学習のポイントと感想

名古屋シルバーバーチ読書会

学習のポイントと感想

シルバーバーチによって示された真実の神観 ――“5つの神の定義”①~③

●シルバーバーチによってはじめて明らかにされた‟真実の神観“

これまで地上には人類共通の神観というものが存在しませんでした。各々の宗教が勝手な神の姿をイメージして、その神の姿を信仰の対象としてきたのです。しかし、20世紀に入って、シルバーバーチによって、霊界のすべての霊が信仰の対象としている神の姿を明らかにしてくれました。

シルバーバーチによって示された真実の神の姿は、次の5つの定義にまとめることができます。

①創造主としての神
②大霊としての神
③愛の始原としての神(愛なる神)
④摂理(法則)としての神
⑤究極の理想としての神

②大霊としての神

シルバーバーチは、神を「大霊(Great Spirit)」と呼んでいます。神というと、人間と同じような姿形をした存在とイメージしてきた地上人にとっては、シルバーバーチの示す「大霊」という概念はとても理解しにくいものです。シルバーバーチ自身も、「至難の業」と言っています。

大霊である神は無形です。私たち人間のように形体はありません。そして無限です。どこまでも広がり、ここまでという限界や境目がありません。さらに、はじめも終わりもない永遠の霊的存在です。

大霊である神は被造世界とそこに存在する全ての生命体・存在物の内と外、あらゆるところに遍在しています。私たちの眼を和ませてくれる緑あふれる自然の木々や小鳥のさえずり、大地に恵みをもたらしてくれる雨粒の一つ一つに、神は存在するのです。

辛い時、悲しい時に夜空の星を見上げると、そこに神がいらっしゃる――神の愛が溢れています。見ず知らずの人が、道端で立ちすくんで困っているおばあさんに易しい言葉をかけ、手を握ってあげている、そこにも神が存在しています。

私たちが100年足らずの地上人生をおくるすべての時、すべての場所で、神のいらっしゃらない時も場所もないのです。いつでも、どんなところでも、神は私たちのそばにいらっしゃいます。たとえ目に見えないものであっても、また未だに存在すら知らないものであっても、神と関わりのないものは何一つとしてないということです。霊界へ行っても同じです。霊界のいたるところに神は存在しています。肉体を持たない霊界人は、それを常に実感しています。

言語を超越した存在、大きな心のような存在、無限に広がる意識体――それが大霊です。

参考:
スピリチュアリズムとは>スピリチュアリズムの思想[Ⅱ]>1.神について ↗
『シルバーバーチの霊訓』とは>『シルバーバーチの霊訓』の画期的な通信内容>1.『シルバーバーチの霊訓』の画期的な「神観」 ↗
YouTubeスピリチュアリズム普及会公式チャンネル スピリチュアリズムの思想体系[Ⅱ]――神観 ↗





参加者の感想

シルバーバーチの神観について学びました。5つの定義のうち、3つ学びましたが、読書会で初めて教えていただいた時の驚きも蘇ってきました。愛の始原としての神(愛なる神)「神は愛なり」――10代の学生時に受けた感動と、60代半ばも過ぎ、70に手の届こうとする現在もこの言葉には、大きな感銘を受けますが、時を重ね、(スピリチュアリズムを通して霊的真理に沿った)体験を重ねる中で、その言葉(神の愛)の深さ、広さを実感し、感謝しております。(60代女性)

今年初めて、読書会で神観を学ばせていただきました。読書会や自宅での勉強での勉強で何度も神観を見ても、分かりやすくすんなりと受け入れることができる素晴らしい真理であると思いました。シルバーバーチの霊訓で、シルバーバーチが正しい神について言語で伝えるのは困難であるとおっしゃっていましたが、それをわかりやすくシンプルに伝えてくださったことに、霊界の人たちの愛が感じられるようでした。その霊界の人たちの愛に少しでも応えられるように、しっかりと神観を学び、伝えていけるように努力していきます。(40代男性)

