学習のポイント

名古屋シルバーバーチ読書会

学習のポイント

「シルバーバーチの霊訓」は、これまで地上に伝えられた霊界通信の中で、最も優れたものです。「シルバーバーチの霊訓」によってもたらされた霊的真理は、質・量ともに他の霊界通信を圧倒しています。私たちの読書会では、「シルバーバーチの霊訓」をただ読むだけでなく、ポイントを絞ってシルバーバーチの示してくれた霊的真理の理解を深めていきたいと思っています。私たちが日常生活の中で、特に意識し努力しなければならないことを中心に、大霊や高級霊の重い、スピリチュアリズムの大原則 などを、毎回何ヶ所か取り上げています。ここではその内容を簡単に紹介します。

2014.7.20

サークルづくりについて

●スピリチュアリストの集まりと、スピリチュアリズムの草の根運動
  • スピリチュアリズムの伝道は草の根運動
    ――時期のきた人を相手に真理を伝えていく
  • スピリチュアリスト・サークルは、少人数の「大人の霊」の集まり
  • 従来のスピリチュアリズムの組織(ISF、SNU、NFSH、SAGB、日本心霊科学協会など)
    ……霊的真理の理解が不十分であった(未熟さゆえに低い次元のまま活動)
  • 欧米のスピリチュアリスト・チャーチの現状
    ……交霊会、霊能者によるデモンストレーションなど
  • 過去の流れを引きずったままの活動
    子どもの霊の集まり、低い霊的レベルのまま

「現在のスピリチュアリズムは正しい方向へ向かっていると思われますか。私には非常に混乱したイメージしかありません。どこへ足を運んでも、そこにはまた違った考えを持った人たちがいます。正しい理解が行きわたるまでには、どれくらいの年月がかかるのでしょうか。進むべき道はどちらにあるのでしょうか。」

『古代霊シルバーバーチ 新たなる啓示』(ハート出版) P.45

「スピリチュアリスト・チャーチを訪ねてまわることがあるのですが、こんな程度のものなら閉鎖してしまった方がいいのではないかと思うことがあります。要は霊力を顕現させるための場であることが本来の目的だと思うのです。」

『古代霊シルバーバーチ 新たなる啓示』(ハート出版)P.49

  • スピリチュアリズムを悪用した偽善的グループ
  • ……霊能力や心霊現象を謳い文句にしたセミナー、ニセ霊能者によるスピリチュアリズムを悪用したファンクラブ、低俗な人間だけが集まる「シルバーバーチ読書会」
●スピリチュアリスト・サークルの意義
  • スピリチュアリズム運動の前線基地
    ……地上サイドの中心的役割
  • 霊的エネルギーの補給所
    ……サークルに参加するだけで一気に高い霊的意識まで引き上げられる
  • 霊的な礼拝所
    ……参加者(スピリチュアリスト)が一堂に会して神の前に礼拝する
  • 地上における霊的家庭
    ……神を中心とする霊的家族、高次元の愛の交わり
  • 人間の訓練場
    ……一人一人のメンバーの霊的成長を最優先する、利他愛に基づく本当の人間関係
  • 霊界人との霊的絆を強化する場所
    ……地上人と霊界人が心を一つにして"霊的絆"を強化する

*世間一般では、今でもスピリチュアリズムの本場はイギリスであると思っている人がほとんどです。スピリチュアリズムのことを知り、もっと詳しく学ぶためにわざわざイギリスまで出かけていく人さえいます。しかし、イギリスのスピリチュアリズムの現状は、100年前と変わらぬシッティングなどを中心にした心霊現象を中心とした活動が行われている……ということなのです。「シルバーバーチの霊訓」を読んでいるという話は聞いたことがありません。シルバーバーチの説いてきた人類にとって画期的な素晴らしい霊的真理を学ぼうともせず、相も変わらず死んだ人との交流を求め、ヒーリングによる病気の癒しを求めている……そんな現状なのです。時代遅れともいうようなこうしたイギリスの現状を正当なスピリチュアリズムであると言い、フォックス家事件の起こった3月31日をスピリチュアリズム記念日であるなどと公言している人もいますが、勘違いも甚だしいとしか言いようがありません。霊界側がなぜフォックス家事件のような現象を起こしてきたのか、なぜ多くの心霊現象を集中的に引き起こしてきたのか……シルバーバーチの霊訓を手にした私たちはしっかりと考えなければなりません。霊界の長年の苦労と努力を無駄にしないために、スピリチュアリズムの本質を取り違えて葉ならないのです。

