学習のポイント

名古屋シルバーバーチ読書会

学習のポイント

「シルバーバーチの霊訓」は、これまで地上に伝えられた霊界通信の中で、最も優れたものです。「シルバーバーチの霊訓」によってもたらされた霊的真理は、質・量ともに他の霊界通信を圧倒しています。私たちの読書会では、「シルバーバーチの霊訓」をただ読むだけでなく、ポイントを絞ってシルバーバーチの示してくれた霊的真理の理解を深めていきたいと思っています。私たちが日常生活の中で、特に意識し努力しなければならないことを中心に、大霊や高級霊の重い、スピリチュアリズムの大原則 などを、毎回何ヶ所か取り上げています。ここではその内容を簡単に紹介します。

2011.2.20

23章さまざまな疑問に答える

●自殺の問題
  • 許されない、寿命をまっとうするのが摂理にそった生き方
  • 自殺をすれば代償を払わねばならなくなる
  • 愛する人や縁のある人にも会えなくなる
    (利己的な波動が溝をこしらえる)

*「生命は神から与えられたもの」「生命は神のものであって人間が勝手に奪うことは許されない」とシルバーバーチは何度も述べています。自ら命を絶つ人は年々増えています。今の生活が苦しい、人間関係がうまくいかない、生きている意味がわからない・・・・・・自殺の理由は様々です。自殺をすることで問題が解決するのでしょうか?死んでそれで終わりならば、解決といえるかもしれませんが、私たち人間は死んだ後に本来の世界である霊界にいくことになります。地上人生で必要な苦労や体験を途中で投げ出して霊界に入ると、様々な不具合が生じてきます。苦しくても寿命を全うして霊界入りすれば、苦労した分だけ喜びが返ってくる、霊界でのすばらしい生活が待っているのに、途中で投げ出してしまったがために、本来味わえるはずの喜びも味わえず、会いたい人にも会えないという状況になるのです。死後の世界があることを知れば、自殺などできなくなるはずです。霊的真理の普及の重要性をあらためて感じます。

●安楽死は許されるか
  • 医学的処置によって引き延ばすことは間違っていない
  • 死すべき時が来れば必ず死ぬ
  • 安楽死させることで死後ないしは来世(次の地上生活)での苦難が大きくなるということはない

*「安楽死」がよくないのは、「生命は神から与えられたもの」「生命は神のものであって人間が勝手に奪うことは許されない」というシルバーバーチの言葉に端的に表されています。どんなに辛くても、与えられた人生は全うしなければなりません。これに関連して最近問題になっている「脳死」の問題があります。「脳死」はまだその人が死んだということではありません。しかし、最近では「脳死」は死であると定義づけ、「脳死」による臓器移植を可能にしていく方向へと進んでいます。最近テレビで「脳死」判定を受けた人が、臓器移植を行う寸前に意識があることが確認され命拾いをしたという話がありました。このニュースは、脳に回復不可能だと思われるダメージを受けていても、意識を取り戻すことがあるという事実と、「脳死」という人間が決めた判定基準の曖昧さを明らかにすることとなりました。「脳死」を霊的に見ると、実はカルマを切るための苦しみの最中にいると言うことも考えられます。意識を回復せず植物状態のまま5年10年と過ごすことが、実は本人や家族にとって必要な苦しみであるかもしれません。どんな形であれ人の命を中断させるということは、人間には許されないということなのです。

●産児制限(避妊)は是か非か
  • 避妊の問題も最後は「動機は何か」
  • 性的快楽のみを求め、子供は邪魔だという考えから避妊するのは、私は賛成しない(利己的)
  • 精子と卵子とが結合した時から、その霊にとっての地上生活が始まる
  • どれだけ不妊をしようとも、一個の魂が物質界に誕生する段階が来ればかならず誕生する
●動物ヘの虐待行為
  • 大霊の創造物に対して苦痛を与えることは、いかなる動機からにせよ許されない
  • 無抵抗の動物を実験台にすることは間違い
  • 摂理に反した方法(動物実験)からは正しい治療法は生まれない
●霊界からの指導の実際
試行錯誤の苦労の連続
  • 指導霊は世界中で働いている
  • 目星をつけた霊能者が最後の段階で堕落して使いものにならないこともある
  • 物質界の至るところで、霊界側からの反応に応えてくれる人間を見出して働きかけている
  • 人類の進歩のために働いている
  • 物質界の進歩のために役だつ仕事の背後には、それに拍車をかけて発展させようとする霊団がつく
  • 霊界の積極的な働きかけを受けている事実を知っている方が、知らないままでいるよりもよい
  • 地上に働きかけるためには、霊界側で長い年月をかけた綿密な準備がなされている
  • 地上人の要望に応じて霊媒を養成することはない

TOP↑