本日は神観について学びました。私は特定の宗教に属していたことはありませんが、「神は存在する」と思っていました。ただスピリチュアリズムに出会う前の私の神観は、世間でよく耳にする神観の中で、気になったものをピックアップしてまとめたものを自分の神観としていました。スピリチュアリズムの神観を学び、本当の神の姿が自分の思っていた神の姿をはるかに超え、まさに「神」と呼ぶにふさわしい存在だということが分かり、地上にいながら神の本当の姿を学ぶことができたことの素晴らしさとありがたさを感じました。さらにスピリチュアリズムに出会う前は、神というのは人間にとって偉大過ぎる存在ゆえに、人間にはそれほど関わりがないと思っていました。神は宇宙や自然といった、人間よりももっと大きな世界に関係していると思っていました。しかし実際には、神の分霊が自分の中に宿っていることを知りました。私たち人間は機械的に産み落とされたのではなく、神に望まれて生まれてきたということを知って、深く感動しました。また、自分と他人との関係を知ることができました。全ての人間が神の子どもであるため、霊的には兄弟姉妹で、「他人」などこの世に一人も存在しなかったのです。神を知ることで、自分自身を知り、自分以外の人間との関係を知り、ひいては正しい生き方を知ることができました。このスピリチュアリズムが説く神観を一日でも早く、一人でも多くの人が受け入れて、神の子どもとしてふさわしい生き方ができるようになってほしいと願うイエスや霊界の人々の思いが、また少し身近なものとなりました。私自身が神の望まれる生き方をして、真理を語る資格を得てスピリチュアリズム普及に貢献できるよう努めていこうという思いをさらに強くいたしました。(40代女性)

今回の講義の説明で、神観に対するイエスの強い熱意が分かり、感動しました。間違った神観を持っていては霊的成長などできません。神の分霊(ミニチュアの神)が人間の本体であることが分かると、誰もが自分に自信がつき、地上人生を有意義なものにしようと努力していくと思います。私も普段の生活で、私の本体は神の分霊であると強く自覚するようにします。もっと霊的成長をして神の愛をもっと実感できるようにしたいです。(50代男性)

今日は思想体系Ⅱの神観の1回目でした。イエスの思いを聞き、またビデオの見方が変わっていきそうです。霊的成長を求める霊的本性があることを、初めて地上人類に証されたということで、それをすぐに知ることができた私たちは、本当に恵まれた存在なのだと改めて実感しました。イエスが私たちの身近にいてくれるなんて、こんな心強いことはないですね。今、この時にこの場所にいられることへの感謝と、これからも地道に真理の理解への努力、そして伝道への導き、それらを私の中のライフワークとして日々忘れることなく暮らしていきたいと願いました。そして神の愛を心から実感できるスピリチュアリストを目指していきたいです。(50代女性)

本日は、神観「創造主としての神」「大霊としての神」「愛の始原としての神」を学びました。私たち人間は、神の分霊であり、かつ、神と愛の絆で結ばれている尊い存在です。しかし、現実に振り返ってみると、ロシアによる罪のない人々への虐殺、母親による子供の餓死等、哀しいことがニュースを賑わせています。傍観するだけでなく、スピリチュアリストとして何かできることを探したいと考えます。また、霊的真理の普及の大切さを再認識しました。(50代男性)

神観を本日は学ばせていただき、その重要性が徐々にですが分かるようになっていた気がします。人類は神によって創造された時から、霊的親である神を探し求めて、その時代や霊性などにあわせて霊界からインスピレーションとして降ろされてきたことが分かりました。しかし、人間が神を求め、それに霊界側が働きかけても、霊的なものよりも物質的なものばかり求めてしまい、正しい神観を持つことができなかったということも分かってきました。そして、間違った方向ばかりにいっている人類を正しい道に歩んでほしいという思いから、イエスを中心としてスピリチュアリズムがおこされたことが、この神観を見ていると、強く実感しました。イエスがシルバーバーチを通して、初めて正しい霊的真理・神観を降ろすことができて本当に嬉しかったと言われているように、いろいろな準備をして大変な思いをして、届けてくださったんだと思います。そのやっとの思いで届けたシルバーバーチの霊訓も正しく理解できず、多くのスピリチュアリストが間違った方向へと行っていることに悲しまれていたと思います。しかし、イエスの意志を汲みとることのできた普及会さんたちの働きや、霊界の人たちの働きかけによって、自分たちは分かりやすく霊的真理を手に入れることができるようになりました。本当にありがとうございます。その思いに耐えるためにも、しっかりと霊的真理の理解を深め、実践し、多くの人たちに正しく伝えていけるように、人間力を高めていきたいと思います。(40代男性)

