学習のポイント

名古屋シルバーバーチ読書会

学習のポイント

「シルバーバーチの霊訓」は、これまで地上に伝えられた霊界通信の中で、最も優れたものです。「シルバーバーチの霊訓」によってもたらされた霊的真理は、質・量ともに他の霊界通信を圧倒しています。私たちの読書会では、「シルバーバーチの霊訓」をただ読むだけでなく、ポイントを絞ってシルバーバーチの示してくれた霊的真理の理解を深めていきたいと思っています。私たちが日常生活の中で、特に意識し努力しなければならないことを中心に、大霊や高級霊の重い、スピリチュアリズムの大原則 などを、毎回何ヶ所か取り上げています。ここではその内容を簡単に紹介します。

2011.7.17

2章 神はときには荒れ狂う嵐のごとく……

●2種類の霊的能力
(P44-1行目~後ろから1行目)
  • サイキック霊能力
    霊視・霊聴など
  • スピリチュアル霊能力
    直観力(霊的世界の真相が理屈・証拠なしにわかる)

*「サイキック霊能力」とはもともと霊体が持っている能力で、霊界の働きかけとはまったく関係のない能力です。霊視や霊聴、透視、サイコメトリーなどがあります。世の中の霊能者といわれる人たちのほとんどがサイキック霊能力を持った人たちです。「スピリチュアル霊能力」とは霊的成長することで身につく能力で、霊界の働きかけが受けられたり、霊界とタイアップできたりする能力です。ここでは「直観力」と書いてありますが、いわゆる「インスピレーション」と思ってもらえばいいと思います。サイキック霊能力は霊的成長のための努力は必要ありませんが、スピリチュアル霊能力は苦しみ・困難を乗り越えたり利他愛の実践を重ねていくという霊的成長のための努力によって身につくものです。スピリチュアリズムの進展のためにも、少しでも「スピリチュアル霊能力」が発揮できるよう私たちも努力したいですね。

●霊的次元にチャンネルを合わせる
(P44-後ろから1行目~P46-2行目)
  • 精神活動を止めて静寂の世界へ入り、受身になる
  • 高級霊からの高度な波長がキャッチできる(インスピレーション)
●スピリチュアリズムの実践はある種の禁欲主義
(P46-4行目~P47-3行目)
  • 人間は霊(神の分霊)と肉(物質)の二重構造
  • 霊肉のバランスをとる中で葛藤、成長する(霊主肉従の努力)
  • ・・・自由意志を行使して、動物性を抑え、潜在する神性を発揮する方向に努力する
●霊的成長のための条件(知識実践)
(P47-4行目~7行目)
  • 謙虚に、真摯に、敬虔な気持で(霊的知識を)学ぶ
  • 霊的知識を確立させる
  • 手にした霊的知識を他人のために役立たせる

*シルバーバーチに出会い、霊的真理を知って感動する人は多くいます。霊的真理を知るということは地上人にとっては本当に大きな恵みです。しかし、単に知識にとどまるならば何の意味もありません。手にした知識を日々の生活の中で実践しなかったならば、宝の持ち腐れです。とはいえ、実践を意識するあまりにシルバーバーチの言葉の深い意味がわからないまま、狭い視野の中でむやみに伝道して回るというのも早計です。じっくりと真理を学び、できるところから実践に移していくことが大切でしょう。霊的真理は学べば学ぶほど新しい側面が見えてきます。より深い理解とそれに伴った実践こそが大切です。

●純粋な利他的行為は決してムダにならない
(P48-3行目~後ろから4行目)
  • 「人のため」に努力
    霊界からの愛とエネルギーに取り囲まれる
  • 人に誤解、曲解されても、奉仕の仕事は生き続ける
●大きな悲しみの体験による霊的覚醒
  • 埋め合わせの原理
  • 辛い体験、試練、苦難
    真の自我に目覚め、純化、強化
●過去の自分の行為の結果が現在の自分
(P51-2行目~P52後ろから5行目)
  • 因果律の働きは完璧
  • 自分の思念、自分の言葉、自分の行為
    現在の自分
  • 魂にはそれまでの行為の結果が永久的に刻み込まれる
    ありのままの自分の姿

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