学習のポイントと感想

名古屋シルバーバーチ読書会


学習のポイントと感想 

 スピリチュアリズム思想の大樹

今月も先月に続き、スピリチュアリズムの思想の大樹の学習をいたしました。同じ内容を繰り返したことで、大樹の意味するところをしっかり確認することができたと思います。今回は2回目の学習ということなので、大樹の「幹」の部分――「全体像」の説明の後で4人の方に、大樹のパネルに沿った5分程度の発表をしてもらいました。これまで学習してきた全体像の重要なポイントを外さず、コンパクトにまとめた講義です。各々今できる精いっぱいのところで語ってくれました。聞いている方も、何度も確認ができて、全体像の概要を改めてしっかり理解できたと思います。

●全体を理解する、総合的に把握することの大切さ

これまで、読書会では、スピリチュアリズムの思想について数多くの真理を学んできました。例えば、「人間観」「死生観」「人生観」「神観」などです。また実践の項目として「霊主肉従の努力」「利他愛の実践」「苦しみの甘受」といったことも学んできました。こうした重要な内容を学習している時は、しっかりと理解できたと思っています。しかし、次の内容を学習していくにつれて、「自分は一体どこまで理解できているのだろう」「果たして自分はスピリチュアリズムについて正しく理解できているのだろうか」「まだ学んでいないことがたくさんあるのではないか」など不安になることがあると思います。しかし、こうして「スピリチュアリズム思想の大樹」によって、スピリチュアリズム思想の全体を示し、その構成要素としての全体像、思想体系、各思想テーマをおさえることで、自分の学んだ内容がどの部分に位置し、他の重要なポイントとどう関連しているかがよくわかったと思います。

シルバーバーチによって示された霊的真理――霊的思想は、人間にとって永遠不滅の真理であり、人間として必ず知っておくべき重要なものです。「人間とはどのような存在なのか」「人間はどのような環境の中で生きているのか」「人間はどのように生きていけばよいのか」こうした、人間にとって最も重要なテーマを明らかにしてくれたのが、「シルバーバーチの霊訓」なのです。地上の哲学・科学・心理学・宗教のいずれも説くことのできなかった「人間に関する真実」を明らかにしてくれたのです。そして、それを地上人の立場から、正しく理解し、どう実践に結び付けていけばいいのかを踏まえて、まとめたものが「スピリチュアリズムの思想体系」なのです。

スピリチュアリズム思想の大樹によって、スピリチュアリストが学ぶべき真理の全体がはっきりと分かるようになりました。そしてそれを実践に移していけるという確信も持てるようになりました。後は一人一人が、真剣に真理の理解に努め、実践に励んでいくだけです。そして、一人でも多くの人にこの素晴らしい真理を伝えていきましょう。

参考:スピリチュアリズムとは ↗




参加者の感想

前回はスピリチュアリズムの大樹の内容の理解に努めることで精一杯でしたが、今回、2回目の学習として、重要ポイントを表した図を一つ一つじっくり見ると、神があらゆる手を尽くして我が子である人間に霊的成長させようとする思いが伝わってきて、感動いたしました。神の5つの定義の中の、愛の始原としての神で、神が万物を愛から創造したため、神の被造世界には神の愛が充満していると学びましたが、本当にその通りだと実感しました。私はいろいろなことを難しく考えてしまうところがありますが、神はわが子の真の幸せのために全てを用意してくださっているのだから、神に全てを委ねて、神とともに、神の願うように歩んでいけば良いのだと気持ちを楽にすることができました。そう思えたのも「シルバーバーチの霊訓」と思想体系を手にし、イエスが神の願いを地上に届けてくださったからです。私も少しでも多く、神の願い、神の思いを必要とされている方へお届けできるよう、自分を磨いて参ります。(40代女性)

霊的思想の大樹の説明を今日も受けて、先月と比べてより一層理解できました。思想体系1~3の重要性がわかり、勉強の励みとなりました。これからも毎日コツコツと思想体系を熟読していきます。繰り返し読んでいきます。4人の方の全体像の講義により、重要なポイントが頭に入っていきました。私も講義ができるように勉強していきます。みんなで語る練習をすると、理解が深まります。今日もありがとうございました。(50代男性)

今日はスピリチュアリズム思想の大樹について学びました。根があり、大きな幹ができ、3つの大枝に数々の小枝が伸び、たくさんの実がなるというわかりやすい絵でした。その一つ一つが今までの学びであり、それを大きく大きく成長させていくのは、自分たちの努力なのだと強く感じました。本を読むだけでは、理解できないことも思想体系をセットで学ぶことで、心にストンと落ちてくるようになってくると思っています。今日もこの場に来られたことへの感謝と、今後の成長への努力を心に強く思いました。自分が霊的成長していくために何が必要なのか?どこの理解が不足しているのか?今一度、自分自身に問いかけることが必要であると実感しました。イエスの兵士として働けるよう努力していきたいと思いました。(50代女性)

今回もスピリチュアリズム思想の大樹について学ばせていただきました。このスピリチュアリズムの思想の大樹を何度読んでも、新たな気づきを与えてくださる素晴らしい教えであるとよくわかりました。シルバーバーチが言っていた霊界での人生で、変わることもない、絶対の教えである霊的真理を地上におろしてくださったことがよく伝わりました。この永遠不変の絶対の真理を体系的にわかりやすく学ぶことができる環境にいることをとてもありがたく思います。この授かった真理をしっかりと学び、時期の来た人に正しく伝えると言う責務を全うできるようになりたいと改めて思いました。大霊様から発する愛や思い、それを伝えてくださるイエスを始めとする霊界の皆様や普及会の皆様の思いや愛に応えるためにも、正しく真理を理解し、実践していきたいと思います。(40代男性)

