学習のポイント

名古屋シルバーバーチ読書会

学習のポイント

「シルバーバーチの霊訓」は、これまで地上に伝えられた霊界通信の中で、最も優れたものです。「シルバーバーチの霊訓」によってもたらされた霊的真理は、質・量ともに他の霊界通信を圧倒しています。私たちの読書会では、「シルバーバーチの霊訓」をただ読むだけでなく、ポイントを絞ってシルバーバーチの示してくれた霊的真理の理解を深めていきたいと思っています。私たちが日常生活の中で、特に意識し努力しなければならないことを中心に、大霊や高級霊の重い、スピリチュアリズムの大原則 などを、毎回何ヶ所か取り上げています。ここではその内容を簡単に紹介します。

2013.10.20

1章シルバーバーチの使命

●高級霊から与えられた使命
(P22/3~5、P24/2~9)
参考:2章P30/6~8
  • スピリチュアリズムの人類救済計画への参加の要請
  • 地上圏に降りて霊媒を見つけ、協力者を集め、霊的メッセージを地上に届ける使命
    (物理的心霊現象か霊界通信かの選択:P24/10~後ろから1)

*シルバーバーチの霊界通信の始まりは、高級霊界からのスピリチュアリズム計画への参加の要請からでした。戦争や飢餓、貧困など、多くの悲劇と不幸の中から抜け出せない地上人を救うためにたてられた、イエスを中心とした全霊界を挙げての大計画、それがスピリチュアリズムでした。そのスピリチュアリズム計画を実行するために大役を果たしてほしいという使命だったのです。こうした使命を受けた高級霊は、シルバーバーチのほかにも大勢いました。しかしそうした霊たちの中でもシルバーバーチは中心的な役割を演じた重要な存在であったということは明らかです。

(参考:スピリチュアリズム普及会ー "シルバーバーチ霊"とは)

●具体的な準備に取り掛かる
(P22/6~P23/後ろから6)
  • 霊媒を見つけ、養成する
  • 霊界通信の準備を整える
●霊界通信の開始
(P23/後ろから5~P24/1)
  • 参考:P13/後ろから3~P14/後ろから4、P16/後ろから2~P17/4
  • P18/8~12(ハンネン・スワッファー序文)

*シルバーバーチの霊界通信は、通信霊であるシルバーバーチ、霊媒であるモーリス・バーバネル、交霊会を主宰したハンネン・スワッファーそれに交霊会のメンバーといった役者がそろって初めて成立しました。(実際は霊界側の霊媒であるレッドインディアンの霊も必要でした。) そのためにシルバーバーチは、長い時間をかけて準備をしてきました。人類を救うために確実に霊的真理を地上に根付かせるために、慎重に準備をしてきたことが、この1章とハンネン・スワッファーの序文からよくわかります。そして実際には、その背後には数えきれないほどの霊たちが協力体制を組んで働きかけてきたということもうかがえます。シルバーバーチの英語の熟達、文章の素晴らしさなどからそうした背後の状況が少し見えてきます。

●「シルバーバーチの霊訓」の成果
(P26/5~P27/後ろから4)
  • 物質界に光明が差し込むようになり、より多くの幸福が生まれる
  • 「死についての無知」がわずかに克服
  • 多くの魂を鼓舞し、高度な自我を自覚させる
  • 過去の多くの間違いを駆逐
  • 間違った宗教のドグマから人々を解放
  • イエスに関する正しい認識が広がる(メシア・救世主 → 偉大な人間の見本)
  • まだまだ多くのなすべきことがある(戦争・飢餓・迷信・病気などの根絶)
●シルバーバーチの人間性…高級霊の人格
(P27/後ろから3~P28/10)
参考:P17/5~9
  • 霊団のマウスピース(代弁者)に過ぎない、霊団のメッセージを伝えるだけ
  • 個人の栄誉・褒章を一切求めない、自己宣伝をしない
  • 道具であることに喜び(道具意識に立った謙虚さ)
  • ただ役に立てばいい(真の人類愛)

*こうしたシルバーバーチをはじめとする高級霊の謙虚さ、奉仕精神、純粋な利他愛は、私たち地上人が目標とする人格です。特に霊的真理を知った者としては、人に真理を伝えるとき、シルバーバーチの姿勢を見習って臨んでいきたいと思います。


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