参加者の感想
読書会に参加された方の感想を載せました。その日に学んだ内容についての感想や、日常生活の中で感じたことなどを霊的真理に照らし合わせながら語ってくださった言葉です。真理を学ぶ皆さんの参考にしてください。
2012.8.19
11章のはじめには、シルバーバーチの身元について触れている個所があります。シルバーバーチがどういう立場の霊であったか、シルバーバーチの霊訓がどういう背景のもとで地上に降ろされてきたかということをはじめに確認し、シルバーバーチの霊訓を学ぶ意義を確認しました。
8月の感想――霊的真理は不変です
シルバーバーチを勉強するようになって、生きる上での支えとなっていることを感じます。シルバーバーチの言葉の中には、自然の法則にしたがって生きることや、日常生活で辛かったりするときに支えとなっているものが多くあります。今回もそれを改めて感じました。また、こういう会に集まって学ぶと多くの霊的エネルギーをもらえるように感じます。1か月頑張ろうかなという気持ちになります。
真理を知る前は、世界が苦しみに満ちているのは私がお金持ちではないからだと思っていました。 私が世界一の大金持ちであったら、すぐに地球は平和になると思っていました。ある時世界一のお金持ちがビル・ゲイツであったことがありましたが、その時の資産を聞いて「何だこれだけかこれでは世界は救えないな」と思いました。やはりお金では世界は救えないんだと分かりました。では、私が頭が悪いから世界を救えないのか、才能がないから救えないのかとも考えました。しかし、真理に出会って道具意識ということを学んだ時に、自分は本当にお金もなくて頭もよくないのですが、真理をそのまま伝えるということはできると思いました。それを知って本当にありがたいと思いました。何もない自分でも地球をよくしていくことに携われるということが本当にありがたいことだと思います。一日も早く誰かに真理を手渡すことができるようになりたいと思います。
私は認知症の親をかかえているのですが、以前は認知症というのはすごく恐ろしいことだと思っていました。しかし、最近はあちら(霊界)に帰っていくステップというか自然のことというような気がします。こちらが言うことも、潜在意識の部分ではちゃんとわかっていて、後でわかってくれると思うと安心します。私たちが学んでいると、親たちはそれを直接読んでいるわけではないのですが、何か思いが伝わっているような気がしています。
キリスト教の教義・基盤そのものが間違っているということですが、最近読んでいたモーゼスの霊訓からこんなことを思いました。「ステイントン・モーゼスは何と言う頭の固い人間なんだ、こんなこともわからないのか」それはキリスト教を伝道しようとしていた人なのでこうなってしまっていたんだと思います。それに比べ、アラン・カルデックの方がずっと物分かりがよくて博学で立派だと思い返して、アラン・カルデックの本を読んでいました。
「私たちにとって大切なのは、その人自身の霊性の開発をすること」というところが今日の大事なところだと思いました。霊性開発され、より多くの霊的エネルギーを捉えられるようになりたいと思いました。霊性開発は、調和・愛・静寂が必要ということですが、この静寂ということは意識していかないといけないことだなと思いました。
知人のお葬式に行ったときに、「霊界の皆さんの導きに従っていってください」という言葉をかけます。そういう言葉しか思い浮かびません。シルバーバーチを学んだおかげかなと思います。自分の先祖に対しても「霊界の皆さんの導きに従ってご自分の向上進化にむけて一歩一歩歩んでいってください」と語りかけています。父や母はスピリチュアリズムを知らずに亡くなりましたが、自分はスピリチュアリズムを知ることができたので一人でも多くの人に伝えるように努力することが大切だと思っています。
摂理に従うということは、自分には厳しいことに感じます。道具意識とはどういうことか、心の中ではいつも思っているのですが、具体的にどういうことかと考えてしまいます。自分にとってカルマの解消とは、人と話してコミュニケーションをとることや文章を書くことによってなされる気がします。(本当に苦手です。)そうしたことに逃げずに挑んでいくことがカルマの解消となり霊性の開発につながるのだと思います。
カルマと言うと自分にとってマイナスのことをしてしまい、それに対する報いというような印象があります。世の中の一般の人の多くもそう考えていると思います。大きい小さいに関わらずカルマのまったくないない人はいません。本当はカルマなどない方がいいけれど、現段階ではそれでは成長できません。だからカルマは誰にも必然的に訪れるもので、それをいかにクリアしていくかが大切で、カルマに対する見方を変えていかなければいけないと思います。カルマは素晴らしい挑戦だと思います。
人間は本来の生活をしていけば、自然と霊的進化のステップを上っていけると思います。今の地上人は、物質に惑わされてしまったり肉体に翻弄されてしまって霊的なものが分からなくなっている状態なのだと思います。だから霊的進化をするのに苦しみや悲しみが必要になっているのだと思います。しかし霊的真理が自然と生活の中に活かされていくようになれば、そのまま成長し、向上プロセスはそんなに難しくないような気がします。親である神様は、私たちが悲惨な状態を体験しなければならないようなことを望まないと思うのです。本来は地上であっても霊界へ行っても喜びの中で成長していく、そういう世界であるのではないかと思います。
「自分自身で真理を深める」ということですが、その言葉は今の私にとって重くもありますが大きな希望でもあります。一つの教義の所にずっといると、ある意味すごく安心で守られていて楽に感じます。しかし今こうしてシルバーバーチを学んで、心が解放されていくことを感じています。何とすごいものに出会えたのだろと思います。毎日の生活の中で実践していくことが本当に喜びであると同時に大変なことだなと思っています。
「何事も憂えず、ただ心に喜びを抱いて奉仕の精神に徹して生活しなさい。いろいろ難しいことも生じます。問題も起きます。そうした葛藤を強いられるのはあなたの地金を試すためです。」この2カ月間、こう書いて壁に貼っておきました。ボランティアをしていると苦しくて、それも地金を試されているのかと考えてこの張り紙を繰り返し読んでいました。
間違った知識は捨て去らないといけないという個所が印象的でした。自分は霊的真理をテープで聴くことが多いのですが、実践することが大切だと思います。そして道具意識を持つことが大切だと思いました。