学習のポイント
「シルバーバーチの霊訓」は、これまで地上に伝えられた霊界通信の中で、最も優れたものです。「シルバーバーチの霊訓」によってもたらされた霊的真理は、質・量ともに他の霊界通信を圧倒しています。私たちの読書会では、「シルバーバーチの霊訓」をただ読むだけでなく、ポイントを絞ってシルバーバーチの示してくれた霊的真理の理解を深めていきたいと思っています。私たちが日常生活の中で、特に意識し努力しなければならないことを中心に、大霊や高級霊の重い、スピリチュアリズムの大原則 などを、毎回何ヶ所か取り上げています。ここではその内容を簡単に紹介します。
2012.8.19
11章霊的真理は不変です↗
●シルバーバーチの身元(P236ー1行目~5行目)
- シルバーバーチは地上時代の身元を最後まで明かさなかった→どうでもいいこと
- 重要なのは通信の内容、高級霊の総意を代弁しているシルバーバーチの言葉
*シルバーバーチは、半世紀以上にわたって地上に霊的真理を伝えてきましたが、その間自分の身元を明らかにすることは決してありませんでした。わかっているのは
・3000年前に地上で生活していた
・多神教を信奉していた
ということくらいです。「シルバーバーチ」という名前もいわゆるニックネームで、本当に名前ではありません。また、シルバーバーチは自分のことを「大霊の僕のインディアン」と言っていますが、実際に地上時代インディアンであったのは霊界側の霊媒です。シルバーバーチほどの高級霊になると、直接地上まで下りてくるということができません。そのため通常の霊界通信のように直接地上の霊媒に通信を送ってくるということができません。そこでいったん霊界側の霊媒を通して地上の霊媒に通信を送るという2段構えの方法をとっています。この時の霊界側の霊媒がレッドインディアン(マルセル・ポンサンの心霊画に描かれているインディアン)であるということです。シルバーバーチは、自分の身元に関心を持つよりも、通信内容に関心を持ってほしい、しかもそれを理性で判断してほしいと言っています。他の多くの通信霊がその身元を明かしていることを考えると、シルバーバーチの徹底した真理普及の役割に徹底した態度は高級霊そのもといえるでしょう。
●絶対に誤ることのない知識は大自然の摂理(法則)のみ
(P236-7行目~P238後ろから1行目)
- 多すぎる知識とくに間違った知識は危険→自由な思考ができなくなる
- キリスト教の教義…基盤そのものが間違っている
- いかなる書物・教会・指導者であろうとたった一つのものに盲従してはならない
- 大自然の摂理に従う(大霊が定めた、絶対に誤らない)
- シルバーバーチの言葉(霊界の審議会で用意された叡智)を広める
→大霊の御心にそった生活
→地上世界の悲劇の駆逐
→魂の解放、精神の自由、肉体の健康
●イエスの復活について
(P240-4行目~P244-2行目)
- シルバーバーチ…復活は生命の大霊の摂理の一環、誰もが可能
- イエスの復活ーキリスト教
- …イエスのみが死後復活できた、イエスのみの奇跡
- イエスが起こした奇跡は心霊法則を使用したもの
- 物的な心霊現象(霊の姿が見える)は重要ではない
- 一人一人の霊性を開発することが重要
- 霊的叡智は常に物質界へ流入しようとしている(奉仕の法則)
→道具となる人間が必要 - 霊性を開発させる
→より高度でより大きな霊的エネルギーを捉えることができる - 定期的な霊的集まり
→霊性がますます発揮される(霊的な読書会開催の意義)
●スピリチュアリズム運動の成果について
(P245後ろから3行目~P248-8行目)
- 地上世界全体に成果が行きわたりつつある
- 悲しみに沈んでいた心が明るさを取り戻す、陰気な暗闇に光明の光が差し込む
- 無知が存在するところに知識がもたらされる、臆病な心に勇気をもたらす
- 人生に疲れた人に力を与える、道を見失った人たちを鼓舞する
- 大霊とその子等のために献身する人たちの背後には強力な霊の集団が控え、応援してくれている
- 事実を認識させた
- 死による永遠の別れはなく、愛する人は今もなお健在であることを証明した
→霊的には一段と親密になるという事実を認識することができた - 霊団の影響力の大きさを見せられないのが残念
- 聖霊の働きは今もある(イエスの時代と同じ)
- 「喪の悲しみの中にいる人を慰め、病の人を癒し、暗闇の中にいる人に光明をもたらし、人生に疲れた人に力を与え、無知の人に知識を授けてあげなさい」という教え
- 互いに扶助しあうということが生命の大原則