2011．3．20

東日本大震災を考える

●天変地異・自然災害

• 地球という物質次元での活動に過ぎない
• 自然法則に基づいて引き起こされる物質的な運動や変化
• 人間の行為・思念とは一切無関係に生じている
• そこに住む住人の行為やカルマとは何の関係もない

●霊的視点から見ると

• 災害で死んだ人より、死別を悲しむ地上人の在り方こそ“悲劇”
• 人間が死後の世界について無知であることが、最も本質的な問題

●災害で亡くなった方に対する見方

• 地上に生まれる前から予定されていた、“寿命”が尽きる時がきていた
• 震災の被害者は、寿命の尽きる時、死ぬべき時がきて亡くなった
• 震災で亡くなった人たちは、すでに霊界で楽しく生き生きと過ごしている
• 本当の愛によって結ばれた人とは、霊界に行けば確実に再会できる

＊今回の大震災では、本当に多くの方が被災し、たくさんの命が失われました。災害に遭われた方、そして家族を失った方は、本当に辛く悲しい思いをしていらっしゃることと思います。その胸中を考えるとなんとかしてあげたいと思うのは当然のことです。しかし、霊的真理を知った私たちは、もっと別の観点、より本質的で大きな観点から見なくてはなりません。「死」が不幸である、「死」は悲劇である、「死」は愛する者同士の絆を無惨に引き裂く･･･こうした人間の「死」に対する見方が、不幸の元凶となっています。実は「死」は悲劇でも何でもなく自然現象の一部である、私たち人間が地上という物質世界での必要な体験が終わり、本来のすみかである霊界へと移行する過程に過ぎない……ということなのです。ですから、災害によって死を迎えるということは、実は悲劇でも何でもありません。亡くなった方のことを苦しかったろう、辛かったろう、無念だったろうと残された者たちは考えます。しかし、霊界へ赴いたその人たちは、はじめの頃こそ若干の混乱はあるとはいえ、すぐに霊界入りをした事実を受け入れ、霊界でのすばらしい生活に喜びを感じるようになるのです。そうした事実を知らない地上人の無知こそが悲劇といえるのです。

参考：ニューズレター９号ー皆さんのご質問にお答えして（天変地異） ↗

２３章さまざまな疑問に答える↗

●オーラとは

• オーラは身体が発するバイブレーションによって構成されている
  （肉体オーラと霊体オーラ）
• 意識のない物体でもオーラを出している
• 身体から出るオーラはその身体の状態を反映している
  （健康状態、魂の状態、精神の発達状態、魂の進化の程度）
• 肉体のオーラは健康状態、気性、習性などに関連したものが多く出る

●幽霊とは

• 地球のエーテル層に刻み込まれた像が想念の波動を受けて一人歩きをしているもの
• 地縛霊のしわざ

●時間は実在するか

• 人工の産物ではない
• 時計で計っているのは人間がこしらえたもの、時間そのものは実在する
• 人間が計る時間と空間は焦点が限られているので正確ではない

＊霊界には時間と空間はない、だから未来も過去も存在しないし、未来に行くこともできる、さらには未来はすでに実現している事実であるというような訳の分からない理屈を言う人がいます。しかし、それは事実ではありません。シルバーバーチがいうように、霊界にも時間は存在するのです。ただし「地上世界のような時間と空間はない」ということなのです。霊界では、状態の変化で時の流れを計ります。経験していく過程の中で時の流れを感じ取り（一種の精神的体験）それを時間の流れとして感じるのです。

●植物に意識はあるか

• 地上人のいう意識とは違うがある
• 地上ではまだ知られていない種類のバイブレーションに反応する感覚をそなえている
• 霊感の鋭い人の中にはそのバイブレーションを偶然にキャッチして、花とか野菜などの植物に関して新しい分野を切り開くことがある

●占星術は当てになるか

• 宇宙間のあらゆる存在物は振動しており、その波動が絶え間なく外部へ向けて放たれている
• その波動のもたらす何らかの影響力にも法則があり、それを知ることは役に立つ
• 真理の顕現の仕方は無限、それが顕現する媒体である人間の進化の程度によって違ってくる