今日はスピリチュアリズム思想の枠組みを大樹として理解し、学ばせていただきました。この大樹は、スピリチュアリズムの全体を体系的に理解する上でとても重要であることを、今日も改めて感じることとなりました。この図は人に伝えていけるようにしっかり理解し、語っていけるように、しっかりと努力していきたいと思いました。そしてスピリチュアリズムの思想体系とは、5000年前、現在、5000年後も変わらず、人間を深く理解する上でなくてはならない重要なものです。この思想体系とイエスの教えであるシルバーバーチの霊訓を手にしている私たち日本のスピリチュアリストの恵まれた立場への感謝と責任を深く感じました。ですから期待される通り日本のスピリチュアリストが日本にスピリチュアリズムを普及させ、世界へと広がっていくようしっかり頑張っていきたいと強く感じています。本日もありがとうございました。(50代女性)

スピリチュアリズム思想の大樹に沿って、全体像をもう一度学び、思想体系の枠組みを学びました。何度も学び、わかっているはずの全体像でしたが、今日また繰り返して講義を聞くことで深く頭に入っていきました。自分以外の講義をしてくださった人たちが、パネルを見るだけで話しておられましたが、自分自身もそのように語れるようになりたい、スピリチュアリズムとはこういうことだよといつでも語れるようになりたいと言う思いを深くしました。また、正しく理解し、正しく実践する、それを繰り返していくことで神に対する信頼が強くなっていくことを改めて思い、日々の努力をしていこうと思います。今日もありがとうございました。(50代女性)

今回は皆さんのスピーチと共に、先月に続いて思想体系の大樹から学びました。今回は言葉の大切さを強く感じました。全体として一体不可分の大樹(霊的真理)ですが、そうした中の一つ一つの単語の意味と位置づけをしっかり理解することはとても大切です。メンバー皆様の発表からも一つ一つの言葉(単語)の大切さを学ばせて貰いました。大切な言葉を講義としてしっかり伝えるには、しっかりした声を出すことが大切ですが、しっかりした声を構成する大切な要素として大きな声があります。物質世界ですから発音声量などの地上的要素も大切なのだと、霊力・思いを込めて届けるためにもこうした要素が重要だということを学ばせてもらいました。そうしたことも意識した練習と健康管理に努めたいと思います。また、全体像や思想体系を学ぶことで、自身の立ち位置を確認することができるようにも感じました。真理を知った一人一人のこうした積み重ねがイエスと霊界の方々が願う人類救済へと繋がるのです。これからも様々な課題や困難を人類救済への道として受け止め、学び乗り越えていきたいと決意を新たにしました。(40代男性)

〈スピリチュアリズム思想(霊的思想)の大樹〉について学習しました。これまで、救済の観点から見た全体像、宗教の観点から見た全体像、と学んできましたが、「大樹」は、これは、さらにその上から、スピリチュアリズム全体を俯瞰するものです。そして、スピリチュアリズムについて学習する時の「羅針盤」というべきものです。何を、どこから学んだらいいのか、いま自分がどこにいて、そしてどこへ向かって学びを進めたらいいのか、指し示してくれるものです。たえず手元に置いて全体を見失わないようにしたいと思いました。また、読書会の場で「発表」することによる「アウトプットの学習」は、「インプットの学習」をさらに強化していく効果的な学習法と思います。そしてそのまま真理を正しく伝えていくことができるようになるものです。この読書会そのものがハイ・レベルに向上・進化していて、わたしも真理普及のための一員となるべく、一層奮闘努力せねばならないと思いました。(60代男性)

2回にわたり、スピリチュアリズムの体系的理解、総合的理解について学ばせていただきました。読書会で学ぶ様々な真理がどう関連しているのか、一本の大樹によってスピリチュアリズムの全体を明確に把握し、理解をより深めることができることを感謝します。イエスによる真の救いに至る道の全貌がわかるようになりました。スピリチュアリズム普及会という確固たる足場を得ることができた中で地上に降り立ち、人類救済のための総指揮官として働くイエスの今を知り、私もまたよき部下として霊界の道具となれるよう、努めて参りたいと思っています。本日もありがとうございました。(60代女性)

世の中では、聖書が様々な形で広まっているように、スピリチュアリズムも様々な形で広がっています。しかし、思想体系とシルバーバーチの霊訓で、真理とはこういうものだということを、イエスは示してくださいました。だから他のことを考える必要はありません。思想体系がなければ、スピリチュアリズムはいろいろな方向に流れていってしまいます。だからイエスはここまで示してくださったのだと思います。(60代男性)

今日の講義では、スピリチュアリズムの思想を構造的(体系的)に解説されました。今まで単元としていろいろな思想を学んではきましたが、それらがどのように関連し合っているのか、もう一つ明確ではありませんでした。しかし、今日の講義によって、思想構造が多次元的に示され、総体として意味があるものとして(少しではありますが)理解できたように思います。しかし、単に概念としての理解に終始するのではなく、そこに生命を吹き込んでいくのは、私たちの責任でもあると感じました。(70代女性)

参加させていただき、2年以上が経ちますが、真理の理解と実践が進むことで、人間世界に生まれた意味とシルバーバーチの読書会に参加している意味をより深く理解できるようになりました。今回の講義は、スピリチュアリズムの思想全体の位置づけと復習することができてよかったです。現在、公私とも私ではどうすることもできない深刻な問題が同時多発的に生じています。その中で神の摂理に沿った生き方をしようと、自分の心とシルバーバーチの霊訓と思想体系を毎日学び、自分のものにして、自分の心を鍛えている状況です。(本当にストイックな生活をしています。) 時を重ねるにつれて、しばかれ方が強くなっていると感じる今日この頃です。ありがとうございました。(40代男性)


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