学習のポイント

名古屋シルバーバーチ読書会

学習のポイント

「シルバーバーチの霊訓」は、これまで地上に伝えられた霊界通信の中で、最も優れたものです。「シルバーバーチの霊訓」によってもたらされた霊的真理は、質・量ともに他の霊界通信を圧倒しています。私たちの読書会では、「シルバーバーチの霊訓」をただ読むだけでなく、ポイントを絞ってシルバーバーチの示してくれた霊的真理の理解を深めていきたいと思っています。私たちが日常生活の中で、特に意識し努力しなければならないことを中心に、大霊や高級霊の重い、スピリチュアリズムの大原則 などを、毎回何ヶ所か取り上げています。ここではその内容を簡単に紹介します。

2012.3.18

『シルバーバーチの霊訓』の霊的背景と歴史的使命

●スピリチュアリズムの本質と霊界通信
  • 霊界主導の地球人類救済プロジェクト
  • フォックス家事件(1848年)
    …霊界から地上への働きかけが始まった
  • スピリチュアリズム初期の心霊研究
  • …「霊魂説」を証明して霊界通信が可能であることを知らせる(霊界通信の前座)
  • 霊的無知と2つのガン…地球上のさまざまな悲劇
●世界3大霊訓
  • 『霊の書』
    1857年出版、フランス人アランカルデック編集、統括霊“聖ルイ”の指示のもと編集、「再生論」中心、フランス系スピリチュアリズム(スピリティズム)のバイブル、スピリチュアリズムを「信仰」として展開
  • 『霊訓』
    1873~1883年、1883年出版、霊媒イギリス人ステイントン・モーゼス、通信霊“インペレーター”(預言者“マラキ”)、キリスト教との対立、「再生論」の否定、キリスト教に対する思想闘争、英国スピリチュアリズムのバイブル
  • 『シルバーバーチの霊訓』
    1920~1981年、霊媒イギリス人モーリス・バーバネル、「再生論」をめぐる誤解や錯綜を解決、スピリチュアリズム思想の集大成
●『シルバーバーチの霊訓』の本質
  • 大霊団の総意の代弁(何百億という大霊団で検討された霊的知識)
  • 大霊団のマウスピース(一個人の見解・メッセージではない・個人的な霊界通信ではない)
  • 霊的知識・霊的思想の集大成(人類史上最高の叡智)

*スピリチュアリズムは、霊界主導の地球人類救済運動です。地上人が自分たちで自分たちを(霊的に)救うことがもはや無理であると判断した霊界人が、霊界から救いの手を計画的に差しのべてきたという一大プロジェクトです。それほどに地上の惨状はひどいものなのです。そして何とか同じ霊的同胞である地上人を救おうと、霊界の高級霊達が自らを犠牲にしてこの人類救済運動であるスピリチュアリズム運動に参加しているのです。その救済の実行部隊として地上に派遣されたのが「シルバーバーチ」というわけです。実行部隊といっても、地上人を霊的に救うには、霊的真理を理解させ、摂理に沿った歩みをさせる以外に方法はありませんから、シルバーバーチの役割は、その真理を地上人に届けることでした。

2012.3.18

8章絶望してはなりません〈1〉

●英国王エドワード八世の「王冠を賭けた恋」
  • 米国人女性ウォリス・シンプソンとの結婚のために王位を放棄
  • 英国全土が危機的状態に陥った
●いかなる事態にあっても霊的視点からものを見る
  • 過度の個人崇拝はだめ(王、教祖など)
    一個人の人間にすぎない
  • 崇敬の念を抱く対象は全宇宙、全生命の王である神のみ
  • すべての人間は等しく神から愛され、豊かな恩寵が与えられる
●王室の問題より大きな問題
  • 大霊が用意された恩恵に十分浴せない人たち
  • …悲劇と暗黒の中にいる人、その日の食べ物にも事欠く人、太陽の光も届かない場所で生活している人
  • 涙ながらに苦境を訴えている一般庶民のことを忘れてはならない
  • 庶民の痛み・苦しみ・悲しみは王室一個の難事よりはるかに大きい
●スワッハーのサイキックニューズ紙での論評
  • 真実を述べれば、必ず人の心に訴えるもの
  • 迷信と偏見による抵抗はあるもの
  • 幻影のベールを剥ぎ取り実相を明らかにするという役割
●真理はすべてに優先する
  • 真理が近づくと無知は逃げ去る
  • 真実とは
    大霊の愛の大きさ、大霊の恩寵の無限性、全人類に分け隔てなく配剤されている愛と叡智と知識
  • 大霊の顕現を妨げるものはすべて排除しなければならない
  • 人工の教義への隷属状態はすべて解きほぐさないといけない
  • 日常生活の中では、永遠の霊的真理を忘れがち
    ぼやけた焦点を回復させる
  • ――私たちが携わっている仕事
  • まだまだ学ばねばならないことが沢山ある
  • 義務が大きいだけ、それだけ多くの犠牲を強いられる
  • 手にした知識が大きいだけ、責任もそれだけ大きくなる
  • 代価なしには何も手に入れることはできない

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