようになります。今回の講義の練習の過程で、かなりの人がそれを実感していたようです。「インプット」の学習だけでなく「アウトプット」の学習によって、より深く霊的真理が自分のものになっていくということです。
●全体像を語ることの重要性
「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」と「宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」は、スピリチュアリズムをもっとも大きな観点から見たものです。『シルバーバーチの霊訓』を読んでも、自分の好きなところだけ、自分を慰めてくれるところだけ読んでいては、意味がありません。せっかく最高の霊的真理を手にしながら、その価値がわからないままになってしまいます。しかし、『シルバーバーチの霊訓』の本を読んだだけで、その重要性を読み取ることは非常に難しいのです。この2つの全体像は、シルバーバーチが60年間一貫して伝えようとしてきた、スピリチュアリズムの大枠です。これをしっかりと理解し、人に話せるようになることで、スピリチュアリズムの本質、もっと言えばイエスの人類救済の計画のブループリントが分かるようになるのです。
●繰り返し正しい講義を練習する
スピリチュアリズム普及会では、「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」と">「宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」のビデオを公開しています。語る言葉の一つ一つから図表に至るまで、スピリチュアリズムの本質を多くの方に理解していただくためにつくりあげたものです。この内容をそっくりそのまま話せたら、立派な講義ができるようになります。個人に向けて話す時でも、この内容に沿って話すことで、スピリチュアリズムについて一番大きなところからの話ができるようになります。今後読書会を開いていこうという人であれば、必ずマスターしてもらいたい内容です。
2021年、イエスの地上再臨が実現しました。今後は加速度的に霊的真理の普及が進んでいきます。霊的覚醒の時期を迎えた人が霊的真理を求めてやってくるようになります。先に歩んだ私たちスピリチュアリストは、後からやってくる人たちに、霊的真理を正しく伝え、実践の手本を示していかなくてはなりません。その時のためにしっかりと全体像を語れるようにしていきましょう。
参考:YouTubeスピリチュアリズム普及会公式チャンネル ↗
参加者の感想
全体像(救済の観点から見た)の復習と、語る練習をさせていただきました。学ぶごとに真理の理解が深まっていくように思います。信仰実践を重ねる中で、もっともっと深く真理を理解できていくのだろうと思うと、嬉しくも思います。「霊主肉従の努力」「霊界に意識を向ける」生活に努めたいと思います。今日もありがとうございました。(60代女性)
お二人の方の発表を聞かせていただきました。真理を降ろすまでのプロセスのところでしたが、とても詳しく、また丁寧に語っておられ、このプロセスの意味、重要性がとてもよく分かりました。さらにイエスと高級霊の愛の思いがそのプロセスの中にも入っていることが分かりました。自分自身でも語る練習をしてみると、語る前の文章にしてみるということでも、ビデオを聞くのとは違い、頭や心に深く入ってくるのを感じました。霊界の人たちに向かって語るつもりで練習を、というお話がありましたがただ言葉を繰り返すことでなく、気持ちを整えてイエスが2000年も前から語りたかった思いのこもった真理であるということを心にいれて、練習していきたいと思いました。(50代女性)
今月は、スピリチュアリズムの全体像を語れるようになるという課題でした。この課題でやると最初聞いた時には、そんなことが自分にできるだろうか、それにどんな風にやればいいのか、と、戸惑いを隠せませんでした。しかし、いまは違います。読書会のメンバーの方々が話されるのを何人も聴かせてもらいましたし、最初はスピリチュアリズム普及会のビデオの通りにやってみるだけでいいことが十分わかりました。実際に、少しやってみると、内容の確認のためビデオを少しずつ何度も繰り返し見ることになり、その内容は頭に自然と入ってきてしかもあとに残りますし、どのようなスピードでどんな風に話せばよいのかも、おのずとわかってきます。スピリチュアリズム普及会の方々が膨大な時間と手間を惜しまずに作られたものを使わせてもらえるのはたいへんありがたいことです。これを地道にやっていって練習していけば、霊的真理の普及・伝道のための仕事が自分にもお手伝いできるようになると確信しました。(60代男性)
今回も真理発表という貴重な時間を与えていただいて、ありがとうございました。学びの目線が、自分が理解すればいいというところから、他者へ伝えるという視線に切り替わることで、また一つ真理を深く理解することができるようになります。「他者へ伝える」ということも、自分の持っている知識を相手にぶつけるのではなく、相手の置かれている状況や関心の程度などを考えながら、様々な工夫をして伝えることが大切になってきます。同じことを伝えるにしても、相手によって言葉や表現の仕方を考えることで、ひとつの真理をさまざまな角度から見るようになり、結果として自分自身の理解が深まっていきます。そのたびに利他性の摂理という神の愛を感じます。相手に少しでも分かりやすく伝えたいと思い、重ねた努力が真理の深い理解につながっています。これは自分一人だけの理解でよしとしていた時には得られませんでした。今後は、このようにして得られた真理の正しい理解を、確実に実践していけるよう努力していきたいと思っています。その実践がさらなる真理の深い理解へ繋がるようにしていきたいです。(40代女性)
