学習のポイント

名古屋シルバーバーチ読書会

学習のポイント

「シルバーバーチの霊訓」は、これまで地上に伝えられた霊界通信の中で、最も優れたものです。「シルバーバーチの霊訓」によってもたらされた霊的真理は、質・量ともに他の霊界通信を圧倒しています。私たちの読書会では、「シルバーバーチの霊訓」をただ読むだけでなく、ポイントを絞ってシルバーバーチの示してくれた霊的真理の理解を深めていきたいと思っています。私たちが日常生活の中で、特に意識し努力しなければならないことを中心に、大霊や高級霊の重い、スピリチュアリズムの大原則 などを、毎回何ヶ所か取り上げています。ここではその内容を簡単に紹介します。

2011.8.21

3章わたしたちは決して見捨てません〈1〉

●シルバーバーチの霊的真理の伝え方
(P60-6行目~P61 後ろから6行目)
  • 初心者に対して理性重視、自由意志尊重
  • 霊的真理を受け入れられる者に対して……
  • これまで信じてきたものでも間違っているとわかったら潔く捨て去る

*シルバーバーチは、自分の言っていることをすべて受け入れる必要はない、自分の理性を使って判断しなさいと言っています。安直に「信じるものは救われる」などとは決して言いません。神は私たちに、あらゆることに対して判断できるだけの理性を与えてくださっています。その理性をフルに活用することこそ重要なのです。そして理性が真実だと判断したものを受け入れればいいのです。そうして新しい知識を手に入れて、これまでの古びた知識が間違っていたとわかったら潔く捨て去らなければなりません。いつまでも間違っていると分かっている知識は、何の役にも立ちません。かえって進歩の障害になるだけです。

●霊的真理の伝道の鉄則
(P62-後ろから6行目~後ろから 2行目)
  • 霊的真理は受け入れられる時期というものがある

*スピリチュアリズムの伝道は、他の宗教とは違います。誰でも伝えさえすれば受け入れられるというものではないのです。霊的真理を受け入れられる時期という、つまり霊的覚醒する時期というものがあって、そうした時期に来た人にしか霊的真理は受け入れられないのです。むやみやたらの真理を押し付けてもだめということです。そっと差し出して反応を見る、相手が受け入れられると思ったら真理を手渡せば言いということです。それまでの準備は、霊界側でしてくれます。地上の私たちは、淡々と種まきに徹していけばよいということです。

●貢献できる道は開かれるのだろうか
(P63-5行目~P64-9行目)
  • 地上人の霊界の道具となって働く意思表示が必要
  • 霊界は決して見捨てない
●イエスについて
(P65後ろから2行目~P67後ろから1行目)
  • 進化する高級霊
  • スピリチュアリズム普及の指揮をしている
  • スピリチュアリズム普及のために働く高級霊・地上人を鼓舞している
  • イエスは私たちと同じ存在(はるかに進化しているが)
●霊界とのつながりについて
(P68-1行目~8行目)
  • いったん磁気的なつながりができると、二度と切れない
  • 霊界とのつながりができるきっかけ
    悲哀の体験(死別・苦痛・病気など)
    “苦”が果たす役割
●霊的真理こそ地上における諸問題の唯一の解決方法
(P69-5行目~P70後ろから1行目)
  • いかなる問題も霊的真理を適用すれば必ず解決する
  • 神の意志の成就を挫折させる力をもったものは地上には存在しない
  • 領土問題は本来ない人間は大霊の借地人
  • 霊的知識さえあれば、血も流さず、命も失わず、すべての問題が解決できる
  • 障害となるのは無知と既得権力
●霊界との一体関係
(P71-1行目~後ろから1行目)
  • 霊界からの愛の援護がある
  • 血縁のあった霊、霊的に近い存在の背後の霊、大勢の霊的家族の愛
  • 喜び、悲しみ、笑い、涙を分け合ってきた
  • 決して見捨てない

*霊界人は決して地上人を見捨てません。見捨てるのは地上人のほうだと言っています。私たち地上人の多くは、霊界人の存在を理解していても、ともすると日常生活の中で霊的意識が薄くなりその存在を忘れてしまいます。しかし、そんな私たちのことを片時も忘れることなく、励まし導き、援助してくれるのが守護霊をはじめとする霊界人なのです。シルバーバーチが言うようにその姿を見ることができたら、どれほど私たちは愛され守られているかを知ることができるはずです。


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