参加者の感想

名古屋シルバーバーチ読書会

参加者の感想

読書会に参加された方の感想を載せました。その日に学んだ内容についての感想や、日常生活の中で感じたことなどを霊的真理に照らし合わせながら語ってくださった言葉です。真理を学ぶ皆さんの参考にしてください。

2012.3.18

今回は、『霊性進化の道しるべ』を学ぶ前に、『シルバーバーチの霊訓』の霊的背景と歴史的使命について学びました。なぜ、シルバーバーチの霊訓が私たち地上人にもたらされたかということをあらためて学びなおしました。

3月の感想――『シルバーバーチの霊訓』の霊的背景と歴史的使命について

その日のための食にも事欠く人とか、一生おなかいっぱいになることを知らずに死んでいってしまう人、自分の住む家も持てないという人たちのことを忘れて生活している自分というものを思い知らされました。日常の能天気な時には、真理のことを忘れてしまうということがよくあります。大変なことや行き詰った時になると真理が顔をもたげてきて、霊的真理が自分の支えになっている、守護霊が見守ってくれていると思いだします。なるべく身近にシルバーバーチを置き、いつでも手に取れるようにしていますが、忘れていることも多いなと改めて気付かされました。

今年になってから自分は基礎がなっていないと思い、活動するよりもまず知識を自分の中にいれなくてはならないと考え、本と普及会のホームページを読んでいます。焦らずにいようと思っていたのですが、知り合いのご家族がガンだと知って、思わずヒーラーグループに電話をしてしまいました。今年一年は知識を身につけて応用力をつけて実行に移そうと思っていたのですが、こうした状況は突然自分を試すかのようにやってきます。浅はかな行動をとっているつもりもなかったですし、2晩くらいよく考えたので、奥さんにこうしたものを受けてみませんかと話しました。すると、当然と言えば当然なのですが、おかしな祈祷師か宗教にはまってしまったのではないかと思われてしまいました。

最近nHK・BSの『世界のドキュメント』という番組を見るようになってから、世界中に“大霊が用意された恩恵に十分浴せない人たち”がたくさんいることを知りました。これまでも、世の中には恵まれない、苦しんでいる人たちが多くいるということは頭ではわかっていたつもりでしたが、本当には理解できてなかったのだと思います。この番組を見るようになって、地球を覆う2つのガン(利己主義・物質主義)を少しずつですが実感できるようになってきました。今、世界では様々な出来事が起こっていますが、霊的視野で見たときの本当の悲劇を見極める力を養っていきたいと思いました。そして真理を忘れがちな日常生活の中でも、なくもがなの苦しみの中にいる人たちをなんとか忘れないようにして、今私にできる精一杯の利他愛を実践し続けていきたいと思いました。
私にも苦しいということはたくさんあるのですが、それは自分の霊的成長のための苦しみであって、良いことです。霊的成長にも何もならない苦しみを味わっている人たちがこんなにもたくさんいるということを知ったら、自分の霊的成長のための苦しみで自分が苦しい、つらいと思うことよりも、こうした今本当に苦しんでいる人たちのことを頭の中においておきたいと思いました。

日常生活に追われていて、霊的真理は覚えているつもりですが、自分が霊的成長するように努力するということから遠のいてしまっていたように思います。自分のカルマや肉体的な苦痛、そうしたもののみに焦点がいってしまっていたようで、反省させられました。
スピリチュアリズム普及会の公開してくれている「スピリチュアリズムとは」等の膨大な内容があるから、モーゼスの『霊訓』やカルデックの『霊の書』等を秩序だてて読むことができてとてもありがたく思っています。

スワッハーが尋ねたことにシルバーバーチが答えてくれたということがとてもうらやましく思えました。自分が思ったことが霊的真理に照らした時に真実のことなのか、独りよがりの思いなのかわからない…自分の意見を公表したときに他人に反対されてひるんでしまったときにシルバーバーチという高級霊が「そんなことはありません」と言ってくれることはどんなに力強いことかと、とてもうらやましく思いました。シルバーバーチの交霊会が催される時代にいて、交霊会で質問してシルバーバーチにこたえてもらえたらなどとちょっと妄想してしまいました。

イギリスで大勢の人が王室のことで大騒ぎしていることをシルバーバーチが一喝します。これを自分に当てはめて考えてみると、一般大衆の人たちのようにマスコミとか報道とか大勢の人が信じるものを信じてしまうというところがあり、こうしたことに反省しきりです。自分の理性からのものを吟味して信じていきたいと思います。
知識が多くなれば責任が大きくなるというところがシルバーバーチは厳しいなと思いますが、学んでいくうちに厳しいという思いが小さくなっていくといいなと思います。

自分は読書会をはじめるようになりました。まだ参加してはいない人ですが、神様のことをしってもらおうと思ってその人に話し始めると、1行も読まないうちに寝はじめ、話をやめると目を覚ますのです。こうしたことがあって、私はこの人の「魂」にスピリチュアリズムを語りかけているのだからと思うことにしました。
託された責任が大きいということは、それだけ神様がこの人を使っていろいろと伝えようとされているということだと思います。そう思うと、その神様の思いに対する責任を感じます。取り越し苦労や心配の念を振り払わなければ働きかけられないのだから、神様に使ってもらおうと思ったら、まず自分がそうした思いを振り払い、心を作っていかなければよき道具にはなれないと思います。

自分の周りにシルバーバーチを知っている人はほとんどいません。自分自身は、考え方もシルバーバーチの考え方に染まってきています。だからこういうときはこうだろうということを一緒に話し合える、分かち合える人がいるといいのですが、なかなかそういう人がいません。今、本当にこうした話をしたいという気持ちが強いのです。だから機会があれば、いきなりシルバーバーチを出すのではなく、関連のある考え方を紹介しながらきっかけをつかみたいと思っています。今はまだそうした出会いはなかなかありませんが、長いことやっていけば、必ずそうした出会いがきっとあると思います。

人間に届けなくてはならない真理というのは、この当時であっても今であってもあまり変わらないんだなと思いました。

物質万能主義はよくない、霊中心主義でないといけないと改めて思いました。日常生活は波がありますが、利他愛を常に持つ方向にいくことと、取り越し苦労をしないように努めることが重要だと思いました。


TOP↑