スピリチュアリズムによる地球人類救済計画の全体像についての講義でしたが、発表者の2人ともわかりやすく、よく理解されていて、とても素晴らしかったです。全体像の図はたいせつな部分で、私たちはいつも思い出さなければいけません。霊的無知が地上の悲劇の根本原因であるという最も重要なことを覚えておかなければなりません。読書会に、スピリチュアリズムについて学ぼうとしている霊が多数来ていることを知り、嬉しく思います。本日もありがとうございました。(50代男性)
今日は語る練習の発表1回目の月でした。なかなか人に伝えるというのは難しいと実感する日でした。もう少し頭の中で真理を整理し、自分のものにしないと人には伝わらないと痛感し、勉強不足・努力不足を感じました。今後の自分との向き合い方が大切であると思える一日でした。月1回の読書会が私の元気の素と思っているので、これからも休まず参加していきたいです。ここに来ると忘れていたこと、さぼっていたこと、いろいろな思いが浮かんできて、活力をもらえるようです。霊界に心を寄せ、日々の暮らしを見つめ直したいと思います。(50代女性)
今回は発表の機会をいただき、ありがとうございました。また、修正し、よりよいものになるように、今回教えていただいた課題を一つ一つクリアできるように、皆さんにならい、努力していきます。それだけでなく、日々の生活でも霊的真理の理解を深めるとともに、仕事や人間関係においても、常に霊的真理を意識し、全ての人たちが霊的存在であり、霊的家族であるということを忘れず、霊主肉従を心がけ、霊的視点に立った考え方や行動ができるように、あきらめず少しずつでも成長できるよう精進していきます。(40代男性)
今日はこれまで学んできた救済の観点や宗教の観点での全体像の中から発表をする、または発表を聞くという学びをしました。私は今回、読書会のメンバーの発表を聞かせていただきました。発表された方は、自分の発表内容をしっかりまとめて、自分の言葉で語ることができていて、とても素晴らしい発表ばかりでした。ビデオの内容は聞けば聞くほど素晴らしく、完璧な内容であることが分かります。それを自分で語れるようにしたいのですが、練習すればするほど、まだ練習が必要だと思いました。自分で発表しようと思ってやり始めると、本当に勉強になると思いました。霊界の人々が聞いてくださると思うと、頑張らなければいけないと思いました。(50代女性)
皆さんの発表を聞かせていただきました。全体像の内容をそれぞれの方が、内容を理解されているということだけでなく、感動されて、是非語りたい!と思い、お話しておられる気持ちが伝わってきました。自分自身はまだまだ理解を深めることからしていかなくてはと思いました。先ずは繰り返し練習していこうと思ったところです。イエスの言葉をいくつか聞かせていただき、本当にこの読書会で学んでいること、シルバーバーチの霊訓の内容がイエスから伝えられたことであり、まずは毎日の実践(霊主肉従・利他愛の実践・苦しみの甘受)を常に気をつけてやっていくことなんだなと思いました。霊界の人々が今も必死に地上に働きかけてくださっていることをいつも思って、地上人として感謝して、霊的同胞世界が一日も早く実現できるようにと祈り、毎日を努力していきたいと、また新たに思いました。(50代女性)
今月は、スピリチュアリズムの全体像を語れるようになるという課題に取り組みました。同じ内容でも、人によってそれぞれの語り口があり、このような大きなテーマでたくさんの内容のことを、原稿も何も見ることなく語られていた人もおられて、驚きました。聴いているだけの立場・役割での参加でしたが、逆の立場からみて、きちんと語れるようになるにはどのようなことに気をつけたらいいか、たいへん勉強になりました。霊的真理については、これまで、「理解」するためのもの、「実践」するためのもの、と学んできました。しかし、今回は、それ以上に、霊的真理は「伝える」ためのものである、と強く認識しました。今生で霊的真理に出会うことができたという、端から見たら奇跡のようなめぐりあわせにあずかった恩恵に、これに満足するだけでなく、時期のきた人に伝えていくという責任の重みを忘れず、語れるようになる練習に地道に励んでいきたいと思います。(60代男性)
今回は3名の方々のスピーチを聞くことができました。どの方も素晴らしく、それぞれの状況の中で一生懸命に準備されてきたことがよく伝わりました。与えられた条件の中で最善を尽くせば、更なる霊的道が開けるのだと感じました。皆さんの素晴らしさに圧倒されますが、励みにして頑張りたいと思います。また、霊的真理の記された最高のバイブルはシルバーバーチの霊訓であること、それは神のシールが貼られていること、神の教えであり、神を誰よりも知る、イエスの教えであるということをこれまでよりも深く感じる事が出来ました。もっと心を開き、人々のために神の使徒・道具として働いていきたいと心を新たにできました。(40代男性)