今日は、イエスが何としても地上人類に伝えたかった真実の神の姿、神観を学ぶことができました。真実の神は、物質的な概念、地上の言語では表現することができない大きな存在、完全無欠、完璧な愛に満ちた存在でした。今回学ばせていただい神観を知るまでは、神の大きさ、完璧な愛はとても実感できませんでした。真実の神は私たち人間を一人一人をイメージし、愛によって個別の存在へと創造し、神の分霊を与えてくださいました。神の分霊は人間の本体であり、ミニチュアの神です。私たちは永遠に霊的存在として成長する本性を与えられ、親である神を目指して成長することができます。成長すればするほど、同じ人間同士が愛を与え合う人類愛、人が動植物へ与える利他愛が増してゆき、霊的同胞世界へと近づいて行きます。何と完璧な神の愛がそこにあるのでしょうか。本当に神は完全無欠な意識体として私たちのいる地上、宇宙、霊界全てにおいて遍在して私たちを包んでくださっているのだと思いました。私の想像できない大きな存在である神の姿を少しずつイメージできるように教えていただいて、本当にありがたいと思いました。神観のビデオも素晴らしくて、いつもの小池氏にも増して、まさしく輝いて見えるように感じました。イエスの真理普及の意気込みが伝わってきました。(50代女性)

神の学習でした。神は私たち人間を一人一人イメージして創られたということでした。私たち一人一人は、神がイメージして創ってくださった、そして神から、神と同じ霊、分霊をいただいているというところに感動しました。神はこの被造世界を漠然とつくったのではない、愛の対象として創造したこと、さらに人間と神の親子愛、人間同士の人類愛・・・・・・等、神についてのイメージをたくさん教えていただきました。全てのものを包み、全てのものに宿っている神を思う時、私たちは常に神と一緒におり、いつも神を感じることができるのだと感じ、とてもうれしく、また私たちを創造してくださった神に感謝の思いが出てきました。イエスが伝えたかった本当の神を地上人の私たちが本当に理解し、感じることができるのは、霊界へ行ってからだということですが、しかし、こうしてイエスが伝えてくださった神観により、少しずつでも理解していきたいと思いました。イエスのメッセージがとても親しみのある言葉で、身近に感じさせていただいています。イエスがこの地上すぐ近くにいてくださっていることをいつも忘れないようにしていきたいと思いました。(50代女性)

「シルバーバーチによって示された真実の神観」について、今月は、創造主であり、大霊であり、愛の始原である神について学びました。神は、わたしたちひとりひとりをイメージしてくれて、分霊を与え、しかも神とは独立・個別の存在として、霊的成長を求めつづける永遠の存在としてつくってくださったことには、感謝というほかはありません。神の愛は、究極の利他愛・完全無欠な至高の愛であり、この被造世界は、そういう神の愛にみちあふれていて、神と人間、そして人間同士も愛の絆で結ばれていて、人類同士は霊的兄弟姉妹(霊的同胞)であり、全人類は神を共通の親とする霊的一大家族であるという美しい世界だということです。この地上世界で、肉体を持っていながら、神の存在、神の愛を実感することはなかなか難しいですが、シルバーバーチによって示された真実の神観をよすがとし、イエスをお手本として、神に対する畏敬の念、感謝の思いを抱きつつ、真理普及への決意を高めていきたいと思いました。(60代男性)

今日は神観のテーマから、神の3つの側面を学びました。イエスが思いの全てを託したシルバーバーチの霊訓を与えられたことは、本当に有難く思っています。是非、多くの人々に届けたいと願っています。そのためにも、私自身の道具としての素養を高められるよう、これまで以上に努めていきます。神は全てを創造された完璧な愛と叡智の存在ですが、今回の学びを通して、これまでにないくらい神の愛に包まれていることを感じられました。美しい物、醜い物、喜び悲しみ、苦難試練など、全ての存在や出来事が神の愛の表れなのだと思えました。それと同時に途方もない神との距離も感じました。神に対して、相反する感じ方ができたことを嬉しく思っています。今回の学びを通し、これまでよりも神に近づけたように思います。霊界と違い、神の愛をダイレクトに感じることはできませんが、粗雑な物的世界においても全ては神の愛の現れです。こうした霊的事実を知ることができて本当に有難く嬉しく思います。私たち人間は神の愛に包まれています。それぞれに神の愛を携えた守護霊が付き添い、自身を形作る全ても神の愛の現れであり、万物を通して神の愛に包まれているのです。日々の奉仕と霊的成長を通して、神と同胞への恩返しをしたいと思います。(40代男性)


TOP↑