参加者の感想

名古屋シルバーバーチ読書会

参加者の感想

読書会に参加された方の感想を載せました。その日に学んだ内容についての感想や、日常生活の中で感じたことなどを霊的真理に照らし合わせながら語ってくださった言葉です。真理を学ぶ皆さんの参考にしてください。

2012.6.17

今月学習した10章では、Teachings of Silver Birch、More Teachings of Silver Birchの二冊の編纂者でもあるA・W・オースティンが、シルバーバーチにかなり突っ込んだ質問をしているという箇所です。質問の内容は多岐にわたり、参加者一人ひとり心に引っかかるところはさまざまだったようです。どんな難しい質問に対しても、明快に答えを示していくシルバーバーチの霊格の高さも実感したことと思います。

6月の感想――シルバーバーチの質疑応答から考える

地上生活では、新しい霊と再生してくる霊が一緒に暮らしているからいろいろな問題が出てくるのだと思います。その中で、悲しみとか希望、利他愛などを学んでいくのではないかと思います。シルバーバーチが言っているその中で一番大切なのが利他愛で、そうしたことを学べたことは良かったです。

スピリチュアリズムを知ったものとして何をすべきかということをいつも考えています。先月の学習で、98%は霊界が準備をしてくれて、あとの2%を私たちが自身で努力するということを学びましたが、一人ひとりには霊界から道筋ができていて、それに動かされているように思います。こちらに進むのが正しいとわかっているのに、それに逆らった方向に行こうとすると苦しみが起こってくるのです。霊界の道具としてもっと謙虚さを持って、じたばたせず、なるようになっていくことを信じていきたいと思います。

今日一番印象に残ったところは、プリントの2枚目4つ目の「何かを征服せんとする努力、困難を克服せんとする努力の中でこそ霊は真実の自我を見出し、神性が働くようになる」というところです。シルバーバーチの苦の哲学にあるように、私も真理を見出すまでほんとに苦しかったのです。そして、真理を見出してからも霊的成長するためにも苦しみが伴って、比喩ではなく泣きながら行っていることもあって、つらいなあと思います。しかし霊的成長に関して言えば、そのつらいなあということの頂点に達した時に、ふと自分が成長できたように思えた時がありました。そしてまた苦しみが来てということを繰り返していくうちに、「この苦しみの後には必ず成長がある」と思えるようになりました。そこでその苦しみに耐えられる力がついたというか投げ出さずやれば、たとえ少しであっても自分の成長を実感することができると感じられるようになってきました。まだまだ苦しいですけど、頑張ろうと思います。

新しい霊と古い霊がいるということがなるほどと思いました。うまくいかない人があったとしても、まだそういう段階なんだと、AかノンAではなくて、階段を上っている途中なんだなと思えば、気が楽になります。自分は自分より高みにいる人から教えてもらえばいいし、もし自分より低い所にいる人がいれば教えてあげるチャンスがあるかもしれないと思えば、自分がそのつなぎができればいいと思えます。

シルバーバーチは、人生は苦しみを克服していく、そのために私たちはこの地上に生まれてきているということを言っています。私たち地上人は、病気を持っている人が大半のような気がします。その病気を克服していくこと自身も本人の努力だと思うのです。スピリチュアル・ヒーリングを受けることも必要ですが、スピリチュアル・ヒーリングを受けてもカルマが切れない時には治りません。でも本人が耐えられない重荷は与えられないとシルバーバーチが言っていますから、そこは自分で頑張って克服していかないと霊的成長はないのだと思います。

「後から生まれてくる魂の方がずっと恵まれた環境に生まれてくるというのは、私には不公平に思えるのですが……」というところがありました。私たちは60年間分ものシルバーバーチの言葉をこうして全部学べるのだから幸せだとわかってはいるのですが、シルバーバーチの生の声を聞けた過去のあなたは恵まれているといいたいです。

霊界はすべて協調関係で成り立っている、一人ではありませんというところがすごく印象に残りました。地上でもやはり一人では生きていけない、協調関係を持っていかなくてはならないと思いますが、こうしたことがなかなか難しい。でもこうした協調関係ということがとても大切なことだと思いました。

(自分には)あまり大きな変化があるとは言えませんが、昔とは少しずつですが変わっていると思っています。だから一生懸命(真理を)読むことだけでも頑張りたいと思います。

世の中の不公平がどうしたらなくなるのか、戦争・飢餓・貧困がどうして起こるのかと考えた時、一部の利己主義「自分さえよければいい」ということが原因となっています。みんなが霊的真理を知り、これがなくなっていけば、平和な世の中になっていくと思います。自分は真理を知った以上、今学んでいる知識を自分なりに普及することが改革していく力になっていくと思っています。

今日の個所はすごく考えさせられるところがありました。人として生まれてきているにもかかわらず、食べるものがないとかまともに住む家がないといった基本的な生活ができない人たちがたくさんいます。こうした現状は、私たちが生まれた頃とそんなに変わっていません。こうしたことを解決するには、人々が霊的に目覚めて変わっていかなくてはならないと思います。こうしたことは、ほとんどの人がテレビで見たとしてもその時だけですぐに忘れてしまいます。しかし、そうしたことを意識できる人が多く集まれば、全体的に変わっていくようになると思います。無理に真理を伝えていこうと思っても、反発されるだけですので、無理しなくても意識をする人が増えれば自然と変わっていくのだと信じて出来ることをしていこうと思いました。

今日はシルバーバーチのいう互助の精神というところが心に響きました。読書会の間中、霊界からのエネルギーを感じていました。毎回読書会全体もパワーアップしているように感じます。

世の中に宗教は数多くありますが、どの宗教も自分のところが正しいと言います。宗教同士が手を取り合うことができれば世界がよくなっていくと思うのですが……。また世界がよくなるためには「人間とは一体何なのか」「何のために生きているのか」ということがわからないとだめだと思います。

今このときにして、やっと真理を手渡してもらえたんだという喜びでいっぱいです。自分には宗教遍歴もあります。(真理に出会って)ここ数ヶ月間、自分の中ですごいことが起こっている気がします。シルバーバーチの語る神観は、本当にこの自分が求めていたもので、言い表しようのないほどの喜びを感じています。大霊の公正さは完璧である、自分のなしたことを人の目はごまかせても神の目はごまかせないなどの言葉も、本当に新鮮に感じました。少しでも霊的成長をして、道具として残された時間を使いたいと思いました。続けて学んでいきたいと思います。


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