●スピリチュアリスト・サークルづくりの準備
  • サークルのメンバーの選別(大人の霊、安易にサークルづくりに走らない)
  • メンバーと出会う前の孤独な期間
    ……決心が本物であれば、いつか必ず出会いがある、霊界が導いてくれる、ベストの道を歩んでいる
  • サークルづくりの第一歩は「読書会」から
  • インターネットを利用したサークルづくりの可能性
    ……きっかけとはなるが、スピリチュアリスト・サークルの代用にはならない、霊的絆で結ばれた深い人間関係を築くことはできない

*今の時代、スピリチュアリズムを普及するには、インターネットは不可欠なツールと言えます。インターネット上にシルバーバーチの霊訓などの質の高い霊的真理を公開しておくことで、時期の来た人は必ずそこに目を留め、その内容の素晴らしさに魅かれて真剣に読むようになります。最も質の高い真理をインターネット上に掲げておくことで、時期の来た人に届けることができるということです。今は、時期の来た人が自ら真理のもとを訪れる、そんなことが可能な時代になったということです。しかし、真理の理解度は人によってさまざまです。体系づけての学習をすることで、ある程度の理解は深められます。そうした場として活用できるのが「読書会」です。一人ではなかなか理解できない真理を、同じ価値観を持った人たちとともに学習するということで理解を深める、そして同時に霊界からの援助も得られるようになります。さらにもっと自分の人生をスピリチュアリズム普及のために使っていきたいと考える人は、サークルを作っていきたいと思うようになります。真理普及のために、人類の救いのために自分の人生を捧げたいという人が何人も定期的に集まるならば、霊界側もさらに応援しやすくなるのです。

*以下の内容は、「スピリチュアリズムとは-スピリチュアリズムの思想[Ⅲ]-8.スピリチュアリスト・サークルづくり (4)~(8)」 ↗ を参考にしてください。

  • サークル活動の進め方
  • 霊的真理の学習会
  • スピリチュアリズムの普及活動について
  • サークルにおける問題とトラブル
    ――サークルは人間関係の訓練場
  • サークル活動の行き詰まりと解散について
  • リーダーの役割とサークルの発展
  • スピリチュアリスト・サークルを単位とする霊的ネットワークの展開

2014.7.20

祈りについて

*私たちが日常生活の中で霊的成長するために努力すべき実践内容として、大きく2つあるといつも言ってきました。それは「霊的自己コントロール(霊主肉従の努力)」と「利他愛の実践」です。この2つに加え、消極的ではあるけれども「苦しみの甘受」も欠かせないものであると学んできました。そして今回はそれにプラスする形で「祈り」をすることの必要性を学びました。

●霊的成長のための実践的内容
  • 霊的自己コントロール(霊主肉従の努力)
  • 利他愛の実践(人を正しく愛する)
  • 苦しみへの正しい対処(苦しみの甘受)
  • 霊的世界とのストレートな交わり(瞑想・祈り)
●祈りの霊的意義と本質
――祈りは大いなる霊的活動
  • 神に近づこうとする魂の願望
  • 霊的自立を促すための不可欠な行為
  • 人間の霊性の表現であり、理想に向けての魂の決意表明
  • 背後の霊との結びつきを深める強力な手段
  • スピリチュアル・レベルでの霊的修行
  • 利他愛実践の意欲を高める霊的手段
  • 人類愛の実践内容――"人類愛"には必ず真実の祈りがともなう
  • どこまでも霊的成長のための一手段(目的ではない)

*「信仰者」というと祈りをする人と思う人も多いのではないでしょうか。それほど信仰と祈りは切っても切り離せない関係です。お祈りさえしていれば信仰をしている、祈りをすることが信仰であると思っている宗教も多いと思います。しかし、シルバーバーチは、「祈りはあくまでも手段であり、目的ではない」と言っています。人間にとって一番必要なものは「霊的成長」であり、祈りはその霊的成長のための強力な手段となりうるということなのです。祈りをすれば、霊的成長に大きなプラスの影響があるけれども、祈りをしないからといって霊性が下がるというわけではありません。

●祈りの霊的効用
――霊的人生に不可欠な祈りの実践
  • 霊的エネルギーが取り入れられ、霊的意識が高まる
  • 霊的人生の実践が強化される
  • スピリチュアル能力が引き出される
  • 祈りの効用を決定するのは、祈る人間の霊格
●祈りのための準備運動
(霊的ウォーミングアップ)
  • 祈りに先立つ霊的準備運動
    ……外部から霊的エネルギーを取り入れる
  • 霊的意識を引き上げ霊主肉従の状態にする
  • 祈ることができないときは無理に祈らない
  • 霊的準備運動の具体的な方法……瞑想
  • 霊的真理の集中読書は、最高の霊的準備運動

*祈りのための準備運動としては、一般的に瞑想が考えられます。自分にあったものならば、どんな瞑想法でもかまいません。チャクラなどの知識が必要であるという瞑想法もありますが、そうした知識は不要です。また、高額な費用をとるセミナーもありますが、そうしたところには低級霊が集まってきます。(お金儲けや自己顕示欲をくすぐるような内容のセミナーや集まりには、そうした主催者や参加者の心の内容に反応して、必ずと言っていいほど低級霊が集まっています。)外部の瞑想会に参加しようとする場合は、こうした点に十分な注意が必要です。特に霊媒体質の人は、格好の餌食になってしまいます。そうした場にはいかない方が賢明と言えます。自分で「霊的真理」を集中して読むほうがはるかに効果的で確実です。霊的真理を集中して読むと、霊的意識が一気に高いレベルにまで引き上げられます。それほど霊的真理には力があるのです。

●祈りの具体的方法と祈りの内容
  • 祈りの対象について(誰に向けて祈るのか)……神(大霊)
  • 祈りの時間と場所について
    ……祈りやすい時間・場所は自分の霊的感覚で判断
  • 祈りは一人ですべきか、皆と一緒にしてもよいのか……原則は一人
  • 同じ思いを抱いたスピリチュアリスト同士の祈りの会
    場所・時間を決めておく
  • 祈りは声に出してすべきか、心の中ですべきか……どちらでもよい
  • 声に出
    ……自分の考えが明瞭になる、真理にそった祈りになる、深い祈りがしにくい
  • 神の呼称について(神を何と呼ぶか)
    ……大霊、神、大霊様、神様、天の親様など
  • 祈りの内容について
    ――神に語りかける最低限のエチケットを守る
〈正しい祈りの項目と具体例〉

*スピリチュアリズム普及会「スピリチュアリズムとは-スピリチュアリズムの思想[Ⅲ]↗
7.祈りの実践 (5)祈りの具体的方法と祈りの内容 6)祈りの内容について――どのような言葉を述べたらよいのか 正しい祈りの項目とは」 ↗を参照してください。

●祈りの結果について
  • 祈りを聞き届けるのは霊界の霊たち(摂理を通して)
  • 正しい祈りは、正しい結果をもたらす
  • 間違った祈りは無視される
  • 祈りの結果

*スピリチュアリズム普及会「スピリチュアリズムとは-スピリチュアリズムの思想[Ⅲ] ↗
7.祈りの実践(6)祈りの結果について(4)まとめ(6通りの祈りの結果)」 ↗を参照してください。

●祈りにともなう霊的反応と心霊体験
  • 霊的エクスタシー体験
    ……最高の神秘体験(三昧の世界、ニルバーナの境地)、サイキック現象
  • 祈りにともなう心霊体験とその危険性
    ……瞑想・祈りの場には低級霊が押しかける
  • 霊媒体質者は真理による"霊的武装"が不可欠
  • 瞑想・祈りでは心霊現象が引き起こされることがあるが、心霊現象を大げさに考えない

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